最近ゴルフの練習を始めた人なら、イーグル、バーディーなどの独特なゴルフ用語に最初は戸惑うのではないでしょうか?
「イーグルって聞いたことはあるけど、どんな意味や由来があるの?」
「どのくらいの確率でイーグルを達成できるんだろう?」
「イーグルを出すポイントは?」
この記事では、ゴルフの『イーグル』とはどういうものなのか、ゴルフ初心者がコースを回るのに必要な知識を分かりやすく解説します!
また、こちらの記事ではゴルフのプレー中の反則について詳しく解説しています。
独特のルールも多いゴルフ、初めてのラウンドでも慌てないようにぜひチェックしてみてくださいね。⇒【初心者必読】ゴルフのペナルティ!「知らなかった!」を防ごう!
イーグルとは、ゴルフのスコア(点数)を表す言葉です。
ゴルフは、ボールをできるだけ少ない打数(スコア)でカップ(ホール)に入れるスポーツ。
各ホールには「規定打数」と呼ばれる打数の「目安」が設定されています。
この規定打数のことを「パー」と呼び、例えば規定打数が3打のホールは「パー3」、4打なら「パー4」、5打なら「パー5」という言い方をします。
では本題のイーグルとは何かというと、各ホールの規定打数よりも「2打」少なくホールアウト(=ボールをカップに入れる)することをいいます。
例えば、パー5のホールを3打、パー4のホールを2打でホールアウトした場合、見事イーグル達成!です。
また、イーグルの他にも「規定打数よりどれだけ少なく(多く)ホールアウトしたか」を表す色々なゴルフ用語があります。
★パー:規定打数「プラスマイナスゼロ」
★バーディ:規定打数「マイナス1打」
★アルバトロス:規定打数「マイナス3打」
★コンドル:規定打数「マイナス4打」
★ボギー:規定打数「プラス1打」
ちなみに「パー」についてはこちらの記事で詳しく解説しています!
⇒【ゴルフ用語解説】パーの意味とは?スコアの基礎知識を教えます!
イーグルがゴルフのスコアを表す言葉だっていうのは分かったけど…。
そもそもなんで規定打数よりも2打少なくホールアウトすることをイーグルと呼ぶのでしょうか?
鳥類のイーグル(ワシ)とは関係あるのでしょうか?
次はイーグルなどのゴルフ用語の由来を見ていきましょう!
結論からいうと、ゴルフのイーグルは鳥の鷲(ワシ)を意味する英語「Eagle」に由来しています!
実はイーグル以外にも鳥の名前に由来するゴルフ用語はいくつもあるんです。
具体的には、「バーディ(birdie=小鳥)」「アルバトロス(albatros=アホウドリ)」などがあります。
それではなぜ鳥の名前がゴルフ用語の語源になったのでしょうか?
一説によると、あるゴルファーが1打少なくホールアウトしたシチュエーションで、「flew like a bird」(鳥のようにボールが飛んだ)と言ったそうです。
その出来事をきっかけに、規定打数より1打少なくホールアウトすることをバーディと呼ぶようになったそうです。
そして、「規定打数マイナス1打がバーディ(小鳥)なら、さらに上のスコアはもっと大きくて強い鳥の名前でなければ!!」
という理由で、バーディーよりもさらに1打少ない場合はより大きな「イーグル(ワシ)」に、さらに1打少ない場合は「アルバトロス(アホウドリ)」になったと言われています。
ちなみに、アルバトロスよりも上のスコアもあることを知っていますか?答えが知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
ところで、「規定打数より2打少なくホールアウトする」のがイーグルですが、それってどれくらいの難しさなのでしょうか?
意外と簡単だったりするのでしょうか?
ここからはイーグルの難易度や達成確率について見ていきましょう!
イーグルが出る確率は、数千ラウンドに1回程度と言われています。
なんと0.1%未満!アマチュアだけでなく、プロゴルファーでもイーグルを達成するのはとても難易度が高いといえます。
イーグル達成には、「パー3のホールを1打」「パー4のホールを2打」「パー5のホールを3打」でホールアウトする必要があります。
このなかで最もイーグルを狙いやすいのが規定打数の最も多いパー5のホールといわれていますが、それでも達成のハードルは非常に高いです。
というのも、1打目・2打目と連続で飛距離250ヤード以上のショットを決めてボールをグリーンに乗せるだけでなく、3打目のパターも確実に決めなければいけないからです。
それだけイーグルを達成するのは難しく、たった1打でカップインするホールインワンと同じくらい確率が低いとも言われています。
それでは、イーグルの達成は諦めたほうがいいのでしょうか?
そんなことはありません!イーグルの達成はとても難しいですが、誰にでも狙うチャンスはあります。
イーグルを達成するにはどんなポイントを意識したらいいのでしょうか?
イーグルを達成するためには、ゴルフの総合的な技術を向上させる必要があります。
まず、ロングショットでしっかりと1打目・2打目の飛距離を稼がなければいけません。
飛距離が長いだけでなく、狙った方向・場所に正確に飛ばせるようになる必要があります。
次に、パターの正確性も求められます。
ロングショットが成功してうまくグリーンに乗せられたら、たった1打のパッティングで正確にカップにボールを入れなければいけません。
パッティングにはメンタルの影響も大きいので、大事な一打で動揺しないように練習を重ねておきたいところです。
こうしたゴルフの総合的な技術は一朝一夕で身に着くものではありません。
基本的な練習を繰り返して、自分の苦手なところやクセを知って、少しずつ技術を磨いていきましょう!
ちなみに、「ショットが詰まってしまいがち」「ショットの安定性を高めたい」という人は、構えを「オープンスタンス」にするのがおすすめです。
オープンスタンスについてはこちらの記事で解説しています!
⇒ゴルフのオープンスタンスとは?構えやメリットを詳しく解説!
ゴルフのスコアは関係ない!ゴルフ好きなら挑戦できるゴルフの仕事をチェック!👇
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