「空手にも○○がいろいろあって詳しくわからない…」
「空手を始めたいけど、どんな種類があるのか知りたい!」
空手は、格闘技の中でも競技の種類が豊富なスポーツです。
それぞれの特徴や違いを掴みましょう!
今回は、空手の種類に注目します!
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空手は伝統派空手とフルコンタクトの2つに分けられます。
まず、伝統派空手は伝統技術に基づき試合や稽古を行います。
技の型を重視するところが非常に大きい印象です。
試合は型の演武、基本は顔面なし、寸止めまでですが、中には防具をつけて行う団体もあります。
そのため、基本的には相手に触れることはありません。
一方で、フルコンタクト空手の場合は防具なし、グローブなしの直接打撃の練習や試合を行います。
技の型よりも実践を重視した空手です。
現在は広義では防具を付けた空手もフルコンタクトに分類されています。
当然、フルコンタクトは打撃を与えるので相手に触れることができます。
2つを比較すると、
伝統派空手は技の型や安全性を重視、フルコンタクトは実践を重視しているところがあります。
空手の種類はものすごく多いのですが、極真空手などフルコンタクトルールで行われる空手も源流は伝統派空手です。
これらに大きく影響を与えたといわれているのが、四大流派と呼ばれるものです。まずはその四大流派について見ていきます。
・松濤館流(しょうとうかんりゅう)
動作が大きくしなやか、テコンドーのベースとなったとも言われている。
・剛柔流(ごうじゅうりゅう)
沖縄剛柔流空手とも呼ばれていますが、接近戦、受けや払いなど護身に強い。
・和道流(わどうりゅう)
柔術から生まれた空手で投げ技や足技が多い。
・糸東流(しとうりゅう)
古武術、棒術などを取り入れている。精神教育に力を入れている。
もし、子供に習わせるのであればケガのリスクがほぼない四大流派をお勧めします。
なぜなら、スパーリングがあるとしてもすべて寸止めだからです。そのほか、型を重視した演武の稽古も行います。
また、みなさんが想像している空手が良いならば極真空手の源流とも言われている松濤館流や剛柔流。
柔術のような投げ技も興味があるならば和道流がお勧めです。
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2013年に全日本フルコンタクト空手連盟(JFKO)が発足しました。そのため、空手の中では非常に新しい空手です。
しかし、フルコンタクト空手が誕生する前にもフルコンタクトルールでの試合はありました。それが、1つの空手となりました。
その源流が極真会館で有名な極真空手、さらにその源流が伝統派空手の剛柔流、松濤館流です。
フルコンタクト空手は実践しかしないイメージを持たれている人もいらっしゃるかもしれませんが、極真空手の流れから型というものも存在します。
とはいっても、型よりも実践重視なのがフルコンタクト空手です。
伝統派空手は組手の練習はやりますが、基本寸止めです。
ただ、団体によっては軽く拳や蹴りを入れることはありますが、深く入れません。
また、グローブや防具を使用するのが普通ですが、フルコンタクト空手の場合は素手で直接打撃を与えます。
顔面に蹴りを入れてノックアウトなどもありますので伝統派空手よりも危険というのは間違いないです。
試合を見ているとわかりますが、ダメージを重くするために体重を乗せて殴り込んだりします。
また、K-1の大会にもフルコンタクト空手のチャンピオンが出場するぐらい実践において重点を置いている空手です。
フルコンタクト空手の試合は、相手を倒すことを目的に実践に近い形で行います。
ダメージ、有効打、手数、攻勢力を判定のポイントとします。
相手をダウンさせたり、優勢であれば勝利と非常に分かりやすいです。
一方で、伝統派空手の試合ルールは寸止めもしくはダメージを軽減させるような打撃ですからノックアウトすることは基本的にありません。
そのため、フルコンタクト空手と比べると勝敗が分かりにくいところはあります。
また、フルコンタクト空手も伝統系空手も型の試合もあります。
型の演武の技術を競うので、戦う競技とはまた違う見応えがあります。
今回は、空手の種類を紹介しました。
伝統派空手とフルコンタクト空手の中にもさらに流派があり多様なスポーツであると分かりましたね!
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