「ラグビーの世界ランキングってどのように決められているの?」
「ラグビーの世界ランキングの決め方を簡単に知りたい!」
前回は日本のプロラグビーリーグである「トップリーグ」に関して詳しく取り上げました!
→これを読めばわかる!「ジャパンラグビートップリーグ」を解説!人気チームはどこ?
2019年に開催されたラグビーワールドカップで注目を集めたラグビー。
世界ランキング上位のアフリカに対して日本は素晴らしい戦いを繰り広げました!
今回はラグビーの世界ランキングの決め方に関して簡単にまとめます!
ラグビー世界ランキングは、ポイント制で決められています。
このポイントは他国との試合の勝敗によって変動し、ポイントガ多い国から上位にランキングされます。
ポイントが加減する試合は「テストマッチ」「国際試合」「国際大会」「ワールドカップ」です。
また、試合の勝敗による点数の変動はすぐに反映されますが、それを踏まえた上での順位の変動は毎週月曜日となっています。
ポイント制で決められているラグビー世界ランキングですが、このポイントに関するルールが少々複雑なので、簡単に説明していきます!
ラグビー世界ランキングでは、ポイントにあまりにも差がつくことのないように細かいルールが決められています。
基本的に考慮される要素は「対戦しているチームのポイント差」「ホームコートアドバンテージ」「ワールドカップ」などがあるので順番に解説します!
同じポイントの2ヶ国が試合をする場合は、勝ったチームは1ポイントを得る、負けたチームは1ポイントを失います。
引き分けの場合は点数変動が起きません。実力が拮抗しているためにこのようなルールになっています。
ポイント差があるチームが対戦した場合は、ランキング上位の国の方が勝つ確率が高いため増減されるポイントが調整されています。
ポイントが高いチーム、低いチームでは増減するポイントが違います。
ポイント差が7点だった場合を見ていきましょう。
○勝利 →(1-0.1×ポイント差)を得る。今回の例では0.3ポイントが加算されます。
○引き分け →(0.1×ポイント差)を失う。今回の例では0.7ポイントが減算されます。
○敗戦 →(1+0.1×ポイント差)を失う。今回はの例では1.7ポイントが減算されます。
○勝利 →(1+0.1×ポイント差)を得る。今回の例では1.7ポイントが加算されます。
○引き分け →(0.1×ポイント差)を得る。今回の例では0.7ポイントが加算されます。
○敗戦 →(1-0.1×ポイント差)を失う。今回の例では0.3ポイントが減算されます。
ポイント差が10点以上の場合は計算上に不具合が出てしまうため、一律で10点の差として計算式に当てはめます。
このような場合には上位チームは試合に勝利してもポイントがもらえず、点数を失うリスクしかありません。
試合の結果、得失点差に15点以上あった場合は得られるポイント、失うポイントは全て1.5倍となります。つまり、両チームのポイント差だけでなく、試合の内容も世界ランキングのポイントには関係してくるのです。
ホームグラウンド(開催地が自分の国)で試合ができるチームは非常に有利であることから、ホームチームの保有ポイントに3ポイント加算をして両チームのポイント差とします。
例えばA国が60点、B国が55点、試合開催がA国だとすると、A国のポイントは63点。両国のポイント差は8点として計算されます。
さらに、ワールドカップでの試合によるポイントの増減は全て2倍となります。
ワールドカップの試合が世界ランキングを大きく左右することが分かりますね。
今回はラグビーの世界ランキングの決め方に関して詳しく取り上げました!
では現在日本は世界ランキングでは何位なのでしょうか?世界ランキング上位の国はどこなのでしょうか?
こちらの記事にて詳しく取り上げているので、合わせてお読みください!
→ラグビーの強い国はどこ?日本は何位!?最新世界ランキングを紹介!
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