「得点が入ったのに後になって副審がオフサイドの旗を上げた!遅くない!?」
「どんな時にオフサイドディレイをするの?」
映像を見ながらフィールドの審判員をサポートする審判員「ビデオアシスタントレフェリー」(VAR)の導入によって、審判のジャッジも変化が起きています。
難しいルールの代表である「オフサイド」にも新たなジャッジ方法が適用されていることをご存知ですか?
今回は、新たなジャッジ方法”オフサイドディレイ”を紹介します!
「ディレイ」は日本語で「遅らせる」という意味を持ちます。
オフサイドディレイとは、オフサイドの際、旗を挙げるタイミングを副審が遅らせると言う事です。
これはオフサイドなのかどうか、はっきりしない場面を一旦プレーを継続させる事で、判定ミスによる得点機会をなくす事が目的です。
しかし、明らかにオフサイドの場面(2m以上オフサイドラインから出ていた)では、オフサイドディレイを取らず、すぐに旗を挙げたりもします。
オフサイドディレイは、VARの導入と深く関わっています。
上記に述べたようにオフサイドディレイを行うのは、得点機会を判定ミスで潰してしまわないようにする為です。
オフサイドではないのに旗が挙がってしまった場合、それを見た選手はプレーを止めてしまいますし、主審も副審の方がオフサイドラインは見えているので、副審の判定を尊重してプレーを止めます。
しかし、後でVARやビデオで確認したらオフサイドではなかったとなると大惨事です。
そのため、際どい場面の場合、一旦プレーを継続させ、その攻撃が終わるまで待ちます。
プレーを継続させてもVARで正しく判定すれば、誤審が生まれず、両チームに公平なジャッジを下す事ができます。
オフサイドディレイには賛否両論がありますが、オフサイドは一瞬の出来事なので、人間の目では判断しにくい場面が多々あります。
次に試合を観戦するときぜひ注目してみてくださいね。
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