「ドロップボールで試合が再開したけど、何があったの?」
「ドロップボールをする時のルールはある?」
サッカーの試合では、ファウルやボールが外に出ることでプレーが途切れます。
その時、フリーキックやスローインで再開されることはよく知られています。
しかし、稀に異なる試合再開方法が行われることをご存知ですか?
今回は、あまり知られていない試合再開方法である「ドロップボール」を紹介します!
ドロップボールとはプレーが中断した時に再開する方法の1つで、審判がプレーを停止したときにボールがあった位置でボールを落として再開することを指しします。
ドロップボール以外にもサッカーのプレーのリスタート方法はいくつかあります。
・サイドラインを割った場合スローイン
・ファールをした場合フリーキック
・エンドラインを割った場合ゴールキックまたはコーナーキック
などなど、他にもPKや間接フリーキック、キックオフとあります。
これらは全てルールに則った再開方法です。
これら以外のルールに記載されていない事が起きた時、審判の判断でプレーを止め、再開に手段としてドロップボールが適用されます。
では、ルールに記載されていない事とはどのような事なのか見ていきましょう!
プレー以外の場所で選手が負傷したり、突然倒れてしまったりする事などは少なくはありません。
選手の安全確認や試合に影響が出ると審判が判断した時、プレーを止め、再開方法としてドロップボールが適用されます。
観客席からペットボトルや空き缶などが投げ入れられる事があります。
また、ベンチ要員や監督、観客や動物といった出場選手以外がコートに乱入してしまうことも。
このような場合、審判がプレーを止め、外的要因を排除したのち、ドロップボールでの再開になります。
ボールやゴールが破損してしまってはサッカーはできないですよね。
他にもナイター試合で照明が消えてしまったりするとプレーは不可能なので、この場合もドロップボールで再開します。
以上のように、ドロップボールは主にこの3つの場合に行われることが多いです。
ドロップボールはプレーが停止した位置から行われます。
審判が空中にボールを投げ、地面に触れた時点でプレーが再開。
この時、地面に触れる前にボールに触ると反則になるので注意しましょう。
さらに、ドロップボールにはスポーツマンシップが重要です。
やむを得ずプレーが中断してしまったので、中断する前にボールを保持していたチームから再開するのが普通です。
多くの場合はGKやCBまでボール戻します。
しかし、ドロップボールにはそのようなルールは存在せず、誰がボールに触れても良い事になっています。
ここでボールを所持していなかったチームが、自分達のボールにしてしまうとスポーツマンシップがないとみなされ、大ブーイングになります。
中断する前のボールを保持していたチームから始まると言う暗黙のルールがあるので覚えておきましょう!
今回はドロップボールについて解説しました!
試合が中断した時、どのようにして再開されているのか注目してみてください。
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