「ボクシングのパンチってどうやって打つの?」
「重いパンチの打ち方を知りたい!」
前回はボクシングの反則について解説しました。
あなたは、ボクシング選手のパンチの打ち方を知っていますか?
この記事を読めば、基本のパンチの打ち方だけでなく、重いパンチを打つコツも知ることが出来ます。
今回は、ボクシングのパンチについて詳しく解説していきます!
パンチ(punch)とは、拳を握って対象物を殴打することです。
ボクシングとは、パンチのみで格闘する種目です。
そのため、ボクシングでは、様々な種類のパンチが使用されています。
ボクシングにおけるパンチは、主に2つに分類されています。
それは、軌道が直線的な「ストレート系」と軌道が曲線的な「フック・アッパー系」です。
ストレート系のパンチには、ジャブやストレートなどがあります。
フック・アッパー系のパンチには、フックやスイング、アッパーなどがあります。
同じ種類のパンチでも、力の入れ方や体重の動かし方によってパンチの速さや重さが異なります。
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ボクシングにおいて、パンチは基本姿勢から繰り出されます。
基本姿勢とは、素早く攻撃も出来、防御も出来る構えのことです。
右構えを「オーソドックス」、左構えを「サウスポー」といいます。
基本姿勢では、足を前後に開き、足の幅は肩幅より少し広いくらいにします。
機敏に動けるように、膝は少し曲げておきます。
上半身は、力を入れすぎずリラックスした状態で、猫背ぎみにします。
両肘を曲げ、前腕(肘から下)を前に出し、肘は腹につけてボディをガード、拳で顔面をガードします。
初心者は、ガードがすぐに下がってしまう傾向があります。
拳が顔より低くならないように意識しましょう。
また、前に出した足と同じ方の肩を前に出し、肩で顎を隠すようにガードします。
顎は、ボクシングにおいて急所の1つです。
強打されるとKOを取られてしまう可能性が大きいので、顎は引いて、肩できちんとガードします。
この時、顎は引いても、目線が下がらないようにしましょう。
目線を上げることで相手の動きを把握しやすくなります。
これにより、相手がいつパンチを繰り出してくるのかを瞬時に判断し、対応することができます。
重いパンチとは、相手に拳が当たった時に加わる力が大きいパンチのことです。
重いパンチを打つ選手を「ハードパンチャー」と呼ぶことがあります。
重いパンチは、拳を突き出すスピードを速くし、拳にかける力を大きくすることによって打つことが出来ます。
この2つが出来るようになるためのコツをご紹介します。
まずは、体を回転させることが必要です。
ただ腕を前に出すのではなく、体を捻って体ごと動かすようにしましょう。
これにより、拳に腕の力だけでなく体を捻ることによって生まれたスイング力もかけることが出来ます。
体をより速くひねることにより、拳を突き出すスピードも速くすることが出来ます。
また、足で踏ん張ることも必要です。
重いパンチは、腕の力のみで生み出せるものではありません。
拳により大きな力をかけるために、パンチの一瞬に足を踏ん張り、推進力を大きくしましょう。
この時、前に出している足にしっかりと重心を乗せることが大切です。
重心を前に出している足に乗せることで、推進力を大きくできるだけでなく、その力を拳に乗せやすくなります。
今回は、ボクシングのパンチの打ち方について詳しく解説しました!
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