「あのチームはどこが本拠地かな?」
「地元チームを応援したいけど、チームがわからない。」
日本にはプロサッカーチームがいくつも存在します。
毎年盛り上がりを見せるJリーグを応援したい!そんな方も多いと思います。
しかし、残念なことにプロのチームがない県があります。
今回は、Jリーグのチームがない県について紹介します!
Jリーグは1993年に開幕しました。
2025シーズンはJ1、J2、J3の3つのカテゴリに20クラブずつ、計60チームが存在しますが、開幕当初はなんと10チームでした!
開幕当初からあるチームを「オリジナル10」と呼びます。→「【Jリーグの歴史】オリジナル10の意味とは?該当チームを一挙紹介!」
その後、1999年にJ2が誕生し、J1が16チーム、J2が10チームとなりました。
2014年には、J3が誕生し、J1が18チーム、J2が22チーム、J3が12チームとなりました。
JFLクラブが要件を満たしてJリーグに入会する場合はJ3からスタートします。
J3リーグも常時20チームになり、2023年からはJ3の下位チームと、Jリーグ入会要件を満たしたJFLチームとの入れ替え戦が実施されています。
※JFL:日本フットボールリーグというJリーグと地域リーグの間のカテゴリに位置しているリーグのこと。
ここまで、Jリーグは60チームがあるとお伝えしてきました。
都道府県数以上の加盟チームがあるのにも関わらず、Jクラブが誕生していない県があります!
【福井、滋賀、三重、和歌山、島根】
実は、この5つの県にはまだJクラブが誕生していません!
Jリーグに参入するにはいくつかの条件をクリアしなければなりません。(→その条件はこちら)
そのため、地域チームからJリーグに参入して行くことが困難であったり、条件を満たすことが出来ずにいる力のあるチームもあるかもしれませんね。
先ほど、都道府県数以上のチームが存在していることが分かりましたね。
そうなると、1都道府県に複数のチームが存在するという事になります。
その中でも関東地方には多くのJクラブが存在しています。
お互いの距離が近いとライバル心が生まれてきますよね!
同じ地域や隣接する地域、古い歴史のある一戦など因縁のある戦いをダービーと言います。
大阪ダービー ・・・セレッソ大阪VSガンバ大阪
さいたまダービー ・・・浦和レッズVS RB大宮アルディージャ
みちのくダービー ・・・ベガルタ仙台VSモンテディオ山形
多摩川クラシコ ・・・FC東京VS川崎フロンターレ
など
個人的な意見ですが、ダービー、クラシコが付くとテンション、モチベーションが上がりますよね!
Jクラブがないからと言って、その地域がサッカーが盛んでないわけではありません。
JFLや社会人リーグに所属するチームが各県には存在します。
中には「シンデレラストーリー」と言われる、地域リーグからJリーガーになった選手もいます。
例えば、
元ヴィッセル神戸の藤本憲明選手や横浜F・マリノスの朴一圭選手です。
▼藤本憲明選手
佐川印刷SC(JFL)➡鹿児島ユナイテッド(J3)➡大分トリニータ(J2)➡ヴィッセル神戸(J1)
▼朴一圭選手
FCKOREA(関東1部)➡藤枝MYFC(J3)➡FC琉球(J3)➡横浜F・マリノス(J1)➡サガン鳥栖(J1)➡横浜F・マリノス(J1)
など
現在のJクラブの多くは、地域リーグからJリーグ参入を果たしています。
2025年シーズンからは高知ユナイテッドSCが高知県初のJクラブとして活動します。
サッカーがもたらす影響は非常に大きく、逆にサッカーチームから地域に関わって行く活動も盛んです。
そういった活動は、日本のスポーツ文化の発展やスポーツが人々の支えになって行く事を目指して行われています。
今回は、Jリーグチームがない県を中心に紹介しました!
今後もサッカーチームの増加やJリーグへの参入は歓迎される事になっていくことが考えられますね!
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