ヨガにおいて、ポーズをする時に自分自身を補助してくれる道具のことを「プロップス」と呼びます。
プロップスは、ヨガをより安全に、快適に出来るようにしてくれるだけでなく、ヨガの上達にも欠かせない存在です。
今回は、プロップスにはどんなものがあるのか、そしてどうやって使うのかをご紹介します。
自分のやりたいポーズに合ったプロップスを用意して、もっとヨガを楽しんでみませんか?
よりヨガを深めたい方、楽しみたい方のためにプロップスの目的を分かりやすく解説します。
プロップスは無理なくヨガを継続する手助けをしてくれます。
プロップスを使うことで柔軟性や筋力などが足りなくても、安全にヨガを楽しめると期待されているのです。
ポーズがとりやすくなる分、ヨガの呼吸に集中出来るようになり、ポーズによる効果をより体得しやすくなります。
プロップスを使うことで現在自分がとっているポーズを見直すことが出来ます。
形だけを見るとポーズをとれているように思えても、腹筋が使えていなかったり、肩に力が入りすぎていたりなど、力の入れどころが本来のポーズと異なっていることもあります。
正しいポーズで行うことで、よりヨガを効果的に実践出来る可能性が高まるのです。
プロップスは本来のその人の可動域を超えて、ポーズを取れるようにサポートしてくれます。
柔軟性や手足の長さなどには個人差があるため、常にみんなが同じようにポーズが取れるわけではありません。
プロップスを使えば、柔軟性や体格の問題で難しいポーズでも取りやすくなります。
代表的なプロップスとその使い方を紹介します。
それぞれのプロップスの選び方も解説しているので、これから購入を検討されている方も必見です!
ヨガマットはヨガをする時に必ずといって良いほど必要なアイテムです。
床や地面に敷くことで、衝撃から身体を守ってくれます。
滑りにくい素材で出来ているものも多く、グリップ力が高まることで安定してポーズを取ることができます。
ホットヨガなどでは、汗を吸収する効果の高いヨガマットを使うこともあります。
種類が豊富なため、用途や体の大きさ、値段などに合わせて選びましょう。
ブロックは土台を安定させるために使うものです。
手や足がマットに届かない時にブロックで高さを出します。
どの面を下にして置くかによってブロックの高さを変えられるため、ポーズによって最適な置き方を選びましょう。
コルク製やウレタンフォーム製、木製など素材の種類が豊富なため、重量や安定性、感触などを手にとってみてから好みのものを選ぶのがおすすめです。
ブランケットは折りたたんで厚みを出してポーズを支えるためのものです。
例えば、座るポーズの時にお尻の下に敷くことで骨盤が立ちやすくなり、ポーズが安定すると言われています。
またヨガの最後に行うシャバアーサナ(休息のポーズ)の時に身体が冷えないよう、肩にかけることもあります。
体を預けたり、肌に触れたりするものなので、大判サイズでかつ厚みがあり、好きな肌触りのものを選ぶと良いでしょう。
ベルトは難しいポーズにチャレンジしたり、ポーズの安定性を高めたりするためのものです。
輪っかにしたり、長さを出してひものようにしたりして、足や腕に引っ掛けて使います。
ヨガマットを丸めた後に留めるベルトとして使うことも出来、ヨガマットを持ち運ぶ時も役立ちます。
ベルトは長さが1.8〜2.4m、幅が4 cm未満のものが使いやすいでしょう。
ボルスターは硬めなクッションのようなものです。
広範囲にわたり体を支えてくれ、体を預けたり、支えたりするのに使います。
形にはいくつか種類がありますが、特に初心者の方は平くて直方体のものが安定しやすくおすすめです。
円柱のものは体にフィットし胸が開きやすいため心地よさを感じることが出来ると言われています。
カバーを取り外せて洗えるタイプのものは、より衛生的に使えて安心ですね。
今回はヨガのプロップスについて解説しました。
プロップスにはいろいろな種類があるので、初めのうちは実物を見てから購入するのがいいかもしれませんね。
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