ソフトボールの塁間距離!グラウンドの寸法や1塁のダブルベースの役割とは!?

編集部 スポジョバ

ソフトボールの塁間距離!グラウンドの寸法や1塁のダブルベースの役割とは!?

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ソフトボールの塁間の距離って野球と比べてどれくらいなんだろう?」

1塁にあるオレンジ色のベースって何のためにあるの?」

野球と比べられることが多いソフトボール。

グラウンドの寸法や塁間の距離はどれくらい違うのでしょうか?

今回はソフトボールのグラウンドの大きさ、特に塁間距離に注目してソフトボールについて紹介していきます。

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ソフトボールは野球の3分の2の大きさ!?それぞれの距離を紹介!


ソフトボールは野球と比べてグラウンドが狭いことが特徴のひとつですよね。

例えば、ソフトボールは野球と比べて、ベース間が約3分の2の塁間(ベースとベースの間)になっています。

ソフトボールの塁間は18.29m、野球の塁間は27.431mです。

グラウンド全体を比べると、野球の内野手の位置が、ソフトボールの外野手の前進守備と同じくらいの感覚です。

ポジションをイメージすると、ソフトボールのグラウンドがいかに小さいことがわかりますよね。

ではなぜ、ソフトボールのグラウンドは野球のグラウンドより小さいのでしょうか?

その理由は、ソフトボールという競技の起源が関係していると言われています。

ソフトボールは、野球選手たちが冬場に室内で練習するために行われたのが始まりだと言われています。

それは、1887年のアメリカ合衆国シカゴのファラガット・ボートクラブでの出来事。

ジョージハンコック氏(G.Hancock)が、ボクシングのグラブをボールに、ほうきをバットに見立てて、

ダイヤモンド型で野球のまねごとを体育館の中で行っていたそうです。

ソフトボールのグラウンドが小さい理由は、もともと室内競技だったからだと考えられるんですね!

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1塁にあるオレンジベースの役割とは?衝突を回避するため!?


ソフトボールと野球のグラウンドを比較してみると、大きさだけでなく、1塁にも違いがあることが分かります。

ソフトボールのグラウンドには、1塁にオレンジ色のベースがあるのです!

野球にはオレンジ色のベースがありませんよね。

オレンジベースがあることもソフトボールの大きな特徴の1つと言えます。

ではなぜ1塁にオレンジ色のベースを増やしたのでしょうか?

実はオレンジベースを置き始めたのは、1987年から。

ISF(国際ソフトボール連盟)ルール委員会で、カナダのソフトボール協会からあるルール提案がされ、可決されました。

そのルールとは、接触プレーによる事故防止を目的として、1塁にダブルベースをおくルールです。。

ソフトボールは全体的に距離が近いため、交錯プレーが非常に多く衝突し、怪我をすることも少なくありません。

危険から選手を守るために作られた、比較的新しいルールです。

オレンジベースの主な使い方としては、バッターランナーが一塁に駆け抜けるときに使われるもので、白いベースは一塁手と一塁走者が使います。

例外として、バッターランナーが振り逃げしたり、インプレーの状態でボールがダイヤモンドの外(オレンジベース側)に出ている場合は、

一塁手がオレンジベースで対応することも可能です。

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塁間が短いと守備が大変!?一瞬の判断が命取りになる!?


塁間が短いことで、大きな影響があります!

ソフトボールの試合では、一瞬の判断でエラーになってしまったり、内野安打(ヒット)が非常に多くなります。

これは、塁間が短いから起こってしまうことなんですね。

足が速い選手だと、ショートゴロを打っただけでセーフになることもあります。

守備をするときには注意が必要です。

というのも、野球では一度持ち替えてファーストに投げてもアウトにすることができますが、

ソフトボールではボールを取った瞬間投げなければアウトにできません

また、ランナーがいるときには、一瞬でどこに投げるかの状況判断をしなければならないので、判断力が勝敗を大きく分けます

また、野球ボールとは違い、ソフトボールはツーバウンド目に不規則なバウンドをします。

距離が近い分、打球のスピードもさらに速くなります

大きなボールが速く飛んでくるので、サードやファースト、ピッチャーは特に瞬発力が鍵になってくるポジションです。

このように、ソフトボールは野球と比べて塁間が短いため、1塁がダブルベースであったり、

守備の時にも一瞬の判断やミスが勝敗を分けたりするんですね!

今回は、ソフトボールの塁間について説明してきました。

ソフトボールについてまた1つ詳しくなれたのではないでしょうか?

野球だけでなく、ソフトボールにも注目してみてください!

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