「プロとアマチュアって何が違うの?」
「プロにはどうやってなるの?」
同じ大会にプロとアマチュアの選手が出場していて、何が違うのだろうと感じたことはありませんか?
今回はそんなゴルフのプロとアマチュアの違いについて徹底解説します!
ゴルフのプロとアマチュアの違いは大きく分けて、2つあります。
プロのゴルファーは、優勝すると多額の賞金を獲得できます。
しかし、アマチュアは賞金(報酬)を受け取りません。
すなわち、アマチュアゴルファーとは、ゴルフを賞金や営利の目的としないプレイヤーのことを指します。
大会に関しては、アマチュアでもプロの大会に出場することが出来ます。
但し、参加時点で賞金(報酬)を受け取らないと誓約する必要があります。
「当たり前!」と思うかもしれませんが、能力にはかなり差が表れます。
はっきりと違いが分かるのがスイングです。
特に大きく差が出るのは、アイアンでのスイング。
プロとアマチュアでは、飛距離が全然違うのです。
ただ力が強いという訳ではありません!
この点に注目すると、「最下点」というものが重要です。
最下点とは、スイングのヘッド軌道を円軌道で考えた際の、最もヘッドが低くなる位置を指します。
インパクト近辺が最も低い位置となるので、基本はアゴの下と考えて良いでしょう。
プロは、最下点がボールの先にあります。
そうすると、ダウンブロー(スイングの最下点の手前でボールがヘッド当たり、ボールをとらえるスイング)になり、ボールに当たるフェースの角度が実際以上に立ちます。
ボールにバックスピンが掛かり延びる軌道を描くことで飛距離が伸びるのです。
一方、アマチュアは、最下点がボールの真下や手前にあります。
このように打つことによって、インパクトの瞬間にフェースの角度は実際よりも寝ています。すくい上げるような打ち方にもなりやすく、飛距離が伸びないと言われています。
このように、2つの点からプロとアマチュアの違いが分かりますね!
では、アマチュアがプロになるためにはどうしたら良いのでしょうか。
アマチュアからプロになる方法は、2つあります。
プロになるために行われる試験のことです。
プレ予選→1次プロテスト→2次プロテスト→最終プロテスト
と、4段階のテストが行われます。
それぞれの上位者が次のテストに進むことができ、最終プロテストでは上位者50名がプロになることができます。
しかし、プロテストには大きな壁があります。
年齢制限は16歳以上で比較的大きな障壁とはなりませんが、費用が多く掛かります。
プレ予選から、それぞれの試験の参加費が掛かります。
最終プロテストまで進むと、約28万円が掛かります。
合格してもプロゴルフ協会の登録費や年会費が掛かります。
大会参加時の交通費、宿泊費も含めて考えると、総額100万円を超えるため費用による壁は大きいと考えられます。
良い成績を出せば、プロ宣言できるというものです。
ひとつのトーナメントで優勝すれば、プロになれる…と先ほどのテストよりも段階は少ないように感じますが、難易度は遥かに高いと考えられます。
既にプロゴルファーとして活躍している選手も含めた1500名以上の中で戦い、勝ち抜かねばなりません。。
実際に、この方法でプロになったデータはほとんどなく、現実的ではありません。
このように、2つの方法があるとはいえ、どちらも難易度が高いです。
その他の理由も含めて、プロになるにはハードルが高いと分かりましたね!
アマチュアで活躍している方で、プロを目指している方は多く存在することでしょう。
プロゴルフ界で活躍するには、どんなことが重要なのでしょうか。
ニュースなどで、20代の若いプレイヤーに限らず、40代でも活躍している方をよく目にしますよね!
全米ツアーの最年長出場記録は77歳です。石川遼選手は16歳で男子ツアー世界最年少優勝をしています。有名なタイガー・ウッズ選手は、40歳を超えても大会で活躍しています。
ゴルフは何歳から何歳までが活躍するなどは全くありません。
したがってゴルフは年齢が関係ないスポーツなのです!
年齢よりも、集中力やプレッシャーに打ち勝つ精神面が大きく関わってきます。カップインのチャンスで確実に成功できる強い心が、違いを生んでいるのかもしれません。
強い精神力が備わっている選手は、プロの世界でも活躍できるかもしれません!
今回は、ゴルフのプロを詳しく紹介してきました。
アマチュアとの違いや、プロ選手の凄さを感じることができたと思います。
観戦する際は、プロ・アマチュアの違いに注目してみるのも良いかもしれませんね。
【ゴルフ好き必見!】→仕事を見にいく。
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