「あのチームはどこが本拠地かな?」
「地元チームを応援したいけど、チームがわからない。」
日本にはプロサッカーチームがいくつも存在します。
毎年盛り上がりを見せるJリーグを応援したい!そんな方も多いと思います。
しかし、残念なことにプロのチームがない県があります。
今回は、Jリーグのチームがない県について紹介します!
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Jリーグは1993年に開幕しました。
2021シーズンでは57チームが存在しますが、開幕当初はなんと10チームでした!
開幕当初からあるチームを「オリジナル10」と呼びます。→「【Jリーグの歴史】オリジナル10の意味とは?該当チームを一挙紹介!」
その後、1999年にJ2が誕生し、J1が16チーム、J2が10チームとなりました。
2014年には、J3が誕生し、J1が18チーム、J2が22チーム、J3が12チームとなりました。
そして、2021シーズンのJリーグの加盟チーム数は、
J1が20チーム、J2が22チーム、J3が15チーム、全57チームとなっています。
2020シーズンは新型コロナウイルスの影響で、昇格あり、降格なしの変則的な制度になった為、このようなチーム分けになっています。
本来ならJ1が18チーム、J2が22チームで固定で決まっており、2022シーズンにはその形に戻す事が決まっています。
J3は降格がありませんが、JFLからの昇格がある為、現在の15チームから増えていく事になります。
※JFL:日本フットボールリーグというJリーグと地域リーグの間のカテゴリに位置しているリーグのこと。
ここまで、Jリーグには57チームがあるとお伝えしてきました。
都道府県数以上の加盟チームがあるのにも関わらず、Jクラブが誕生していない県があります!
【福井、滋賀、三重、和歌山、奈良、高知、島根】
実は、この7つの県にはまだJクラブが誕生していません!
Jリーグに参入するにはいくつかの条件をクリアしなければなりません。(→その条件はこちら)
そのため、地域チームからJリーグに参入して行くことが困難であったり、条件を満たすことが出来ずにいる力のあるチームもあるかもしれませんね。
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先ほど、都道府県数以上のチームが存在していることが分かりましたね。
そうなると、1都道府県に複数のチームが存在するという事になります。
神奈川に6チーム、静岡に4チーム、東京に3チーム、更に2チーム存在する県が7つあります。
その中でも関東地方には多くのJクラブが存在しています。
お互いの距離が近いとライバル心が生まれてきますよね!
同じ地域や隣接する地域、古い歴史のある一戦など因縁のある戦いをダービーと言います。
大阪ダービー ・・・セレッソ大阪VSガンバ大阪
さいたまダービー ・・・浦和レッズVS大宮アルディージャ
みちのくダービー ・・・ベガルタ仙台VSモンテディオ山形
多摩川クラシコ ・・・FC東京VS川崎フロンターレ
など
個人的な意見ですが、ダービー、クラシコが付くとテンション、モチベーションが上がりますよね!
Jクラブがないからと言って、その地域がサッカーが盛んでないわけではありません。
JFLや社会人リーグに所属するチームが各県には存在します。
中には「シンデレラストーリー」と言われる、地域リーグからJリーガーになった選手もいます。
例えば、
ヴィッセル神戸所属の藤本憲明選手やサガン鳥栖所属の朴一圭選手です。
▼藤本憲明選手
佐川印刷SC(JFL)➡鹿児島ユナイテッド(J3)➡大分トリニータ(J2)➡ヴィッセル神戸(J1)
▼朴一圭選手
FCKOREA(関東1部)➡藤枝MYFC(J3)➡FC琉球(J3)➡横浜F・マリノス(J1)➡サガン鳥栖(J1)
など
現在のJクラブの多くは、地域リーグからJリーグ参入を果たしています。
2021シーズンからはテゲバジャーロ宮崎が宮崎県初のJクラブとして活動します。
サッカーがもたらす影響は非常に大きく、逆にサッカーチームから地域に関わって行く活動も盛んです。
そういった活動は、日本のスポーツ文化の発展やスポーツが人々の支えになって行く事を目指して行われています。
今回は、Jリーグチームがない県を中心に紹介しました!
今後もサッカーチームの増加やJリーグへの参入は歓迎される事になっていくことが考えられますね!
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