卓球のサーブは、自分にとって有利な流れで試合を進めるために、必要不可欠な戦術です。
サーブの技術をマスターすることはもちろんですが、まずは基本となるルールを把握しておくことで、初歩的なミスでの失点を防ぐことが出来ます!
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卓球のサーブのルールは大きく6つのポイントに分けることが出来ます。
1.構え
2.ボールの持ち方
3.トスについて
4.打ち方
5.サーブのコース
6.サーブがネットに触れた場合
では、1つずつ見ていきましょう!
サーブ以外のルールについて知りたい方はこちらをお読みください!
▼構え
・相手が構えたことを確認してから打つ
→相手が構える前に打った場合は、レット(やり直し)になります。
・手の位置は、卓球台よりも上かつ台の外側で構える
→ラケットを持っている手とボールを持っている手の両方が、卓球台よりも上の位置で構えなければなりません。
また、卓球台の上からサーブを出すのもルール違反ですので、外側で構える必要があります。
このルールに関して、「どういうこと?」と思う方が多いと思います。
具体的に説明すると、トスをしたボールが卓球台の上に飛んでしまい、そのまま打球することが反則行為となるのです。
つまり、卓球台の外からトスを上げ、打球するのも卓球台の外から出さないといけないのです。
・サーブ開始前に静止する
→サーブの構えが出来た後に、一度静止することで相手にこれからサーブを出すことを確認させます。
▼ボールの持ち方
・手のひらを広げて、ボールが相手に見える状態で持つ
→ラケットを持っている手と逆の手のひらを開き、その上自由に転がる状態でボールを乗せて静止させます。
つまり、ボールを握ったり手が丸まった状態でサーブを開始することは反則となります。
▼トスについて
・トスの高さは卓球台から16cm以上で垂直に投げる
→サーブのトスの高さは、ボールを16cm以上上げる必要があります。
ネットの高さが15.25cmになっているので、この高さを目安にすることで反則になりにくくなります。
16cm未満のトスだった場合は、イエローカードによる「警告」もしくは反則と判定され失点に繋がります。
ボールを16cm以上上げることをクリアしても、天井についてしまうと失点になるので上げ過ぎには注意が必要です。
・1度トスをしたらそのボールは打たなければならない
→1度ボールをトスしたにも関わらず、打たなかったり、ボールを手に戻した場合は失点になります。
・トスの際に手が上がらないようにしなければならない
→手が高く上がっていると、トスが成功しても16cm以上上がって見えないことがあるため、トスのタイミングで手が上がらないように気を付けなければなりません。
▼打ち方
・ボールは必ず落下している途中に打つ
→サーブはトスを上げてから直ぐに打ってはいけません。
ボールが落下してきた際に打ちましょう。
・2度打ちはNG
→ボールがラケットに連続して2回当たることを2度打ちと言い、これは失点の対象になります。
・ボールがラケット以外に当たってはいけない
→ボールはラケットにのみ当てなければなりません。
ユニフォームや体に当たらないように気を付けましょう。
・卓球台の上で打ってはいけない
→ボールがラケットに当たる場所が卓球台の上では行けません。
必ず台の外で打つようにしましょう。
・ラケットにボールが当たる瞬間を隠すことはしてはならない
→サーブを開始してから打つまでの間、サーバーやダブルスのパートナーの体やユニフォームなどで、ボールを相手に隠すことは違反です。
・自分のコートエリアでワンバウンドさせた後に相手コートに入れる
→サーブは、自分のコートと相手のコートに1回ずつバウンドさせることが必要です。
・空振りは失点
→トスを上げてから空振りをすると相手のポイントになります。
サーブの種類や打ち方はどんなものがあるの?
▼サーブのコース
・シングルスの場合はどこでも良い
→シングルスの場合は、打つ場所や打つコースに関する指定は特にありません。
・ダブルスの場合は右半面のみ
→ダブルスの際には、両者のコートの右半分のみを使います。
▼サーブがネットに触れた場合
・ボールがネットに当たってから入った場合は打ち直し
→この場合は何度でもやり直すことが出来ます。
・ボールがネットに当たって自分のコートに戻ってきた場合は失点
→この場合は相手のポイントになります。
サーブ権は2本打つごとに相手と交代するのでサーブでの失点は避けたいですね。
今回は卓球におけるサーブのルールについて解説しました!
沢山のポイントがありますが、しっかりと守って正々堂々とプレーすることが大切です!
サーブのルールを把握して、より良い試合が出来るようにしましょう!
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