「Jリーグに参入するには、何が必要なの?」
「結果は出しているのに必要条件を満たせなくて参入出来ない!?」
Jリーグ参入を目指す、JFLに所属するサッカーチームは多く存在します。
※JFL(Japan Football League)とは、 日本の男子サッカーのノンプロリーグ。
どのチームも結果を残せばJリーグに参入できるのでしょうか?
今回は、Jリーグに参入するために必要な条件と実際にあった参入事例を紹介します!
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Jリーグに参入するには、4つの項目を満たさなければなりません。
更に新シーズンが始まる前やシーズン中に申請を順に行う必要があります!
①Jリーグ百年構想に認定される事
(参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/Jリーグ百年構想クラブ#参加要件)
・チームがJFL・地域リーグまたは都道府県リーグに参加していることなどのいくつかの要件を満たした後、承認される。
・1度承認されると失格、脱退等がない限り、毎年申請する必要がなく、百年構想クラブであり続ける事ができる。(年会費を払う義務あり)
②J3クラブライセンスを交付される事
・Jリーグが定めた以下の5分野の審査基準項目を満たさなければならない。
→「競技」「施設」「組織運営・人事体制」「財務」「法務」
・J3クラブライセンスは有効期限が1年なので、毎年申請しなければならない。(2月末申請書類配布→提出期限6月30日→審査結果発表9月末)
③Jリーグ入会を理事会で承認される事
・②のJ3クラブライセンスの交付を受けたクラブのみ申請が可能。
・書類審査やヒアリング調査、ホームタウン視察などの審査がある。
(7~8月に必要書類の案内→提出期限9月末→理事会審査は11月末まで)
④JFLでの競技成績(順位)
・③の審査合格を受けたクラブ
・JFLの最終順位で4位以内であり、且つ、百年構想クラブのうちの上位2クラブ
参入するには、このような4条件が必須となります。
上記の通り、4項目全て満たさなければなりません。
また、②の項目で不合格になってしまうと③の項目に進む事ができない仕組みになっています。
そのため、JFLを優勝や準優勝したからといって、必ずしもJ3に参入できるとは限りません。
1位、2位、3位のクラブが参入条件不合格で、4位のクラブが参入条件合格の場合、繰り上げで4位のクラブがJ3参入となります。
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J3昇格同様に、J2、J1に昇格する為には、J2クラブライセンス、J1クラブライセンスが必要です。
上位カテゴリーライセンスの所持が前提で、各リーグ2位以内でシーズンを終了した場合は、自動昇格という形で、昇格が決定。
J3からJ2の昇格は2クラブですが、J2からJ1への昇格は上位2クラブに加え、さらにもう1クラブの可能性があります。
J2で3位~6位でシーズンを終了したクラブは、J1参入プレーオフに突入します。
4チームは、トーナメント方式で戦い、勝ち抜いた1クラブはJ1の16位のクラブと試合を行います。
そこで勝利すれば3つ目の昇格クラブとしてJ1参入が決定する訳です。
そのため、J2で6位フィニッシュであっても大逆転でのJ1昇格の可能性もあります。
(2020,2021シーズンは新型コロナウイルスの影響で、J1参入プレーオフは行わない)
今回は、Jリーグの参入の条件を紹介しました!
JFLからJリーグに参入する条件、またJリーグのカテゴリーを昇格する条件とさまざまありました。
サッカーの試合を見ているだけだと、強いクラブが年々昇格するといったイメージがあり気付かない点かもしれませんが、この機会にJリーグの諸制度を確認してみてはいかがでしょうか。
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