「魚のポーズってどんな効果が期待できるの?」
「やり方を知りたい!」
ヨガには動物や物などいろいろな名前のついたポーズがあります。
今回は、その中でも「魚のポーズ」に注目し、期待される効果やポーズの取り方などを詳しく解説します!
ヨガを始めたての人、これから始めてみようかなと思っている人、必見です!
魚のポーズは心身のさまざまな不調を改善するための効果が期待されています。
魚のポーズをすることでより深い呼吸を促してくれます。
デスクワークやスマートフォンの操作などで前屈みの姿勢になることが多い現代の生活は、腹部が圧迫され腹式呼吸をしにくくなり、ついつい呼吸が浅くなってしまうことも。
魚のポーズでは胸を開くことで肺が広がり、より呼吸の通りがスムーズになると言われています。
魚のポーズはリラックス効果も期待されています。
呼吸を深くすることで副交感神経が優位になるからです。
特に夜に実施することで、スムーズな睡眠を促す効果が期待出来ます。
魚のポーズは身体の疲労回復を促します。
肩や首周りの筋肉をほぐすと、血流を良くなり老廃物が溜まりにくくなると言われています。
デスクワークなどでつい肩や首のこりに悩まされがちな方にもおすすめなポーズです。
胸を開く魚のポーズは姿勢改善が期待出来ます。
背中の筋肉がほぐされ、身体の前面も伸ばされるため、猫背になりがちな方にもおすすめです。
骨盤や背骨など体のゆがみが改善されるため、姿勢と共に全身の不調を整えやすいです。
背中を反らせることで、バストアップ効果が期待出来ます。
バストを上向きにしてリンパを活性化することで乳房が刺激されるのです。
リンパが活性化することで老廃物を排出し、胸周りのこりをほぐしてくれます。
顔まわりやデコルテの血流を良くしてくれるため、溜まった老廃物を排出してスッキリとした顔立ちにしてくれる効果も期待されています。
そのため、美容に関心のある方にもおすすめのポーズです。
魚のポーズは初心者の方も取り組みやすいポーズです。
ポーズの取り方を説明します。
まずは仰向けに寝転がります。
両足をそろえて親指同士をくっつけた状態になったら、手のひらを床に。
お尻を少し上げて手を下にしまいましょう。
手をお尻の下に入れたまま、両腕を伸ばして背中の中央に寄せていきます。
この時、左右の肩甲骨で背骨を挟むようにしましょう。
両肘が近づいているのを確認したら、手のひらと肘で床を押しながら両足の親指を前に伸ばしつつ、ゆっくりと上半身を持ち上げます。
胸の中心を天井に持ち上げながら、頭頂が床につくように首を伸ばしましょう。
頭頂を床に付けたら腕で床を押す力で身体を支え、目線は鼻先へ向けて呼吸。
3〜5回を目安に深くゆっくり呼吸します。
首や喉に違和感や痛みを感じたら無理をせずにポーズを解放してください。
呼吸を終えたら肘で床を押したまま、腰の方から床に背中をおろしていきます。
最後に両手をお尻の下から抜いてリラックスしましょう。
魚のポーズはヨガ初心者の方も挑戦しやすいポーズですが、最初は頑張りすぎず身体の声に耳を傾けることが大切です。
背中を反らして胸を開くほど効果をより実感しやすいのですが、慣れないうちは首の後ろにブランケットやタオル、クッションなどを置き無理な姿勢を取らないようにしましょう。
特に頭や首に負担をかけすぎると怪我のもとになるので、床を肘でしっかりと押して身体を支えましょう。
頭頂(とうちょう)を付けて、心地よいところで呼吸することを意識します。
ポーズをとっている時に気持ち悪さを感じたら、ゆっくり元の姿勢に戻ってください。
魚のポーズは、頭を下にするため吐き気を催すこともあります。
気分が優れない時は楽な姿勢に戻りましょう。
今回は、魚のポーズについて解説しました。
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