「ボクシングで反則をしたらどうなるの?」
「ボクシングの反則技や反則行為について知りたい!」
あなたは、ボクシングの反則についてどれだけ知っていますか?
ボクシングは拳で殴り合うスポーツである為、反則行為は重大なけがや最悪の場合死亡事故を招く可能性があります。
今回は、ボクシングの反則技や反則行為について詳しく解説していきます!
ボクシングは拳で殴り合う、迫力満載で、時に危険を伴う競技です。
ボクシングでの反則行為については、重大なけがや命の危機を招く可能性がある為、細かくルールが定められています。
悪質な反則が故意に行われると、その場で反則負けを宣言され、試合が終了することがあります。
また、小さな反則でも繰り返し行えば反則負けになったり、判定に関わる点数において不利になったりします。
ボクシングで反則とされている技や行為は、アマチュアとプロにおいてどちらもほぼ同じです。
アマチュアの方がより厳格に反則と判定される傾向があります。
アマチュアの場合、審判が反則であると判断すると、相手に2ポイントが加算。
プロの場合は、ラウンドごとの判定で不利になります。
反則かどうかの判断は、基本的に審判の裁量に委ねられています。
【スポーツ好き必見!】
スポーツに携わる仕事をしませんか?→仕事・求人を見に行く
ボクシングは、基本的に相手の前方と側方のみへの攻撃が許されています。
前方や側方でも、ベルトラインから下を攻撃することは禁止です。
ベルトラインから下への攻撃を「ローブロー」といいます。
また、相手の後ろ側を故意に攻撃すると反則になります。
特に、頭部や首の後ろ側への攻撃は、特に危険であることから悪質な反則とされています。
後頭部を打つという反則技を「パンチラビットパンチ」といいます。
背中側にある腎臓付近を打撃することは「キドニーブロー」と呼びます。
キドニーブローも反則技の1つです。
ボクシングは、基本的に両手の拳を使った攻撃のみが許されています。
故意に頭、肩、前膝、肘で相手を攻撃することは反則です。
これを「バッティング」といいます。
ボクサーの瞼(まぶた)の上が切れてしまっているのを見かけたことがあると思います。
それは大半がバッティングによるものです。
拳で攻撃しても、拳を握らない状態での攻撃や、手の側面での攻撃も反則。
拳を握らないでの攻撃をオープンブロー、グローブの内側での攻撃を「インサイドブロー」といいます。
また、手を掴むことで動きを封じることも反則です。
これを「ホールディング」と呼びます。
ボクシングでは、攻撃することだけでなく、パンチをよける行為も見どころの1つとされているからです。
ホールディングをした状態で相手に攻撃をした場合、より悪質な反則となります。
ボクシングは、立った状態で戦うことが基本です。
攻撃が命中して倒れた場合は、ダウンと見なされます。
ダウンになると、カウントが始まり、対戦は一時的に中断されます。
ダウンの状態の選手に対して攻撃することは反則です。
汗などで滑って倒れた場合は、スリップダウンと見なされます。
スリップダウンでも、立ち上がってファイティングポーズを取るまで対戦は中断され、それまでに攻撃を加えることは禁止です。
一方で、このダウンに関するルールを悪用して、自分から寝転ぶことは反則またはダウンと見なされます。
また、寝た状態から攻撃を行なうことや、それに近い行為も反則です。
試合中、審判(レフェリー)から指示を受けることがあります。
審判の指示を無視した行動は反則となります。
もちろん、審判への攻撃や審判に失礼な態度をとることも禁止されています。
ボクシングでは、スポーツマンシップが求められています。
今回は、ボクシングの反則技について詳しく解説しました。
ルールを守ってボクシングを楽しみましょう!
格闘技が好きなそこのあなた。スポジョバは、スポーツに関係する仕事のみを掲載しています。
あなたも格闘技に関わる仕事をしませんか?
友達追加するとあなたに合ったスポーツ業界情報をおしらせできます
友達追加する!