「K-1とよく言うけど何の頭文字?」
「K-1って格闘技の中でボクシングだけ?」
格闘技のイベント(大会)でしばしば話題となるK-1。
名前は知っているけど意外と知らない情報を紹介します!
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K-1のKとは「空手」「キックボクシング」「カンフー」「拳法」といった、立ち技格闘技の頭文字です。
更にその頂点を決める事を意味するため、KINGの頭文字でもあります。
このKINGは王者。すなわちナンバーワンの意味であり、空手、キックボクシングなどの打撃系世界最強を決める大会がK-1なのです。
名づけ親は、全日本空手連盟総帥の神村榮一氏です。
現在のK-1は昔のK-1と比べるとずいぶんと変わったところがあります。
例えば、全盛期の頃はヘビー級や無差別級の試合が盛り上がりました。
当時の無差別級は、技術のある小さい選手が大きな選手をKOするシーンや体重のある選手の破壊力のある打撃などが見どころでした。
印象的なのは、ガオグライ・ゲーンノラシンというムエタイの選手です。
体重80kg弱という本来ミドル級の選手が、
ヘビー級の試合に出て体重差25kgのマイク・ベルナルド選手とドロー、
体重差53kgのマイティ・モー選手をミドルキックでKOしています。
このように小さい選手が大きい選手を圧倒したり、KOするシーンを見ると格闘技の技術の凄まじさを感じますよね。
一方で、現在のK-1はどちらかといえば軽量級の選手が活躍している印象です。
武尊選手、皇治選手などが挙げられます。
・重量級の選手ばかり集めると女性ファンが付きにくい
・細かく体重分けをしないと体格の小さい選手が活躍する場がない
そういった理由から軽量級の選手が活躍が目立つようになりましたが、結果として誰でもフェアに活躍しやすくなったのは昔のK-1と比較しても良くなったところではないでしょうか。
昔は今のように細かく階級分けはされていなく、やはり目立つのはヘビー級でした。
それから少しして魔裟斗選手が活躍していたミドル級はありましたが、50kg程度の選手が活躍するような階級はありませんでした。
また、昔はK-1と言えば外国人選手が中心でした。
現在、日本人でも多く活躍出来ているのは階級を細分化しているところにあると考えられます。
階級の体重幅が大きくなればなるほど小さい選手が不利になりますからね。
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K-1とは立ち技格闘技のイベントの名前で商標権があるのはご存じでしょうか?
もともとは、角田信明の師匠でも有名な石井和義が所有していましたが、
2011年7月に不動産デベロッパーのバルビゾンに移管、2012年1月にEMCOMホールディングスがバルビゾンの持つ商標権の買収を発表。
最終的には子会社のK-1GlobalHoldingsLimitedが諸権利を取得することになります。
試合時間は、当初は3分5ラウンド最大延長2ラウンドでしたが、2004年以降は3分3ラウンド延長2ラウンドです。
トーナメントにおいては、決勝戦以外は3分3ラウンドで延長が1ラウンドになります。
K-1オフィシャルルールでは、パンチ、キック、膝蹴りのみが許され、肘打ち、頭突き、投げ技、寝技は反則、バックハンドブローにも制約があります。
ただし、これはK-1のオフィシャルルールであり、K-1というイベントの中では総合格闘技の試合が行われたこともあります。
このようにK-1は昔は競技のイメージが強かったですが、最近ですとイベントのイメージが強い印象です。
今回は、格闘技のK-1について紹介しました!
意味や、昔との比較でより観戦した時に理解が深まるはずです!この機会にぜひ格闘技を楽しんでみては?
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