レスリングの階級を分け方を知ろう!日本の選手が活躍している階級とは?

編集部 スポジョバ

レスリングの階級を分け方を知ろう!日本の選手が活躍している階級とは?

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レスリングの階級を分ける理由や階級の数について知ろう!


「レスリングはどうして階級を分けるの?」

「レスリングの階級分けがどうなっているのか知りたい!」

あなたは、レスリングの階級分けがどうなっているのか知っていますか?

レスリングでは、体重や体格による不公平が起きないように階級分けが行われています。

今回は、レスリングの階級について詳しく解説していきます!



どうして階級分けをするの?

レスリングとは、投げるなどの技をかけて相手を地面に押し倒す競技です。

レスリングには、体重や体格による不公平をなくすため、体重ごとに階級が設けられています。

用具を使わず体のみで戦うスポーツであるため、体格が勝負に大きく影響してしまいます。


詳しい階級分けを説明する前に、例えば53kg級では、何kgの人がエントリー出来るのでしょうか?

階級に示されている体重は、その重さ以下の人なら誰でもエントリー出来るという意味です。

53kg級で言えば、エントリー出来るのは53kg以下の選手たちです。

50kgの人でも、53kg級にエントリー出来ますが、体重が軽い分筋力で劣っているということになり、不利になります。


このように、自分の体格にあった階級で戦うために、その階級に合わせて増量したり、減量したりすることが重要になります。

吉田沙保里選手は現役の時55kg級や53kg級、川井梨紗子選手は63kg級、伊調馨選手は58kg級で活躍。

日本人選手は重量級よりも軽量級の階級で活躍することが多いです。


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グレコローマンスタイルとフリースタイルの階級分けを知ろう!

レスリングには、グレコローマンスタイルとフリースタイルの2つの種類があります。

フリースタイルは全身で攻撃・防御が出来るのに対して、グレコローマンスタイルで使うことが出来るのは上半身のみ。

グレコローマンスタイルは男子のみ、フリースタイルは男子・女子どちらもで実施されています。

それぞれのスタイルで階級が設けられており、その中でもオリンピックで実施される階級と実施されない階級があります。

オリンピックで実施されない階級は、小さな大会や部活動での試合にて採用。

階級が増えると選ぶ幅が広がり、戦略も組みやすくなるそうです。


グレコローマンスタイルは、

・55kg

・60kg

・63kg

・67kg

・72kg

・77kg

・82kg

・87kg

・97kg

・130kg

の10個の階級があります。

その中でも、60kg、67kg、77kg、87kg、97kg、130kgの6階級がオリンピックで実施されています。

フリースタイルでは、

男子

・57kg

・61kg

・65kg

・70kg

・74kg

・79kg

・86kg

・92kg

・97kg

・125kg

女子

・50kg

・53kg

・55kg

・57kg

・59kg

・62kg

・65kg

・68kg

・72kg

・76kg

それぞれ、設けられている階級は10個です。

オリンピックではその中から、男子が57kg、65kg、74kg、86kg、97kg、125kg級の6階級、女子は50kg、53kg、57kg、62kg、68kg、76kg級のそれぞれ6階級で競技が実施されています。


レスリングの階級は、かつてはボクシングのようにフライ、バンタム、フェザー、ライト、ウェルター、ミドル、ライトヘビー、ヘビーの8つの階級名がありました。

その後、数値で表記されるようになりました。

1969年には10階級、1997年には8階級と国際レスリング連盟のルール改定により、階級の数は変化を続けています。


このようにレスリングでは、細かく階級が設定されていることがおわかりいただけましたか?

階級によって活躍する選手や魅力もそれぞれ異なります。

色々な階級の試合を見て、比べてみるのも面白いかもしれません!

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