高校野球のマネージャーといえば、グラウンドに出て選手の練習のサポートをするのが主な仕事。ただ一方で大学野球のマネージャーは、仕事内容が大きく異なります。
そこで今回は大学野球のマネージャーの仕事内容や入部方法、費用、生活について紹介します!
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大学野球のマネージャーは野球部の事務・運営・管理を任され、男女ともに「事務作業」がメインとなります。
具体的な仕事内容を見ていきましょう。
・部の会計管理
・キャンプやオープン戦の日程調整
・リーグ戦の運営:スコアラー、場内アナウンス
・雑務(メール返信)
・取材対応
・寮の管理・運営
・パンフレットやグッズの作成
・ホームページ管理
・キャンプ、野球部内行事の運営
・データ分析:アナライザーという役職を設ける大学も
・選手の写真撮影・動画撮影(SNSやHPに使用)
●主務になると試合でベンチに入ってスコアを記入します
●男子マネージャー特有の仕事は「練習補助」
●女子マネージャー特有の仕事は、オープン戦やリーグ戦における「場内アナウンス」があります。ウグイス嬢はマネージャーの花形ですね。
では、どのように大学野球のマネージャーになるのでしょうか?
・大学入学が必須条件・学部不問
・浪人生も可能
・面接(希望者が多い場合ないしは大学による)
※男子マネージャーのみ募集する大学も
大学によってさまざまですが、強豪校ほど「アルバイト禁止」という形をとる大学が多いですね。また、選手だけでなくマネージャーも「全寮制」の大学もあります。
条件は少々厳しいですが、大学に合格すれば基本的に誰でもなることができるということです。入学した段階で、積極的に手を上げてみてはいかがでしょう!
3月中旬:応募 ▶ 面接(応募者多数の場合) ▶ 4月:入部
大学野球のマネージャーになりたい方は、合格通知を受け取ったらすぐに「マネージャー募集」について調べてください!というのも野球部のマネージャーは新歓よりもはるか前、なんと年の瀬から募集が開始しているからです!もちろんすべての大学に共通していることではありませんが、強豪校ほど入学前に募集を打ち切る傾向が強いです。詳しい情報は各大学野球部のホームページに載っているので随時チェックしてみてください。
中には面接だけでなく小論文で選考を行う大学もあります。なんだか大学入試みたいですね。「野球部に入部したい!」「〇〇を生かして野球部に貢献できる!」という強い意志を伝えることがポイントとなるでしょう。
マネージャーは忙しいと思われがちですが、選手もマネージャーもあくまで授業優先です!
マネージャーの活動場所は主に「合宿所」のマネージャー室です。
高校野球のようにグラウンドで選手と一緒に練習するというよりも、どちらかと言うとデスクワークがメインです。授業の合間や授業後に仕事をこなしますが、合宿所でメールの返信や電話対応、寮の管理・運営など多岐にわたり夜遅くまで仕事をするマネージャーもいます。授業中も電話がかかってくるなど、電話に追われることもしばしば。
選手もマネージャーも週1.2回の休みが設けられています。マネージャーはシフト制を採用する大学もあるので、選手に比べて比較的休みはとりやすいといえるでしょう。
ですが、春秋のリーグ戦開催中は休みが少なくなります。リーグ戦が終わると長期オフ(約1週間)があり、夏休みや冬休みにもまとまった休みが取れます。いわゆる「帰省期間」ですね。
最後に、気になる大学野球のマネージャーの費用について紹介します。
・入部金
:3万円〜10万円(大学によって差あり)
・制服代、統一ジャージ等
:5万円〜20万円
・部費
:無料、月5,000円、昼食代込みで月2万円など大学による
・キャンプ費、遠征費
・交通費(練習所・合宿所、球場までの運賃)
※寮費
:自宅から合宿所が遠い場合は入寮(人による)
※運転免許所得:約20万円
(オープン戦帯同や来賓の方の送迎で運転免許が必要な場合も)
このように、マネージャーも莫大な費用がかかることが分かります。授業料を含めると年間100万円は優に超える一方、アルバイト禁止の大学が多いので奨学金制度を利用するのもおすすめです。
今回は、大学野球のマネージャーについて紹介しました。大学野球のマネージャーを志望する方はぜひ参考にしてみてください。
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