どうして年末に格闘技?イベントの見どころを解説!

編集部 スポジョバ

どうして年末に格闘技?イベントの見どころを解説!

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どうして年末に格闘技?イベントの見どころを解説!

「なんで毎年年末に格闘技をやっているんだろう?」

「それぞれのイベントの魅力を知りたい!」

年末はボクシング、キックボクシング、総合格闘技の大会が数多く開催されます。

あなたも一度は大晦日にテレビで格闘技を見たことがあるのではないでしょうか。

今回は、年末の格闘技について詳しく解説します!



なぜ大晦日に格闘技をやるようになったの?

大晦日のテレビ番組といえば、「紅白歌合戦」「ガキの使いやあらへんで!」でどちらを見るのか迷う方も多いのでは?

更に格闘技の大会を中継する番組も年末に放送されていて、格闘技ファンの年末の楽しみになっています。

では、なぜ大晦日に格闘技の大会を行うようになったのでしょうか?


きっかけは、2000年にアントニオ猪木さんが総合格闘技イベント「INOKI BOM-BA-YE」を大晦日に企画した事です。

当時は格闘技がブームで、桜庭和志選手VSグレイシー一族など非常に大きな盛り上がりを見せていました。

大阪ドームで開催されたこのイベントを、主催者である近畿地方の毎日放送が 放送しました。

2000年は年明けの録画番組でしたが大ヒットし、翌2001年は大晦日当日に放送され、紅白に次ぐ2位の視聴率を獲得。

民放では、他を凌いで14.19%という圧倒的な視聴率を叩き出しました。

「INOKI BOM-BA-YE」は初めは毎日放送が放送していましたが、2001年からはTBS、その後2003年からは日本テレビと放送局が変わっています。

2003年には、この「INOKI BOM-BA-YE」に加え、フジテレビの「PRIDE男祭り」、TBSの「Dynamite!!」と、大手民放がこぞって大晦日に格闘技番組を中継し始めました。

これを「三大格闘技祭り」といいます。

視聴率はTBSの「Dynamite!!」が勝利。

ボブ・サップ選手VS曙選手の話題性が高かったのが要因です。


では「なぜ大晦日に格闘技をやるようになったのか?」といえば、当時は格闘技ブームだったからです。

K-1、総合格闘技が全盛期の時代でした。

多くの人が家で過ごす大晦日に、人気コンテンツの格闘技をテレビで放送すれば見てもらえるだろうと各テレビ局が考え、生中継で放送し始めたのではないかと思います。


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大晦日にキックボクシングを見よう!K-1とRISEとは?

現在の立ち技格闘技のビッグイベントといえば、K-1とRISE(ライズ)の2つです。

近年の、立ち技格闘技の見どころは、軽量級選手の活躍です。

K-1がスタートした1993年当初は、完全に無差別級だったため、技術のある選手よりも体の大きな選手が勝つ傾向にありました。

しかし、現在ではしっかりと階級分けされています。

K-1のスター選手である武尊選手とRISEのスター選手である那須川天心選手。

武尊選手は身長168㎝、体重60Kg、那須川天心選手は、身長165㎝、体重58Kgです。

両選手も小柄で、昔のK-1ではあり得ませんでした。

階級が設けられた事によって、「イケメンで細マッチョの軽量級選手が戦う姿」と「素早い動き」を見ることが出来るようになりました。

これにより、以前より女性ファンの支持を獲得しやすくなったのも興行としては大きなメリットでしょう。


K-1とRISEの違いは、選手が違うところです。

那須川天心選手がK-1に出場しない、武尊選手がRISEに出場しないのは契約の問題です。

K-1は独占契約を採用しているため、もし那須川天心選手がK-1に出るならばRISEを捨てないといけないことになります。

このように、契約の問題により、RISEの選手とK-1の選手は違う団体の大会に出場する事はできません。

那須川選手などRISEを中心に活動している選手の試合を見るならRISEでしょうし、武尊選手などK-1を中心に活動している選手をみるならK-1でしょう。

RISEはもともと格闘技に詳しくない観客にもわかりやすいルールを採用していましたが、2010年5月16日からK-1に基準を揃えていて、現在はほとんど違いがありません。



大晦日に総合格闘技を見よう!RIZINの見どころとは?

日本の総合格闘技イベントで最も勢いのあるものがRIZIN(ライジン)です。

総合格闘技を観戦したいならRIZINでしょう。

立ち技だけで勝負が決まるのはつまらないという人もいるでしょう。

そんな人には総合格闘技をおすすめします。

総合格闘技にはグラップリングや柔術のテクニックがあるため、最後まで展開が分からない事が多いです。

最後までハラハラドキドキ出来るのが総合格闘技の魅力です。

RIZINもどちらかといえば軽量級の選手が活躍している傾向にはあります。

現在、RIZINで活躍している朝倉未来選手も身長177㎝、体重66Kgという細身の体型です。

他にも日本人が活躍している階級は、66Kg未満のフェザー級以下です。

日本の総合格闘技は、細身の選手を中心とした試合になっています。

身体の大きな選手の試合を見たいならRIZINよりもアメリカのUFCのほうがおすすめです。


格闘技の番組はそれぞれ見どころがあります。

ぜひ年末に格闘技を見てみてください!

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