【野球】インフィールドフライの意味とは?フライや適用条件を解説!

編集部 スポジョバ

【野球】インフィールドフライの意味とは?フライや適用条件を解説!

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不正を防ぐ!インフィールドフライの重要な役割!

野球のルールとして存在するインフィールドフライ。

野球には細かいルールが多くあり、よく分からないと思っている方も多いはず。

今回は

・インフィールドフライの概要・目的
・インフィールドフライと判定される条件
・インフィールドフライになった後の試合の流れ

などについて分かりやすく解説していきます。

インフィールドフライについて理解すればあなたの野球観戦がもっと有意義になるかも!?

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インフィールドフライの意味とは?ルールの目的と適用条件は?

野球のルールとして適用されているインフィールドフライは1895年のアメリカで適用されたことが始まりです。

ルールの目的は、1発で取ることが出来るような内野フライをわざと落としてから取ることで、塁上にいる2人の走者をアウトにしようとする「ずるいダブルアウト」を防ぐこと。

例えば、攻撃側からすれば1アウトで済むところを守備側の故意の落球によって2アウトも取られてしまいます。

インフィールドフライがなかったら、守備側のチームが有利になってしまい公平な試合では無くなってしまいます。

つまり、守備側のチームが有利にならないように攻撃側のチームを守るために必要なルールなのです。

インフィールドフライが適用される条件は以下の3点があります。

・ノーアウトor1アウトの状態

→ツーアウトの時は故意にフライを落とす必要がない

・ランナーが1・2塁か満塁の状態

・打った打球が普通にキャッチ出来ると判断できる内野フライである時

→故意にフライを落としてから取っても、ランナーとの距離が近いのですぐに2人をアウトに出来る状態にあるから

この条件が合わさり、審判が「インフィールドフライ!」と判定を出した場合、内野手がボールをキャッチ出来ていなくても、その時点でバッターはアウトになります。

ちなみに、インフィールドフライのスコアは頭文字を取った「IFF」になります。

ただし…

・ボールをキャッチせずにファールボールになった場合

・バントした打球がフライになった場合

・ランナーが1塁のみや1・3塁のみのように詰まっていない場合

このような場合は、インフィールドフライにはなりません。

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インフィールドフライになったら試合はどうなる?注意したい事も合わせて解説!

インフィールドフライの判定方法や判定された後の試合の流れはどうなるのでしょうか?

インフィールドフライの判定は前述したように審判が行います。

バッターがフライを打った時点で審判が「インフィールドフライ」と判定すると、バッターはアウトになります。

そのフライがファールかフェアか判断出来ないファールライン上に上がったときには「インフィールドフライ イフ フェア」と宣告し、フェアグラウンドに落下した場合はインフィールドフライとなります。

つまり、インフィールドフライと判断された時点で攻撃側は1アウトを取られてしまうのです。

ここで注意したい事が3点あります。

1.インフィールドフライと判定された後も試合は続行している

インフィールドフライと判定された場合、審判が「インフィールドフライ!」と大きな声で宣告します。

そのため、タイムになったと勘違いしてまい、プレーを中断してしまうことがあります。

しかし、インフィールドフライ後もプレーは続行されているため、自分のポジションを守ったり、ランナーは取るべき動きをしなければアウトになってしまうのです。

2.インフィールドフライを守備側が取った場合

守備側はインフィールドフライを1発でキャッチすることもあります。

この場合、通常のフライをキャッチした時と同じルールで試合が進みます。

そのため、ランナーはリタッチ(元の塁に戻る)する義務があり、ランナーが元の塁に帰るまでに、守備側がランナーまたは帰塁先の塁に触れると、ランナーはアウトとなります。

ランナーは守備選手がフライをキャッチした後にリタッチをすれば、進塁することは可能ですが、平凡な内野フライなので、進塁はほとんど出来ません。

3.インフィールドフライを獲れなかった場合

インフィールドフライと判定された打球を意図的に捕球しなかったり、エラーしてしまった場合でも、打ったバッターはアウトを宣告されており、これは変わりません。

また、この時塁に出ているランナーは、進塁する必要は無く、フライがキャッチされていないのでリタッチの必要もありません。

リタッチの必要がないため、ランナーは進塁する事も可能ですが、その際に野手にタッチされるとアウトとなります。

今回は、インフィールドフライについて解説しました。

公平な試合を行うためのルールとして存在していますが、インフィールドフライになる明確な基準はないそうです。

そのため、攻撃側も守備側の選手もこのフライはインフィールドフライだ!と判断せずにプレーをすることが大切です。

ぜひ、試合の際に注目してみてください!

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