「エアロビクスという言葉は耳にしたことがあるけど、具体的にどのようなアクティビティなのかは知らない。」
「エアロビクスはダンスというイメージが強いけど、継続することでどのような効果があるのか詳しく知りたい!」
前回はヨガとピラティスの違いや、歴史について詳しく取り上げました!
エアロビクスという言葉を聞くと、音楽に合わせてステップを踏む、ダンスのようなアクティビティという印象を持っている方が多いのではないでしょうか。
しかし、その歴史や効果、運動の特徴を知らないという方がほとんどでしょう。
そこで今回はエアロビクスに着目して、その歴史や効果について詳しく解説して行こうと思います!
エアロビクスはアメリカのケネス・クーパー博士によって1980年代に開発された酸素を十分に取入れながら運動を行うことで、全身の持久性を高めるトレーニング法です。
NASAの宇宙飛行士の心肺機能トレーニングのプログラムの一環として開発がされました。
瞬発力を必要とする運動や、筋力を鍛える運動よりも、常に酸素を身体に取り入れながら長時間にわたって全身運動を続けた方が健康には効果的であるという運動理論を彼は提唱。
提唱したその本の名前が「エアロビクス」というものであったことから世界にエアロビクスという名でその理論が広まりました。
エアロビクスといえばダンスという印象も強いと思いますが、ジョギングやサイクリング、水泳などの有酸素運動なども実はエアロビクスと呼ばれるのです。
上記理論をベースとして、ジャッキー・ソレンセンがダンスの要素を取り入れて発明したのがエアロビクスダンスです。
1981年には日本でもエアロビクスダンスが女性を中心にブームとなったため、日本では有酸素運動という意味よりも、音楽に合わせてダンスをするエクササイズという意味あいでエアロビクスという言葉が広まりました。
それではエアロビクス(エアロビクスダンス)にはどのような効果があるのでしょうか。様々な効果が存在しますが、今回は大きく3つの効果をお伝えします!
①体力をつけることができる!
エアロビクスは心肺機能に適度な負荷をかけることができるので、体力の向上につながると考えられています。また、ダンスをしている際に大量に酸素を身体に取り込むため、呼吸器や循環器の機能を高める効果も期待できます。
②脂肪燃焼効果
エアロビクスには脂肪燃焼効果も期待することができます。
エアロビクスを30分~1時間行うことで約250〜300kcal消費できると考えられています。
特に身体を動かして20分後からは脂肪が燃えやすいと言われているため、スタジオやジムで設定されているレッスンは1回あたり30~45分程度となっています。ご自宅でエアロビクスを行う際も、20分以上行うことを意識するとより効果的かもしれません。
③生活習慣病の予防
偏った食生活や運動不足、喫煙、飲酒などによって引き起こされる生活習慣病の予防にエアロビクスは効果的とも言われています。
エアロビクスを行うことで生活習慣病の原因となる悪玉コレステロールを抑制する効果が期待できます。
また、基礎代謝が上がることで脂肪燃焼や血圧を下げる効果も期待することができると言われています。
今回はエアロビクスに着目して、その歴史や効果について詳しく取り上げました!
エアロビクスダンスは音楽に乗りながらハイテンションで進めることができるエクササイズですが、気がつかないうちに身体に負荷をかけすぎていることがないように注意してください。
水分不足はこまめに、そして自分の身体合わせたメニューを行うことが大切です。
ぜひ、皆さんもエアロビクスを実際に体験してみてください!
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