「卓球の試合のルールってどうなっているの?」
「卓球のルール変更や改正の歴史を知りたい!」
あなたは、卓球のルールを知っていますか?
また、卓球のルールには変更や改正の歴史があります。
今回は卓球のルールについて詳しく説明していきたいと思います!
【卓球に携わりたい方必見!】
卓球における1球目をサーブといいます。
サーブは、自分のコートに1回、相手コートに1回バウンドさせなければいけません。
また、トスを上げる前にボールを乗せた手をしっかりと開いて止まることが必要です。
トスは真上に16㎝以上上げ、相手に見えるようにしなければいけません。
2球目(レシーブ)以降は、打球が自分のコートに1回バウンドした後、相手コートにバウンドさせるように打ち返しあいます。
返球に失敗すると相手に1点入ります。
打ったボールがネットや支柱に触れて、相手コートに入った場合をネットインと呼びます。
ネットインは正しいリターン(返球)で、ラリーはそのまま続きます。
しかし、サーブがネットインした場合はやり直しになります。
また、打ったボールが台の角やふち(エッジ)に当たった場合をエッジボールといいます。
エッジボールも正しいリターンとされています。
しかし、側面に当たった場合は認められません。
ラリー中にフリーハンド(ラケットを持たない方の手)で卓球台に触れてはいけません。
卓球は1ゲーム11点制です。
サーブは2点ごとに交替です。
得点が10-10になることをデュースといいます。
デュースになった場合は、2点差がつくまで試合を続けます。
デュースの時は、サーブは1点ごとに交代になります。
全日本卓球では、7ゲームズマッチと5ゲームズマッチがあります。
それぞれ、4ゲームまたは3ゲームを先にとった選手が勝利となります。
一般の大会などは、ほとんどが5ゲームズマッチです。
7ゲームズマッチはオリンピックや国際大会などの大きな公式戦で採用されています。
卓球においてコートを交換することをチェンジエンドといいます。
チェンジエンドは1ゲームごとに行われます。
最終ゲームでは、どちらかの選手が5点に達した時点でチェンジエンドをします。
各ゲーム間には、1分間の休憩が入ります。
この時間内で選手はベンチコーチにアドバイスを受けたり、水分補給をしたりすることができます。
点数の合計が6の倍数になる時と最終ゲームでのチェンジエンドの時に、短時間のタオル使用が認められます。
選手は1試合に1回、1分以内のタイムアウトを取ることができます。
卓球のダブルスにおけるルールは基本的にシングルスのルールと同じです。
ダブルスでは、サーブと打つ順番において異なる点があります。
サーブは、ペアを組んだ2人が交互に打ちます。
サーブは、サーバー側のコートの右半面にボールをバウンドさせ、続いてレシーバー側のコートの右半面にバウンドさせます。
サーブは、それまでレシーブをしていた選手に交代します。
シングルスと同様にチェンジエンドが行われます。
その時、打つ順番も変わります。
卓球のルールには、変更や改正の歴史があります。
特に選手に影響を与えたルール変更や改正をご紹介します。
2000年以前は、大きさ38mm・重さ2.5gのボールが使われていました。
それが大きさ40mm・重さ2.7gに変更になりました。
ボールが大きく、重くなったため、スピードが遅くなり、回転がかけにくくなったためラリーが続きやすくなりました。
ラリーが続くことは、見る人にとってもやる人にとっても面白いものであるため、卓球の人気が高まりました。
それ以前は、21点制でした。
時間が長い上に、点差が開くと逆転するのが難しい事から試合が単調になり、観客が飽きてしまう事も多くありました。
11点制にしたことにより、試合時間は短く、逆転もあり得る動きのある試合が多くなりました。
また、サーブが5本交代から2本交代になりました。
これにより、サーブのみで連続して点を取ることが無くなりました。
現在試合で使われている卓球ボールはプラスチック製です。
以前は、セルロイド製のボールが主流でした。
セルロイドとは、天然素材で作られた合成樹脂です。
セルロイドボールはつなぎ目があるため割れやすいです。
加えて光などで劣化しやすく、耐久性が低いです。
また、セルロイドは燃えやすく、製造や輸送が大変です。
これらの点からプラスチックボールが採用されるようになりました。
プラスチックボールは、継ぎ目のないシームレスで割れる心配がありません。
また、プラスチックボールは回転がかけにくくラリーが続きやすいです。
今回は卓球のルールについて詳しくご紹介しました!
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