【イップス】どんな症状?野球に多い!?原因やなりやすい人、治し方教えます!

編集部 スポジョバ

【イップス】どんな症状?野球に多い!?原因やなりやすい人、治し方教えます!

編集部 スポジョバ

【イップス】どんな症状?野球に多い!?原因やなりやすい人、治し方教えます!

「イップスとはどのような症状なの?原因は何?

「そもそもイップスとは?なりやすいのはどのような人?」

イップスを発症してしまうと、野球において、重要な場面で本来の力を発揮することが出来なくなることがあります。

緊張や疲れ、理由や原因はさまざま考えられますが、克服が困難なものも存在します。

今回はそんなイップスについて詳しく紹介していきます。

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野球におけるイップスとはなに?症状はどんなものなの?

イップスとは、元々ゴルフの世界で生まれた言葉で、

「パターを外してしまった時に大きなショックを抱え、以後思うようなパッティングができなくなってしまう現象のこと」です。


ゴルフでのイップスの症状や原因に関してはこちらの記事で詳しく取り上げています!

【ゴルフイップス】どんな症状?原因や対処法を教えます!


ゴルフで元々使われていイップスという言葉は次第に野球の世界でも使われるようになりました。

野球においてイップスとは「腕が震えたり、硬直してしまいボールを思うように送球(プレー)できないこと」を指します。

ピッチャーが投球をした際に、守備についている選手が、打球をキャッチし、その後投げる時に思うような基本的な動作(送球・プレー)ができなくなってしまう症状があります!


イップスの原因とは?病気なの?怪我なの?

イップスの根本的な原因は精神的なものとされています。

イップスにおける研究は進んでいるものの、未だ明確な治療法は存在せず、精神的ショックが原因であるため、病気や怪我とも断定し難いものがあります。

プロ野球では、阪神タイガースに在籍している藤浪 晋太郎投手(2020年7月現在)

を例にあげることが出来ます。

2017年の公式戦で、バッターの頭部付近にボールを投げてしまいました。

それにバッターが憤慨し、乱闘騒ぎにまで発展してしまった一件以降、藤浪 選手は思うような投球・守備ができず、数年の間、成績を著しく落としてしまいました。

乱闘まで発展したことや、プロとしての重圧が藤浪選手を更に追い込んだことはいうまでもありません。

しかし、イップスはプロ野球選手に限った話ではありません

イップスとは、精神的ショックによるトラウマが原因となるため、性格やシチュエーション次第では、高校生・ジュニア問わずイップスになる可能性は十分にあるのです。

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イップスになったらどうしたらいいの?治し方は、練習?リハビリ?

先ほども述べた通り、イップスは医学的な根拠はありません

障害として認定されてもいないので、具体的な病院での治療法やリハビリはありません。

克服する方法としては、

・自信を取り戻せるシチュエーションを重ね、精神的に回復する

・ミスを少しでも減らせるように、練習をたくさんして技術を磨くこと

主にこの2点になります。

精神的なショックで力が発揮できないということは、裏を返せば、自信を取り戻すことイップスを克服することができると言えます。

プロ野球では打たれてしまった投手を、あえて翌日も続けて使い、リベンジするチャンスを与えることがよくあります。

これは、投手が打たれてしまった悪いイメージを長く引きずるより、早くリベンジさせることで調子を取り戻させるといった意図があります。

とはいえ、そもそもゴルフ、野球におけるイップスに共通して言えるのは、技術力の低さがイップスの原因を招いてしまったということです。

そのためイップスを克服するには、日々の練習により技術を磨きリベンジする他ないのです。

こちらでは、各ポジションの役割や必要な技術をまとめて取り上げています!
野球のポジション一覧!役割や守備位置、人気ポジションを紹介!


あなたは大丈夫?イップスになりやすい人はどんな人?

プロ野球選手の例にもあるように、野球におけるイップスは比較的、投手(ピッチャー)に多いと言えます。

理由としては

・小さなスペースにボールを投げ込む

・神経をすり減らすほどのコントロールが求められること

・硬球を至近距離から人に向かって投げる

・人を殺してしまいかねない責任の重いポジション

などが考えられます。

しかし、あくまで投手に多いだけであって、他のポジションでもイップスになりかねないシチュエーションは存在します。

たとえば、2015年に引退した元オリックス・バファローズの平野 恵一 選手は、バッターが打ったフライをダイビングキャッチで捕るプレーが代名詞でした。

彼は2006年にファウルフライに対してダイビングを試みた結果、頭からフェンスに激突し、選手生命を脅かされるほどの大ケガを負いました。

もう二度とダイビングキャッチはできないと、イップスに陥ってしまうのも当然です。

ところが、平野 選手は見事に復活を果たし、復帰後もイップスに陥ることなく、代名詞のダイビングキャッチでファンを魅了し続けました。

これは、彼の負けず嫌いの性格と自信が功を奏したと言えるでしょう。

イップスへの耐性は性格によるものが大きいですが、

・勝つ寸前でエラーをしてしまった

・ここ一番で打たれてしまった

・ミスの後に、監督や味方に激しく叱責された

といったシチュエーションによっては、メンタルの強い人でも陥る可能性はあります。

選手を取り巻く環境の改善や、良好な人間関係を築くことも、イップス克服や防止には大切なポイントと言えるでしょう。


今回は野球のイップスについて詳しく紹介してきました!

具体的な措置がない現代においては、休養という選択肢も何か良い影響をもたらす可能性はありますが、

早く克服したい方にとっては、練習を積み重ね、自信を取り戻すしかありません。

自信をなくした選手のケアをできるよう、監督・コーチ・その他の選手が、その選手にとって良い環境を協力して作ることも重要です。

チーム全体でイップスへ取り組んでいくことこそが一番の克服方法なのです。

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