フリーランスの仕事論(3)「時間はできるものではなく、作るもの」

元スポジョバ編集長 久下真以子

フリーランスの仕事論(3)「時間はできるものではなく、作るもの」

元スポジョバ編集長 久下真以子

「フリーランスって大変じゃない?」よく言われます、この言葉。アナウンサー、スポーツライター、編集者。複数の仕事を並行し、全てフリーランスで生計を立てている編集者(34歳 独身 ♀)。私なりの価値観をつぶやきます。


前回連載はこちら→フリーランスの仕事論(2)「自分を絶対評価すればラクになれる」


忙しい、って何?


「忙しそうだね」と言われます。はい、忙しいです。実際今は忙しいから。

でも、少し前までは「そんなことないよ」と答えていました。理由は、忙しいの基準がわからなかったからです。他のみんなだって朝から晩まで毎日働いているのに、自分が忙しいかどうかなんてわからなかったのです。

そして、自分の好きなことをやって生きているから、「忙しい」という感覚もなかったのも事実です。(いや、多少はあったかも…笑)

忙しいは「心を亡くす」と書くけれど、亡くしてなければOKじゃないですか?

例えば、文化祭や体育祭の準備で夜遅くまで残っていた日々、辛かったですか?大好きなサッカーや野球などの部活に明け暮れ、休みのなかった高校生活、充実していませんでしたか?

フリーランスとして生きている今は、そんな感覚です。


時間は「自然発生」ではなく「確保」。


よく聞かれる質問の2つ目は、「休みってあるの?」です。答えは、「あるっちゃあるし、ないっちゃない」。

休もうと思えば休めるし、仕事を入れようと思えば無限に入れられるということです。「この日にこれをやりたい」とスケジューリングしていくと、気が付けばカレンダーがびっしり埋まっていくのが現状です。要は自分次第。それがフリーランスの特徴でもあります。

ちなみに、そうすると、「忙しそうだから」という理由でプライベートのお誘いはどんどん減っていきました(笑)。いやいや、私だって人間ですから。友達とご飯を食べたり、お酒を飲んだり、お出かけしたり、ゴルフに行ったり、いち女性としての日々は満喫していますよ。先にプライベートの予定を組み込んでおけば、前後で仕事の調整をすればいい。

私が絶対やりたくないのが、飲み会での「仕事が終わらないから遅れます」というやつ。先に予定が分かってるんだから、それまでに終わらせるとか、次の日早く起きてやるとかすればいいよね。

時間はたまたまできるものじゃなくて、作るもの。

24時間しかない時間をどう使うか。やりくりは大切ですね。(自戒の念を込めて言う)


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