「アスリートの身体作りを支えたい」超本格派トレーニングジムへ狙って転職した理由~スポジョバ採用ファイル#9~

F45 ジョニ・ユリアン

「アスリートの身体作りを支えたい」超本格派トレーニングジムへ狙って転職した理由~スポジョバ採用ファイル#9~

F45 ジョニ・ユリアン

「本当の安定」にはきっと、会社は関係ないと思う。その人がとんでもないスキルを持っているのであれば、自然とオファーは来るだろうし、極端だが会社に属していなくても、収入を得る方法は見つけられるはず。大手企業に務めたから生涯安定という考え方が、少しずつ薄れてきている現代で、転職している人はどのように個の力を伸ばしているのでしょう。

今回は、オーストラリアでは大人気で日本に上陸したばかりの『F45』へ、スポジョバ経由で転職を成功されたジョニ・ユリアンさんへインタビュー!お馴染みスポジョバ採用ファイルとして、ユリアンさんが転職時に悩んだポイント等々、赤裸々につづります。文化の違いも考え方の違いも、間違いなくあなたを変える1つのキッカケになるでしょう!

(取材:構成=スポジョバ編集部 小林亘)


とにかくスポーツ全般が好き!ヨーロッパから日本にきた、ユリアンさんのこれまで

__ユリアンさん「さすが」と言うのも恐れ多いですが、めっちゃくちゃ良い身体してますね……!スポーツは何かされているんですか?

ユリアン:ずっとスポーツはやっていて。サッカーは選手を目指していましたし。ほかに趣味でボクシングとかテニスとか、結構いろいろ。ホント、身体動かすのが好きで、ヨーロッパの出身なんですけど、母国では政府認定のトレーナーの資格も取得したくらい。だから日本に来てからも、スポーツに関わる仕事がしたいとはずっと思っていました。

__サッカー選手を目指していたくらい、結構本気でやられてたってことですけど、それこそサッカーに携わる仕事とかも探されていたんですか?

ユリアン:そんなに(笑)。子どもにサッカーを教える仕事は考えたことあるんですけど、そもそもサッカーの文化が違う。ヨーロッパのサッカーは凄く激しいんですよね。身体をぶつけるとかコンタクトとか。それが身体に染みついているから、日本のサッカーは合わなかった。だからスポーツを教えるのではなくて、スポーツを頑張る人に身体の作り方を教える仕事、トレーナーとかをやりたいって思ったんです。

__僕はバスケ大好き人間なんですが、やっぱり日本のバスケとアメリカのバスケは、見ているだけでも全然コンタクトが違いますからね。それがユリアンさんにはギャップだったんですね。ところで、日本に来てからはF45が初めてのジムですか?別のところでも経験をされてたんですか?

ユリアン:ここの前に1つかな?凄く良いところだったんですけど、コロナの影響で閉まってしまい。

__そうだったんですね……。そうなると、なぜ『F45』を選んだんですか?結構ジムっていっぱいあるじゃないですか。ユリアンさんの中で、どんな所が魅力だったんです?

ユリアン:そう!ジムって半端じゃない数あって。いろんな名前があるじゃん?でも、僕の中で「フィットネス」とか「エステ」は違うなって思ってたんです。結構本気でトレーニングできるところ。アスリートとかプロの選手が集まるような、本格的なトレーニングをやっている場所で働きたいなって思っていて。その軸だけはブレなかった。それで求人を探していたときに、スポジョバを見つけて、F45と出会ったんですよ。ここは良さそうだなって思って、アプローチしてみましたね。





フィットネスじゃなく、本格的なトレーニングジムで働きたい

__F45のどんなところが「良いな!」って思ったんですか?たとえばボクシングのジムも結構ガチなところも多いと思うんですが、ユリアンさんの仕事の選び方についてもう少し深堀したいです!

ユリアン:まずは、スポーツ全般に対してアプローチしたいなって思ってたんです。だから限られた世界ではなくて、トレーニングジムね。その選択の上で、本格的なトレーニング。ここは45分間で厳しいトレーニングだけど、その代わりに効果がある。ハードだけど。本格的に痩せたいとか、アクティブな生活をしている人には合ってる。それに色んなスポーツをやっている人が集まってくるから、それが魅力でここを選んだかな。

__すみません、興味半分のご質問なんですけれど、どんなトレーニングされてどんな効果と言いますか、ユリアンさんが見てきた中で「変わったなこの人」って思ったエピソードについても聞きたいです!

ユリアン:45日間のチャレンジコースがあって、それぞれの目標を目指してやるメニューなんです。脂肪燃焼とか筋力UPとかね。それで私が見てきた中だと、45日間で7~8kgくらい痩せた人がいて。そういう人多いんですけど、やっぱり最初はすごく身体が重そうだったのに、みるみる身体が軽そうになっていく姿を見ると嬉しい。トレーニング全然やったことない人もいるから、変わっていく姿に本人が感動してて、それも嬉しい。

__え!?45日でそんなに痩せたってすごいですね……!

ユリアン:甘くないけどね(笑)。でもとにかく体重を落とそうとしているわけではありません。筋力UPとウエイトダウン。この両方を一緒にやるので、健康的に痩せているとは思います。それに無理矢理にはやらせない。お客さんがメニューを選べる。例えば今日カーディオ(有酸素運動)の日、今日は筋トレ……etc。ただ、今日は筋トレの予定だったけどカーディオの日に振り替えてもOK。どっちかをメインにしても良い。スケジュールは相談しながら作れるから。

__そこもアスリート向けっぽいですね。あくまでご自身が選んでトレーニングするというか。いずれにしても、ユリアンさんの中で、スポーツをやる人がより良い身体をつくれるようにってアプローチがハマったわけですね。

ユリアン:そう!たとえばプロを目指している人、特にスピードとかアジリティとかを上げたい人、体力をつけたい人とか。ただ痩せるだけじゃないから、アスレティックも強くなれるのが魅力。でも、トレーニングは本当にツラい。だからモチベーションを上げられるように声をかけてますね。「あと10秒だからやりきろう!」とかね。それが私たちの仕事だから。終わったあとシャワー浴びたら凄く気持ちいいしリフレッシュできる。「やってよかった!」ってなる。目標達成のために、みんなを応援し続けたい!





「ツラいのは電車だけ(笑)職場に来れば一気に元気になる!」

__F45と出会って、理想の働き方ができてて、ユリアンさんも楽しそうにしているのが、話しているだけで感じます!ちなみに、チームメイトとの関係とか、職場の雰囲気はいかがですか?

ユリアン:そもそもお客さんもそうですが、外国人の人が多いし、基本的に会話は英語。だからコミュニケーションは問題ない。だいたいワンクラスをトレーナー2人で見てることもあって、みんな仲良し。ランチ行ったりもするし、冗談とかも言い合う。ジョン(代表)とは毎日ケンカしてるしね(笑)。嘘ですよ(笑)。こんな感じで、自然に笑顔とかが溢れるように。トレーニング中も楽しませたいじゃない?そういう雰囲気をつくれるようにもしていますね。

__普段、英語のコミュニケーションなんですね!それもF45さんの特色ですね!すごく良い雰囲気の中で働けているのも、我々としては凄く嬉しい気持ちです。

ユリアン:私もスポジョバさんには感謝しています!スポーツ関係だけが載ってる求人サイトって珍しい。「こういうサイトもあるんだ」って思ったし、スポーツの求人しかないから見やすかったし探しやすかった。ほかにない求人もいっぱいあったから、スポーツに関わる仕事を探している人は、こういうサイトで集中して探したほうがいいと思う。私も、F45に出会えてよかったし、チームメイトもお客さんも良い人ばっかりで働きやすい。

__逆に直球の質問ですけど、こういうのはツラいとか大変だなって思うことはいかがでしょう?そういうときに、ユリアンさんだったらどんな対応をされるのかなって思いまして。

ユリアン:別に……ないかな(笑)。趣味の延長、仕事としてあんまり捉えてないから。ツラいのはただ電車だけ(笑)。それだけ(笑)。ココ(店舗)に来れば大丈夫。僕は誰にでもハッキリ物事を伝えるし、だいたい誰とでも合う。みんなと仲良くできる。あんまり我慢とかしない。楽しいこと、やりたいことをやりながら、ずっと続けていきたいなって思いますね。

__なるほど……!海外生まれ海外育ちの方と話していると、その辺りの日本との文化の違いを強く感じます。日本人は結構周りを気にして言えない人が多い印象があるので、ユリアンさんのような生き方は尊敬というか羨ましいというか(笑)

ユリアン:難しく考えなくていいと思うんです。好きなことを仕事にする。それでお金を稼ぐ。だって同じ時間しか生きられないわけだから。せっかく働くんであれば、やりたいことをすればプラスになる。そのほうが幸せでしょう?やりたくないことを仕事にしたって、プラスにもならないと思うから。それが私の場合はトレーニングだった。だから毎日楽しいしHAPPY!





大切なマインドは『Work to live』。好きを仕事にしたときの、お金の考え方

__ちなみに、ユリアンさんのお金に対する価値観も伺いたいです。好きなことを仕事にしても食べていけないとか、色んな理由で好きなことを仕事にできない人っていると思うんです。それって私の先入観でしょうか……?

ユリアン:そんなことない。北アジアの人たちは「お金のために働く」って人が多い印象よ。でもヨーロッパのことわざ?で「Work to Live(生きるために働く)」って言葉があって。「Live to Work(働くために生きる)」が悪いことって話じゃない。ただ私は生きるなら、楽しく働きたいっていう想いを実現してるだけ。あと収入に関しては、その人次第なところがある。どれくらいお客さんから好かれるかとかにもよると思うし。

__自分の力でどれだけ社会に貢献できるか、という視点が大切ということでしょうか?

ユリアン:そうね!凄く好きな仕事だったとして、今は月10万円くらいかもしれないけれど、50万円稼げるポテンシャルを秘めてるかもしれないよね。この仕事で言ったら、どれくらいお客さんを持てるか。歯医者さんとか電気屋さんもそうよ。この人が上手だし値段も良いから選ぶ。それだけ。だからリミットはない。月50万円稼ぐ人も、まったく稼げてない人も知ってるけど、やっぱり何がしたくて何ができるか、どうやったら自分の経験が生きるかとかを考えてTRYするのが良いと思う。そこに光はあるはずだから。

__なるほど~!確かに自分の力を磨くことで、あとから結果も出てくるでしょうし。ちなみにユリアンさんは、転職したばかりの頃、これまでの経験を生かすためにまずどんなことを頑張ったんですか?やっぱり転職した瞬間が、一番大変かなとも思っていて。

ユリアン:私の場合はコミュニケーション。職場のメンバー、お客さんとも、まずは仲良くなること。自分が何者なのかを証明して、自分から積極的に話しかけるってことはやってたかな。当たり前だけど、仲良い人だったら自分も相手も困ったときに助けたくなる。それが仕事を簡単にさせることだと思うし。だから、みんなとうまくやっていけば余裕だと思う。

__ユリアンさんみたいに努力を惜しまずストレートに物事を伝えることが、間違いなく組織に良い循環を生むんだと思います。私の考え方も、だいぶ変わった気がします。最後に、これから転職したいと考える日本の若者に、一言メッセージを!

ユリアン:まずはchallenge。自信がなかった場合でもchallengeしたほうがいい。したいことを迷わず。そうした方が、最終的にどうなっても経験になるから。そこから勉強してまたchallengeしたら、前よりももっと成長できるかもしれない。それも経験。みんなそう、間違えるとか思った通りにいかないからって諦めちゃう。それはまだ最初のフェーズ。その次も勉強になるから、その次ももっとうまくいく。だからchallengeを続けたほうがいい。なんでも経験になって、損はないから。間違いも大切ってことを、知っておいてほしいかな。でも、間違いを繰り返しちゃダメだけどね(笑)

__ユリアンさん、今日は本当にありがとうございました!F45での活躍、引き続き応援しています!!これからもお互い、人生楽しく生きていきましょう!!





【PROFILE】

ジョニ・ユリアン

ヨーロッパ生まれ。イタリア語・英語・日本語を使いこなすバイリンガル。もともと身体を動かすことがすごく好きで、サッカー、体操、キックボクシングなど様々なスポーツを経験。ヨーロッパ認定のプロフェッショナルフィットネストレーナーの資格も持つ。20歳の頃に来日して以来、ホテルやレストラン、英語の講師などを経て、元々やりたかったトレーナーの仕事に就いたものの、コロナの影響でジムが閉店。新しい場所を探していたときに『F45』と出会い現在に至る。

とにかくウォーキングが好き。休日で予定がなければ10kmは平気で散歩するとのこと。同じようにハイキングや登山も趣味の1つだそう。「BBQに誘われたらいつでも飛んでいくし、凄く嬉しいからどんどん誘ってほしい」と、根っからのアウトドアが故のチャーミングな一面も見せてくれた。


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