お正月の風物詩として長年人気を集めている箱根駅伝。
全10区間で行われる箱根駅伝では、それぞれの区間に特徴や見どころがあります。
今回はその中でも「花の2区」と呼ばれている2区のコースやこれまでの記録、有名選手についてご紹介します!
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学生駅伝の中で最長距離を誇る箱根駅伝。
1区間の平均距離はおよそ20㎞前後となっています。
そして、2区は23.1km(鶴見中継所~戸塚中継所)と全区間の中で最長距離のコース(復路の9区も同じ距離)なのです。
箱根駅伝を「沿道で選手の雄姿を見届けたい!」「応援したい!」と思っている方もいるはず。
そこで、2区のポイント地点の目安となる通過時間をまとめました!
9:00頃 鶴見中継所
9:25頃 横浜駅東口周辺
9:35頃 保土ヶ谷駅信号周辺
9:40頃 権太坂上信号周辺
10:05頃 戸塚中継所
※あくまで予想通過時間ですので、記載した時間は前後する可能性があります。
2区は「最初の難関」と呼ばれる権太坂や、ラスト3㎞からの「戸塚の壁」とも呼ばれる高低差の激しいルートが特徴で、攻略するのが難しいコースです。
そのため、体力だけでなく精神力や勝負勘などを兼ね備えたエース級の選手がエントリーされることが多く、「エース区間」「花の2区」と呼ばれています。
厳しいコースではありますが、2区で主導権を握ることが出来れば、往路優勝が見えてくる重要な区間でもあり、毎年、各校のエースが何人もの選手を一気に抜く「ごぼう抜き」が見どころの区間でもあるのです。
以下は2区の「歴代ごぼう抜き記録」になります。
1位 20人:ギタウ・ダニエル選手
(日本大学/2009年85回大会)
2位 17人:村澤明伸選手
(東海大学/2011年87回大会)
3位 15人:ギタウ・ダニエル選手
(日本大学/2008年84回大会)
中川拓郎選手
(拓殖大学/2003年79回大会)
1位のダニエル選手の20人抜きは偉大な記録であり、チームを22位から2位にまで押し上げました!
箱根駅伝ではレースを走る10名の選手のうち1名は外国人留学生を起用することができ、2区で起用される留学生選手が多いです。
そのため、ダニエル選手のような外国人留学生の並外れた速さも見どころです!
「走り」の面での実力はもちろん、ここぞというところで勝負できるようなエース選手が起用される2区は必見ですね!
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ここでは、2区の歴代記録を選手名とともにご紹介します!
※大学名の後に記載している学年は記録を出した当時の学年です。
1位=区間記録
1:05:49 イェゴン・ヴィンセント選手
(東京国際大学/2年生/2021年97回大会)
2位
1:05:57 相澤晃選手
(東洋大学/4年生/2020年96回大会)
相澤選手は箱根駅伝史上初めてとなる「1時間5分台」のタイムを出しています!
3位
1:06:04 メクボ・ジョブ・モグス選手
(山梨学院大学/4年生/2009年85回大会)
4位
1:06:18 伊藤達彦選手
(東京国際大学/4年生/2020年96回大会)
ラジニ・レメティキ選手
(拓殖大学/1年生/2020年96回大会)
パトリック・マゼンゲ・ワンブィ選手
(日本大学/4年生/2019年95回大会)
7位
1:06:23 メクボ・ジョブ・モグス選手
(山梨学院大学/3年生/2008年84回大会)
8位
1:06:45 塩尻和也選手
(順天堂大学/4年生/2019年95回大会)
9位
1:06:46 ライモイ・ヴィンセント選手
(国士舘大学/2年生/2020年96回大会)
三代直樹選手
(順天堂大学/4年生/1999年75回大会)
歴代の記録を見てみると、ほとんどが2000年代のものです!
この記録から、年々箱根駅伝のレベルが上がっていることが見て取れますね!
今回は箱根駅伝の花の2区について解説しました!
ぜひ、お正月は箱根駅伝をチェックしてみてください!
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