「世界的にバスケットボールが強い国はどこ？」
「日本男子バスケが世界ランキングで何位に位置するのか知りたい！」NBAに一巡目でドラフトされ2022年現在ワシントン・ウィザーズで活躍する八村塁選手、本契約を結びトロント・ラプターズでプレイしている渡邊雄太選手、オーストラリアのメルボルン・ユナイテッドで活躍中の馬場雄大選手を筆頭に、世界で活躍する選手を擁し勢いに乗る男子日本代表チーム。
では男子バスケットボール日本代表チームは、世界ランキングの中では何位に位置しているのでしょうか？
今回は、男子バスケットボール日本代表チームのランキングや、その他にもランキング上位国についてまとめていきます！
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FIBAが2022年3月1日付で公表した最新版のバスケ男子世界ランキングで、日本は38位に位置しています。
登録されている国が約160カ国なので、上位25％以上には入っています。
では、FIBA世界ランキングはどのように順位付けされているのでしょうか？国際的な大会での順位によって、この世界ランキングは決まっていきます。
参加国が多いFIBA世界大会での順位はポイントが高く、参加国が少ないアジア大会、ユーロ大会ではポイントが少ないなど、大会の規模ごとに取得できるポイントは変わります。
2019年のワールドカップや東京五輪に出場し、42位から35位に順位を上げた日本代表でしたが、FIBAワールドカップ2023のアジア地区予選で中国代表とオーストラリア代表に敗北し、順位を3つ落としており、現在38位です。
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FIBA世界ランキング第1位は、バスケットボール発祥の地であり、バスケットボール大国のアメリカです。
1992年にプロ選手のオリンピック参加が解禁されて以来、アメリカ代表はNBA（アメリカのプロバスケットボールリーグ）の選抜メンバーでチームを構成しています。
東京五輪でもアメリカ代表は金メダルを獲得しました。
NBAを代表する選手達で構成されたスター軍団アメリカ代表は、バスケの強い国として君臨し続けています。
強豪アメリカに次ぐのは2位のスペイン、3位のオーストラリアです。
どちらの国も複数のNBA選手が所属する強豪です。
東京五輪で日本も対戦したスペインは、NBAで活躍しているマルクガソル選手をセンターに、また17歳からスペイン代表として活躍し、現在NBAでプレイ中のリッキールビオ選手をガードに擁し、組織的なバスケットボールをするのが特徴で、2019年のワールドカップでは優勝を果たしました。またこのスペイン代表ですが、2022年現在Bリーグのアルバルク東京で活躍中のセバスチャンサイズ選手も代表選手の1人です。
日本と同じアジア地区の強豪のオーストラリア代表もパティミルズ選手など多数のNBA選手が所属しており、東京五輪では銅メダルを獲得しています。
4位のフランスはセンターにNBAのスター選手、ルディゴベア選手を擁し東京五輪では銀メダルを獲得しました。
しかし東京五輪直前の国際親善試合で、日本代表はフランス代表を撃破し歴史的勝利を納めました。
※追記 先日NBAを代表するスター選手、ジョエル・エンビード選手がフランス国籍取得の可能性があることが報道されました。もしエンビード選手がフランス代表の一員になれば、アメリカ代表を撃破できるほどの恐ろしいチームが出来上がりますね。エンビード選手の今後の動向にも注目です！
東京五輪で日本代表が対戦した、5位スロベニア、7位アルゼンチンも複数名のNBA選手が所属している世界の強豪です。
特にNBAの若きスター選手ルカドンチッチ選手を擁するスロベニア代表は、初の五輪出場でベスト4入りを果たしました。
アジア勢でFIBAランクが1番高いのは23位のイランです。NBA選手こそいませんが、チーム全体として身長が高いことが特徴として挙げられます。またシュート力も非常に高くミドルシュートやスリーポイントシュートの正確に射抜いてくるのが武器の1つだと言えるでしょう。
次いで中国・韓国・フィリピンがアジア勢ではFIBAランクが高くなっています。
34位のフィリピン代表には、滋賀レイクスのキーファー・ラベナ選手や、三遠ネオフェニックスのサーディ・ラベナ選手、名古屋ダイヤモンドドルフィンズのレイ・パークスジュニア選手のBリーグで活躍する選手が3名も選出されています。
また、2024年のパリオリンピックへの出場権は、2023年に日本・インドネシア・フィリピンで開催されるW杯でアジア勢最高成績を収めたチームが獲得することになっています。日本代表はこれらアジアの強豪国を差し置いて、アジア最強を示す必要があるのです。
2019年に行われたワールドカップの21年ぶり出場や、東京五輪出場など国際大会の出場権を獲得など、現在史上最強とも言われているバスケの日本代表。
八村塁選手、渡邊雄太選手といった2人のNBA選手が選手としてもまだ年齢が若く、これから長きに渡って日本代表を引っ張ってくれることが期待できます。
また現在アメリカの大学で活躍中の冨永啓生選手や、横浜ビー・コルセアーズで活躍中の河村勇輝選手など若い選手の成長にも期待がかかります。
これからも国際的な大会で勝利を重ね、日本のランキングが上がっていくことを期待したいですね！
今回は2022年最新版のバスケットボールの世界ランキングを紹介しました！
世界ランキングを上から見ていくと、思ってもいなかったような意外な国がランクインしていませんでしたでしょうか。
1位はアメリカですが、ヨーロッパ勢が軒並み上位を占めており、トップ10のうち7カ国がヨーロッパの国でした。比較的身長が高く、それでいて動ける身体能力、また洗練された組織的なバスケットボールが得意な国がヨーロッパには多いからだと分析できます。
2023年には日本でバスケットボールのワールドカップが開催されます。
またしてもアメリカが優勝し王座を守り抜くのか！それともスペインなどのヨーロッパの強豪が優勝するのか！あるいは日本が歴史的な大躍進を果たすのか？！
日本で行われる世界トップレベルの戦いから目が離せませんね！
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