フリーランスの仕事論(11)「周囲とうまくやる」

元スポジョバ編集長 久下真以子

フリーランスの仕事論(11)「周囲とうまくやる」

元スポジョバ編集長 久下真以子

「フリーランスって大変じゃない?」よく言われます、この言葉。アナウンサー、スポーツライター、編集者。複数の仕事を並行し、全てフリーランスで生計を立てている編集者(34歳 独身 ♀)。私なりの価値観をつぶやきます。

前回連載はこちら→フリーランスの仕事論(10)「悩むくらいなら、後から修正する」

「選択肢を複数用意すること」の重要性


たぶん、いや絶対、20代の私は調子に乗っていました(いきなり何の話)。正論だと思ったら上司であっても言い返してしまっていたし、時にはケンカもしたし。血の気の多い(笑)女子アナだったと思います。かろうじて自分を擁護するとすれば、それくらい仕事に対する思いは強かった。ゆえに、どうして自分の意見が通らないのか。ということしか見えなくなっていました。

A案がダメなら、B案やC案を用意する」と先輩アナにアドバイスされた言葉。それなのに当時は、「A案じゃなかったら、私のやりたいことじゃない!」と頑な私。でも今は理解できる。A案の要素を残したまま形を変えたのがB案やC案。代替案を出すのは、決して意味のない妥協ではないんです。


相手の意見も聞くことができれば、みんながハッピー。


そして、血の気の多かった私に上司が言ったのが、「みんなと上手くやることも大切なんだよ」という言葉でした。会社という組織の中でそうすることも重要ですが、フリーランスになってその意識はより強くなりました。そもそも人間関係がうまくいってなければ、使ってももらえないじゃない?だから、自分の意見をただ通すのではなく、お互いの納得できる形で仕事しようというのが今の私の考え方です。

でもそれは決して、「自分を持っていない」ということじゃ、ありませんよ。


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