「ゴルフのイップスとはどんなもの?」
「原因は何?対処法が知りたい!」
スポーツには、突然思うようにプレーができなくなるイップスが存在します。
主に野球で耳にするこの言葉ですが、実はゴルフでもイップスは起きているのです!
今回は、ゴルフのイップスに注目します!
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イップスとは「スポーツにおいて集中すべき局面において極度に緊張すること。また、そのために震えや硬直を起こすこと。イップス病。」と調べると出てきます。
野球で多く聞かれますが、同時にゴルフでも多く聞かれる言葉です。
ドライバーショットやアプローチショットの場面で多く見られますが、パターでも起こる事があると言われています。
一度イップスになってしまうと、脱却するのに時間が掛かってしまう確率が高く、ゴルファーの悩みの種の1つと言って良いでしょう。
「練習場では上手くいくのに、ラウンドに出るとイメージ通りのショットが打てない」
というのは経験ある方が多いと思います。
では実際の症状を見てみましょう。
■ドライバーショットの場面
ショットの際に右や左に大きく曲げてしまう。また、当り損ねてしまう場面もあります。結果、OBや1打ペナルティーになってしまう事がほとんどです。
■アプローチショットの場面
・ボールの芯にしっかりとクラブが入らずに思い切りゴロの玉が出てしまうことや思い通りの飛距離が出ずにグリーンに乗らないことがあります。
■パターの場面
・しっかりと打ちきれずにカップに届かない、逆に思い切り打ってしまい、カップから大きく外れてしまうことがあります。
イップスになると、スコアも伸びず停滞してしまいます。
心技体の一致が大切なゴルフにおいては致命的な状況となってしまいます。
日本のみならず、世界のトッププレーヤーもイップスに陥ります。
では、なぜゴルフでイップスが起こってしまうのでしょうか。
2つの要素があると言われています。それが肉体的な部分と精神的な部分です。
■肉体的な部分
・極度の疲労によるもの
・怪我などの影響で体全体のバランスが崩れてしまっている
・極度の力みによるもの
■精神的な部分
・過度に自分自身に対して緊張を与えてしまう
・自分自身にプレッシャーを与えすぎてしまい、不安や恐れを抱いてしまう
・集中力が切れてしまっている
このイップスが起こる原因には諸説あります。
しかしながら、医学的に原因が解明されていないのが厄介なところです。
また、加齢による脳の伝達スピードの低下によって引き起こされるという説もあり、神経科学的な観点から引き起こされるという事も考えられています。
「イップスを経験したのは、全ゴルファーの33-48%に上り、加えてゴルフを25年以上経験しているプレーヤーに多く出やすい」
というアメリカの研究結果もあります。
更に、プロゴルファーや上級者に出やすいという事も言われています。
イップスにならないために、もしなってしまった場合に克服するための対処法はどのような事があるのでしょうか?
■深く考えすぎない
絶対に決めないといけない。などの「〜しないといけない」というプレッシャーを自分自身に掛ける事で考えすぎてしまい、上手くいかなくなることがあります。
少し気楽にポジティブな気持ちでプレーすると良いのかもしれません。
「失敗しても良い」とか「少しでも寄れば良いかな」くらいの気持ちでプレーすると変わってくるはずです。
少しでも上手くいったら自分自身を褒めてあげるのも大切です。
■とにかく練習をする
練習を繰り返す事で自分自身のスイングやリズム、呼吸を体に覚えさせて染みつける事ができます。
そうする事でラウンドに出た際に、どんな局面でも練習と同じようにやろうという気持ちになり、普段通りのスイングができるようになってきます。
心を整えて、自分らしくプレーする。これが大切なのかもしれませんね。
今回はゴルフのイップスについて紹介しました!
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