「筋トレしているけどお酒の影響ってどれくらいあるの?」
「お酒は筋トレの効果を下げちゃうの?」
“正しい”と言われる筋トレとは何か。
筋トレのやり方・効果には意見や研究が多数存在します。
あなたは、どのような筋トレが、“正しい”筋トレと考えていますか?
今回は、食事面に焦点を当て、お酒と筋トレとの関係について紹介します!
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そもそも飲酒は、適度な量であれば健康に害はないと言われています。
しかし、過剰摂取や筋トレで体作りをしている人にとっては、注意が必要です。
飲酒をすることにより、体が受ける影響は次のものが代表的です。
▼睡眠が浅くなりやすい
筋トレや軽い運動をすることで、本来なら質の良い睡眠を取りやすくなります。
しかし、飲酒によって睡眠が浅くなり、トレーニングの疲れがきちんと取れずに次の日を迎えてしまう可能性が高くなるとも言われています。
▼体脂肪がつきやすくなる
筋トレをしていない人はもちろん、お酒の糖質により、人間の体には体脂肪がつきやすくなります。
日本酒やビールは特に糖質を多く含んでいるため、好んで飲む人は注意が必要です。
▼筋肉の増量が抑制される可能性がある
私たちの体にある「テストステロン」というホルモンは、飲酒の影響で減少すると言われています。
このホルモンが筋トレには実は重要な働きをしているのです。
先ほど、飲酒をすることで体に起こる影響についてご紹介しました。
ここでは、具体的に筋トレにとってどんな悪影響があるのか、詳しく説明します。
皆さんは、先述したテストステロンという言葉を聞いたことがありましたか?
睡眠の質低下・体脂肪の増加、そして筋トレを行っている人の1番の大敵はこの「テストステロンの減少」と言われているのです。
テストステロンとは、男性ホルモンの1種です。ですが、男性特有のものではなく、女性の体でも分泌されています。(男性よりは少なく、男性の5〜10%程度)
男女ともに筋トレの効果が正しく発揮されるためには、このテストステロンが必要不可欠です。
しかし、飲酒をすることでテストステロンは減少すると言われており、結果的に筋肉な成長を阻害することに繋がる可能性があるとされています。
筋肉が育つには、1度筋繊維が傷つき、修復する過程で筋肉の成長が行われると言われています。
この筋肉修復のために必要な「タンパク質」も、飲酒によってアルコール分解に使われてしまい、上手く回復することが難しくなってしまうとも言われています。
さらに、テストステロンは20代をピークに、加齢とともに減少するとも言われています。
30代以降でトレーニングを行っている方は、特にお酒との付き合い方を意識する必要があるでしょう。
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どうしても飲酒を避けられないこともあるでしょう。
そんな時は、上手く筋トレと飲酒のバランスをコントロールすれば、お酒を飲んではいけないということはありません。具体的な対応策をお伝えします!
▼揚げ物を摂らないようにする
お酒の席では、唐揚げや串揚げなどの揚げ物がお供になりがちです。
筋トレを効果的に行いたいと思っている方は、おつまみや食事を選ぶ際、揚げ物はなるべく避けましょう。
その代わりに、栄養素の豊富な食品や低カロリーなメニューを選んでみて下さい。
▼飲むお酒の種類を意識する
日本酒・ビールは糖質が高いとお話ししました。
またアルコール度数が高いお酒も筋トレの大敵です。アルコール度数が高いと、これも同じようにテストステロンが減少すると言われているのです。
しかし、現在は糖質カットやアルコール度数の低いお酒も増えています。
どうしてもお酒を飲む場面では、そのような種類を選びましょう。
▼飲酒のタイミングに配慮する
トレーニング中にお酒を飲むことはなくとも、トレーニング前・トレーニング後に飲んでしまう…というのは意外とある事例です。
筋トレ前の飲酒は怪我のもとであり、そもそも飲酒をしていない状態に比べると良いトレーニングが出来る人は少ないとも思います。
よくあるNG例は、筋トレを頑張ったご褒美として、トレーニング後に飲酒してしまうパターン。
しかし、トレーニング後の体は、タンパク質などと同様にアルコールの吸収力も高くなっています。
結果、血中アルコール濃度の上昇が速くなり、悪酔いの原因となると言われているので、おすすめしません。
せっかくの筋トレ効果を無駄にしないためにも、飲酒の日と筋トレの日は分けてスケジュールを組むと良いでしょう。
今回は、筋トレとお酒の関係性を紹介しました。
飲酒と筋トレは、上手にスケジューリングを行えば、どちらも楽しむことが可能です。
ぜひ、お酒との付き合い方を見直す機会を作ってみて下さいね!
細かな体への影響を知ることで、さらに質の高いトレーニングを目指せますね!
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