「ゴルフ場で仕事をする」というのは、ゴルフ好きの人にとっては憧れなのではないでしょうか?
キャディーやフロントなど、自分がお客さまとしてゴルフ場を利用する時に関わる職種なら仕事内容もなんとなく想像がつくかもしれませんが、ゴルフ場の仕事は他にも数多くあります。
この記事では、ゴルフ場の仕事の種類とそれぞれの仕事内容について詳しく解説します!
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ゴルフ場は非常に規模が大きく、そこで働いている人の仕事内容も多岐にわたっています。
ここではゴルフ場にある仕事の種類を「接客系」「管理系」「事務系」の3タイプに分けて解説します。
また、番外編としてゴルフ場ならではの面白い仕事もご紹介します!
ゴルフ場の「フロント」で受付・案内業務を行うスタッフです。
具体的には、来場したお客さまの受付とプレー終了後の精算、予約管理や電話対応などの業務があります。
接客業のため基本的なビジネスマナーやコミュニケーション能力が求められますが、ゴルフ未経験でもできるお仕事です。
ポーターとは、お客さまのゴルフバッグを運ぶ職業のことです。
ゴルフ場の車寄せで、駐車場に向かうお客さまの車のトランクから重たいキャディバッグを下ろし、キャディバッグ置き場に運んだり、直接ゴルフカートまで運ぶこともあります。
またプレーの終了後には、ゴルフカートから降ろされたキャディバッグをお客様に引き渡すのもポーターの仕事です。
お客さまと一緒にコースを回り、プレーや移動のサポートをするのが仕事です。
各ホールを移動する際のゴルフカートの運転や、コースやゴルフクラブに関するアドバイスなどを行い、お客さまが快適にプレーできるように気を配ります。
ゴルフコンパニオンは「ラウンドガール」とも呼ばれ、キャディーと同じようにお客さまとコースを回ります。
キャディーと違うのは、ゴルフコンパニオン自信もお客さまと一緒にゴルフをプレーする点です。
そのため、スムーズにラウンドできる程度のゴルフ経験(スコア100~120程度)が求められます。
ゴルフコース内に設けられている売店で、主にコーヒーなどの飲み物やお菓子、軽食を販売する仕事です。
代金の精算はプレー終了後に行われることが多く、注文内容をパソコンなどに入力して受付に送信するなど通常のレジ打ちとは異なる業務を行うこともあります。
ゴルフ場併設のレストラン内のホールスタッフやキッチンスタッフです。
仕事内容は一般的なレストランとほとんど同じです。
ホール担当は席の案内、オーダー、料理の提供などを行い、キッチン担当は食材の仕込み、調理、皿洗いなどを行います。
ゴルフコースの整備や調整を行う仕事で、「グリーンキーパー」とも呼ばれます。
コース管理はプロフェッショナル性の高いお仕事で、単純に芝刈りをしたりバンカーをならしたりするだけでいいというものではないことも多いです。
コース改修に合わせた排水設備の変更作業や芝生の病気の研究などにも取り組んで、ゴルフコースを常に美しく快適に保つことが求められます。
主な作業時間はお客さまがプレーをしていない時になるため、早朝や夕方以降に稼働することが多いです。
クラブハウスの清掃やメンテナンスを行う仕事です。
ロッカールームやシャワールームを清掃したり、リネン室でタオルなどの備品を補充したりして、クラブハウス内を清潔に保ちます。
マスター室とは、お客さまのプレーの進行状況を管理する管制塔のような場所です。
フロントと連携しながらお客さまの到着状況を確認し、各組の出発時間などを調整します。
他にもゴルフカートの位置情報などを管理し、プレー中の各組がバッティングしないように進行状況をコントロールします。
ゴルフ場の責任者として、全体を統括します。一般企業に例えると「社長」のような存在です。
設備変更や人事など、ゴルフ場のあらゆることに関する決定権を持っていて、その分売上や経営に対する責任も大きな仕事です。
従業員の勤怠管理や給与の支払い、社会保険の手続きなど、ゴルフ場で働く人が安心して仕事に取り組めるようにサポートする仕事です。
ゴルフ場によって異なりますが、フロントスタッフなど別職種の人が事務の仕事も兼ねる場合があります。
「ゴルフ場の営業って何をするんだろう?」とイメージが湧きにくいかもしれませんが、コンペや大会などの団体予約を増やす役割を担います。
お客様と打ち合わせを行いながら、スムーズなコンペ運営ができるように段取りを行います。
ゴルフをプレーしていると、ボールが池ポチャしてしまったり林のなかに入ってしまったり、しばしば「ロストボール」が発生します。
実は、こうしたロストボールを拾い集める仕事もあるんです。
回収したボールを持ち帰って売却して報酬を受け取る場合もあるそうです。
また、池に潜ってしてボールを拾い集める仕事を「ゴルフボールダイバー」といいます。
「潜水士」という国家資格が必要な仕事のため、ゴルフボールダイバーの中には年収が1,000万円を超える人もいるそうです。
ここまで、ゴルフ場で働く人の仕事内容を紹介してきましたが、ゴルフ場以外にもゴルフに関わる仕事はたくさんあります。
ゴルフ業界全体でどんな仕事があるのか知りたい方はこちらの記事もご覧ください!
ゴルフ場で働くとしたら、どんないいことや大変なことがあるのでしょうか?
ここからは、ゴルフ場で仕事をするメリット&デメリットについてまとめます!
★何より楽しい
ゴルフが好きな人にとっては、一日中好きなことに関わりながら働けることはこの上なく楽しいのではないでしょうか。
また、職場で関わる人の多くもゴルフが好きな人たちなので、会話も盛り上がり、働いている中で自然とゴルフの知識も身につきます。
★優待を受けられる
ゴルフ場によっても異なりますが、特別料金でラウンドできたり関連施設を利用できたり、様々な優待を受けられる場合があります。
働きながらゴルフも上達できるとしたらうれしいですよね。
★終業時間が早い
一般的にゴルフは早朝から昼過ぎにかけてプレーするものなので、ゴルフ場の従業員もプレー時間に合わせて働きます。
そのため、夕方くらいには退勤できることもあるようです。
★朝が早い
一番早いお客さまは6時30分頃にゴルフ場にやってきます。
そのため、ゴルフ場の従業員も6時頃には出勤する方も少なくありません。
ゴルフ場は郊外にあることも多く、通勤に時間がかかる可能性もあるでしょう。
朝が苦手な人にとっては早起きが辛いかもしれません。
★土日に休むのが難しい
主に土曜日・日曜日に客足が多くなるため、土日は基本的に出勤することがほとんどです。
休みは平日にシフト制で取得することになります。
土日休みがいい人にはゴルフ場の仕事は合っていないかもしれません。
★体力的に大変な職種もある
キャディーやコース管理などの一日中外で働く仕事は、天候にも左右されやすく体力に自信のある人に向いています。
特に夏場に外で過ごすときには熱中症対策が欠かせません。
他にもポーターなどは重いゴルフバッグをたくさん運ばなければいけないため、体力的に辛いこともあるかもしれません。
ゴルフ場の仕事の募集を見ていると、正社員、アルバイト・パートなど様々な雇用形態があることが分かりますが、それぞれの雇用形態で働き方や待遇面で多少の違いが生まれます。
正社員は、基本的に週5日フルタイムで働きます。時間的な拘束が多い分、月給制で毎月安定した収入を得ることができます。
ゴルフ場によっても異なりますが、賞与や家賃補助などの各種手当が支給されることもあり、福利厚生が充実しているのも正社員ならではのメリットです。
アルバイト・パートの場合は、正社員よりも勤務時間や勤務日数の自由度が高いです。
自分の希望に応じて、働く日や時間を調整しやすいので、柔軟な働き方を希望する人にはおすすめです。
アルバイト・パートの場合は勤務時間や日数に応じて、時給や日給で給与が支払われます。福利厚生などは対象にならない場合が多いです。
正社員雇用とアルバイト・パート雇用の特徴をよく理解して、応募する求人を検討するようにしましょう。
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