「テニスのシングルスとダブルスでどのようなルールの違いがあるのか知りたい!」
「テニスのダブルス特有のルールって存在するの?」
前回はテニスの点数の数え方や基本的なルールについて詳しく取り上げました!
同じテニスというスポーツでもシングルスとダブルスでは、戦術やルールなどが若干変わってきます。
今回はそんなテニスのダブルス特有のルールを詳しく解説します!
シングルスとはどのような違いがあるのでしょうか?
・コートの広さ
シングルスとダブルスで大きく違うのがコートの広さに関するルールです。
縦幅はどちらも変わらないのですが、横幅がダブルスの方が広くなり、コートを広く使うことができます。
ネットに向かってコートに立つと左右にラインが2本ずつ引かれていると思います。
その内側に引かれている線はシングルスでの横幅、外側に引かれている線はダブルスの際のコートの横幅を定めている線になります。
ただし、サーブの際に限り、ダブルスであっても横幅はシングルスと同じコートの広さになりますので注意が必要です。
・パートナーにボールが当たるとフォルトとなる
ダブルス特有のルールとして挙げられるのが、選手が打ったサーブが自分のペアの選手に当たってしまうとフォルトになってしまうというルールです。
上記と同じように、ラリー中に自分が打ったボールが味方選手に当たってしまっても失点となります。
・サーブの順番が決まっている
ダブルスでは4人全員がゲームごとにサーバーになります。
その際の順番はチームごととなり、チーム内でも順番にサーバーとなっていきます。ペアのどちらが先に打つかは最初に話し合って決めることができます。
具体的な例で例えると(Aさん、Bさん)チーム、(Cさん、Dさん)の2チームで対戦する場合はサーブはAさん→Cさん→Bさん、Dさんという流れになります。
・ポイントごとに左右に移動する
シングルスと同じく、サーバーは1ポイントが終わるたびにサイドを移動してサーブを打ちます。
基本的にパートナーはサーバーとは逆サイドに移るため、パートナーも同時に移動することになります。
・ペア内でサイドが決まっている
デュースサイドでプレーするのか、アドバンテージサイドでプレーするのかもペア内で初めに決める必要があります。
上記で決めた位置は1セットが終了するまで変更することができません。
ルール上は、セットが終わればサイドは変えられるものの、試合中にサイドを変更するペアは少ないです。それぞれのペアはお互いの得意なショットや位置を考慮した上でサイドを固定して練習しているため、サイドを変更する必要がないのです。
ポイントごとにサーバーは左右に移動しますが、レシーバーはサイドが固定されているので、毎ポイントごとにコートの前後に移動する動きとなります。
上記のルールを踏まえて、ダブルスでは様々なフォーメーションが存在します。
ダブルスの最もオーソドックな陣形が雁行陣(がんこうじん)というフォーメーションです。
ダブルスの試合をこれから始める、まだあまり経験がないという方にもおすすめのフォーメーションとなっています。
後衛はベースライン付近の右サイド、前衛はネット側の左サイドに構える陣形が雁行陣と呼ばれます。
鳥の雁が斜めに編隊を組んで空を飛ぶ形に似ていることから、このような名前がつけられました。
後衛は主にストロークでラリーを続け、チャンスボールに対して前衛が積極的に飛び出ることで点を取っていくスタイルとなります。
ダブルスには基本的なフォーメーションがその他にも4種類あります。
それぞれの特徴や戦い方に関してはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ併せてお読みください!
→テニスのダブルス、5つのフォーメーション!各戦術を詳しく紹介!
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