「自転車競技のシクロクロス(CX)って何?」
「ルールや特徴が知りたい!」
自転車競技はたくさんの種類がありますが、1つひとつの競技について詳しく知っている方は少ないのではないのでしょうか?
今回は、自転車競技のシクロクロスについて基本的な情報を解説します!
【自転車競技に携わりたい方必見!】
シクロクロスはフランス発祥で、ロードバイクの選手が冬のオフシーズンにトレーニングの一環として始めたのが起源と言われています。
シクロクロスは距離ではなく時間制で行われ、1周2.5km~3.5kmの短めのコースを周回します。
一斉にスタートし、1位の選手の周回タイムを参考に定められた競技時間(30~60分)に近くなる周回数が競技中に設定され、ゴールの着順を競います。
コースは、オンロード、オフロードはもちろん、フェンス、急斜面、階段などが設定されていて、バイクに乗ったままでは完走できないようになっています。
そのため、体力とオフロードでバイクをコントロールするテクニックが必要になります。
シクロクロスは、パワー・コントロール技術・危機回避能力が向上するとして、他の自転車競技(ロードレースやマウンテンバイク、トライアスロンなど)と並行して参戦している人が多いほどです。
また、ピットエリアでの機材交換が認められており、ピットクルーがスペアバイクや予備ホイールを用意します。
これがシクロクロスが「チームスポーツ」と呼ばれる理由です。
このように、シクロクロスは体力と技術を要し、チームで戦う競技と言えます。
シクロクロスバイクは他の自転車競技のバイクとどのような違いがあるのでしょうか?
特徴を見ていきましょう。
<ロードバイクとの共通点>
・フレームの基本的な形状、素材
・ホイールサイズ
・ドロップハンドル
・コンポーネント
<シクロクロスならではの特徴>
・ブレーキ
オフロードを走った時の泥詰まりや雪詰まりを防ぐために「ディスクブレーキ」や「カンチレバーブレーキ」が使われます。
・フレーム設計
競技中にバイクから降りて担ぎ、障害物を超えたり階段を上り下りするため、掴みやすいように手にフィットするように設計されています。
・タイヤの種類と幅
シクロクロスはスピードも大事ですが、オフロードでの走破性能が重要視されます。
また、タイヤの幅は33mmまでと規定されています。
・チェーンリングがシングル
これはチェーントラブルを少しでも減らすためです。
シクロクロスのバイクはロードバイクとの共通点もありますが、オフロード・障害物対策などシクロクロスのコースならではのバイクモデルがあることが分かります。
今回はシクロクロスについて紹介してきました。
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