「タックルってどんな技なの?」
「レスリングの技の種類について知りたい!」
あなたは、レスリングの技をどれだけ知っていますか?
今回は有名なタックルなどの基本の技から、得点の高い技までレスリングの技について名前や技の特徴など詳しく解説していきます!
【格闘技に携わりたい方必見!】
レスリングは、素手で組み合い、投げるなどして相手を倒す格闘技です。
試合は1ピリオド2分が3回行われ、2ピリオドを取った選手が勝ちとなります。
相手の両肩を1秒間マットにつける「フォール」を決めることが出来れば、そのピリオドを取ることが出来ます。
また、技にはそれぞれ点数が設定されていて、技を決めれば得点を得ることが出来ます。
レスリングには、上半身のみへ攻撃できる「グレコローマンスタイル」と、体全体で防御と攻撃が出来る「フリースタイル」があります。
グレコローマンスタイルでは8点差、フリースタイルでは10点差が開いた時点で勝敗が決まります。
これをテクニカルフォールと呼びます。
互いにフォールも、テクニカルフォールも決まらなかった時は、より得点の大きい選手がそのピリオドを取ることが出来ます。
このように、レスリングで勝つためには、必ずしもフォールを決めなければならないわけではありません。
そのため、レスリングには色々な種類の技があります。
タックルは、隙をついて相手に飛び込む、攻撃の基本となる技です。
飛び込む場所によって、胴タックル、両足タックル、片足タックルなど呼び名が異なります。
胴タックルが決まれば、そのまま投げ技に繋げることが出来ます。
両足タックルが決まれば相手を地面に押し倒すことが出来、片足タックルが決まれば相手の背後に回り込みやすくなります。
このようにタックルをかける場所によって、その後の展開も変わってきます。
レスリングでは、相手の背後をとると1ポイント、相手の両肩を地面に向けると2ポイントとなっています。
グラウンドテクニックとは、相手を地面に倒してから、相手の肩を地面に向けさせる技術のことです。
グラウンドでの技として、ローリングやアンクルホールド、また裂きなどがあります。
ローリングとは、うつ伏せの状態の相手の腰を後ろから掴み、そのまま横に1回転する技です。
回転することで相手の肩が地面に向くので2点になります。
アンクルホールドとは、ローリングの進化技で、相手の両足首を固定した状態で横回転する技です。
何度も回転することで、連続して点数を獲得することも出来ます。
また裂きは、相手の片足を自分の両足でつかんで開く技です。
激痛で体を返してしまうと肩が地面に向くので、そのままフォールを狙うことも出来ます。
3点を獲得出来る大技を「ビックポイント技」と呼びます。
ビックポイント技には、一本背負い、首投げ、腰投げ等があります。
一本背負いとは、相手が肩に手を置いてきた時や、脇に手を入れてきた時などにその手を掴んで一気に投げる技です。
首投げとは、相手の首を腕で固定して投げる技です。
腰投げは、相手の体を自分の腰に乗せて投げる技です。
このように、ビックポイント技は基本投げ技で、とても迫力のある技ばかりです。
フォール技とは、フォールを決め、相手を押さえ込む技です。
フォール技には、腕取りから相手の体をコントロールしてひっくり返す「腕取り固め」や、片腕を抱え込んで抑え込む「袈裟(けさ)固め」等があります。
柔道にもある「上四方固め」や「横四方固め」等の技もフォール技として使われることがあります。
どんなに相手に点を取られていても、フォールさえ決めることが出来ればそのピリオドを取ることが出来ます。
今回は、レスリングの技について詳しく解説しました!
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