「ハンドボールをプレーしていてサイドシュートを打つ機会があるけど、キーパーに止められることが多い。」
「サイドシュートを打つ際に意識するべきことが分からないから打つのをためらってしまう。」
前回はハンドボールの各ポジションの名称やそれぞれの役割について詳しく取り上げました!
→ハンドボールのポジションごとの役割、名称を解説!どんな能力が必要!?
ゴールに対して正面の位置ではなく、角度のあるサイドの位置から踏み切りを行いシュートを狙うのがサイドシュートです。
正面や45度からのシュートと違って、狙えるシュートコースが狭く、初めてのうちはゴールを決めるのが難しいですよね。
そこで今回は、サイドシュートの際に意識すべきことを知りたいという方に向けて、知っておくとサイドシュートが上手くなる4つのコツを詳しくご紹介していきます!
先ほどもご紹介したように正面からでなく、ゴールに対して角度のあるサイドの位置から得点を狙うのがサイドシュートです。
確かにゴールへの角度がないところからシュートを打つため、コースが狭く、難しく感じますよね。
しかし、サイドから飛び出せる分、他のシュートよりもキーパーとの距離が近く、キーパーが反応しにくいというメリットも実はあります。
また、サイドシュートの決定率を上げることは得点が取れるという以外にもチームに好影響を与えます。
試合中でサイドシュートを打つ場面は、バックプレーヤーが相手ディフェンスを引き付け、ノーマークの状態でサイドにボールが回った時、という状況が多いです。
この場面で確実に得点を決めることができれば相手側ディフェンスはサイドの選手も強く意識する必要が出てくるため、その分中央へのディフェンスが薄くなります。
ディフェンスの的を絞らせないようにすることでチーム全体として広々とコートを使って攻めることができるようになるのです。
難しいサイドシュートですが、決めることできるようになれば大きな武器となるのです!
サイドシュートを決めるために意識すべきことはいくつかあります。
今回は知っておいて欲しいサイドシュートが上手くなる4つのコツをご紹介します。
①予測をして助走をつける、
サイドシュートでは相手のディフェンスに捕まってしまうと踏み切りが上手く行えずにシュートコースがさらに狭くなってしまいます。
味方からのパスを予測して動き出しをし、ディフェンスに捕まらないように2歩でシュートを打つことを意識しましょう。
②飛ぶ方向は7mラインを意識する
サイドシュートではシュートの角度を広げるために、ゴールに向かってではなく横にジャンプをします。
しかし、その際にゴールエリアラインに沿って飛んでしまうとキーパーとの位置が近くならず、せっかくのアドバンテージがなくなってしまいます。
横ではなく斜めに飛ぶことを意識しましょう。
7mラインを目掛けて飛ぶと、キーパにとって脅威となる距離で打つことができます。
③空中では目、肩を水平にする
他のシュートでも言えることですが、空中で前傾姿勢、あるいは倒れ込んだ斜めの姿勢になってしまうと打てるコースが狭まってしまい、キーパーはシュートの予測がしやすくなってしまいます。
また、ボールに正しく力を伝えることができず威力が低くなってしまうため、背筋を張り、目、肩が水平になった空中姿勢でシュートを打つようにしましょう。
④キーパの動きをよく見る
最後に紹介するコツが、キーパーの動きをよく見るということです。
こちらも他のシュートにも言えることですが、角度のないサイドシュートでは特にキーパーの動きを予測することが大切になります。
基本的にまずはキーパーが反応しにくい腰横のコースを打ち切れるように練習をしてください。
腰横を打ち切ることができるようになれば相手キーパーは必ずケアをしてきます。
ケアをすることによって空いた股下や頭横を狙うことができれば得点の確率は確実に上がります。
ケアをしてきた際に見るべきポイントが①キーパーの位置②キーパーの重心です。
この二点を見ることでキーパーの動きを予測し、シュートコースを打ち分けることができるようになります。
今回はサイドシュートが上手くなるための4つのコツについて詳しく取り上げました!
シュートフォームを改善することでシュートの確率も大きく変わってきます。
こちらの記事ではハンドボールの良いシュートフォームについて詳しく掲載しているのでぜひ併せてお読みください!
→ハンドボールの投げ方にはどんな種類があるの?コツも併せて解説!
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