スポーツに熱中していた人、フリーランスで働いていた人、声優を目指していた人……さまざまな背景をもつ人が集まるのが、「株式会社LIFFIK」だ。
LIFFIKは、ただ働くだけの場所ではない。競技を引退し、第二のキャリアに挑戦する。自分の会社を持つという目標を抱き、日々の業務から学びを深める。夢を諦めた後「自分のために生きる」道を見つけた。異なる経験を経てこの場所にたどり着き、自分自身と向き合いながら、新たなビジョンを描いている。
個人の経験やバックグラウンドを尊重しながら、共に高め合える場所。そんなLIFFIKの魅力を、4人の社員たちが語る姿から紐解いていく。
（取材・執筆：伊藤 千梅、編集：伊藤 知裕、中田 初葵）
──LIFFIKさまとの出会いを知ったきっかけを教えてください。
前野：自分は子どもの頃から野球とサーフィンをしていて、高校卒業後も6年間社会人野球を続けていました。肩の怪我をきっかけに引退し、その後は3年間、製造業の会社で働いていました。仕事を続けていくなかで「このままでいいのか」と悩み転職活動をしていた時に「スポジョバ」でLIFFIKを見つけました。
──競技から離れて仕事をしていた3年間はどんな期間でしたか？
前野：競技を引退後、野球と完全に離れてからは仕事に集中する日々を送っていました。前職では自動車部品や携帯内部の部品を作る仕事を担当し、優秀社員賞を毎年受賞するほどの成果を上げていました。でも、5年後の自分を上司に重ねた時に「こうはなりたくない」と感じて、辞めようと思いました。
──自分の理想像とはかけ離れていたのですね。出会ったLIFFIKさまへ入社した決め手はどんなものだったのですか？
前野：会社のHPを見た時に、社員一人ひとりがやりたいことや目標に向かって努力していることが伝わってきて、その姿勢に惹かれて応募しました。前の会社は野球のつながりで入っていたので、人生で面接を経験したのが人生で初めてでした。なので一次面接はすごく緊張していたのですが、それをほぐすように気さくに話してくれたのでかなり志望度が上がりました。二次面接で、今の自分のリーダーでもある悠介さんに出会い、「この人についていけば理想の自分に近づける」と感じたことが入社の大きな決め手です。
──新井さんとの出会いが人生を大きく変えるきっかけとなったのですね。入社して3カ月が経ちましたが、どのような変化がありましたか？
前野：以前は「自分が結果を出せばいい」と考えていましたが、今は周りと切磋琢磨しながら「みんなで成長したい」と思えるようになりました。やはり悠介さんの影響は大きいです。同じ拠点で働いているのですが、すごい結果を残していながら、自分のような新人にも時間を割いて教えてくれるので、悠介さんのような人になりたいと思えます。
──現在の目標は？
前野：父親のことをとてもすごくリスペクトしているので、「将来かっこいい親父になりたい」という思いはありますし、“漢”というかっこいい存在になりたいです。そのためにもまずは結果を出して、自分も周りも成長できる環境を作りたい。悠介さんのように後輩をサポートできる存在を目指していきたいと思います。
いかがでしたか？次回はLIFFIKさまで働く先輩社員として意識されているマネジメント方法についてのお話です！お楽しみに！
「“夢”に破れても、もう一度挑戦できる場所。 多様なバックグラウンドが生み出す、LIFFIK社員の物語。Vol.4」※3/26 公開予定
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【PROFILE】
前野楓也（まえの ふうや）
6年間社会人野球をやっていたが、3年前に引退。前職は製造業で働いていたが、5年後の自分を想像した時に「このままでいいのか」と思いLIFFIKへ入社。現在入社3カ月、自分と向き合いながらかっこいい“漢”を目指している。
| 設立年月 | 2019年12月 | |
|---|---|---|
| 代表者 | 小西春花 | |
| 従業員数 | 35名 | |
| 業務内容 | □新規スポーツ事業の立ち上げサポート
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