「自転車競技にはどんな種類があるの?」
「自転車競技場で走っている種目は何?」
自転車競技の中でも、スピードの迫力を感じられるのがトラックレース。
トラックレースの種類や距離の違いを知っていますか?
今回は、自転車競技のトラックレースを詳しく紹介します。
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トラックレースとは、自転車競技において自転車競技場や競輪場で行うレースのことです。
走路は、板張りやコンクリート、ウォークトップ(柔らかいコンクリート)となっています。
カーブがあるレースなので、スピードを落とさずに走行出来るように走路には傾斜が付けられています。
自転車競技のロードレースとは大きく異なり、室内や競技場など安定した走路で行います。
また距離に関しても250m、400mと比較的短距離のレースとなります。
自転車競技におけるトラックレースは種類がいくつかあります。
【短距離】
▼タイムトライアル
個々で走行し、タイムによって順位を定めます。
とにかくスピードを重視する種目です。時速にして約60km/hで走る迫力のあるレースとなっています。
男子は1km、女子は500mで行われます。
▼スプリント
同時に2~4人でスタートし着順を競う種目です。
自転車競技は、空気によって大きく左右されます。
抵抗をなるべく減らすために相手の後ろに位置を取ることや相手を追い抜くタイミングの判断が勝敗を分けるとも言われます。
250mトラックの場合、予選は3.5周の最後の200mを計時し、本戦は3周で行われます。
▼チームスプリント
1チーム3名(女子は2名)で編成され、3周(女子は2周)のタイムトライアルで競われる種目です。
それぞれの選手が1周回ずつ先頭を引いた後にチームから離れ、最後の1人がゴールしたときのタイムの優劣によって勝敗が決まります。
1周毎に1人ずつ減っていき、段々人数が少なくなっていくのが特徴的です。
【中・長距離】
▼個人パーシュート
相対する2選手が同時にスタートし、対戦相手を追い抜くレース種目となっています。
お互いに追いつかない場合は、所定の距離を完走しそのタイムによって勝敗が決まります。
男子4km、女子3km、男子ジュニア3km、女子ジュニ ア2kmと長い距離を走行します。
短距離とは異なり単純にスピード勝負だけではないため、持久力と戦略がカギとなります。
▼チームパーシュート
個人パーシュートの団体戦となります。4人1チームで4kmを走行します。
大きく異なる部分は、チーム戦なので2人目以降の選手が空気抵抗をなるべく避けながら走ります。
疲労を1選手に偏らせないために順番に先頭が入れ替わります。
チームワークが重要となっている競技種目です。
他にも種目はありますが、比較しやすい種目を取り上げました!
距離などの違いで様々な種目が存在します。
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上記の紹介からも分かるように、トラックレースはスピードに重きを置いたレースとなっています。
長距離と種目名に付いていても、距離はロードレースの長距離とは比べものになりません。
競技場が室内にある事もあり、その場合は観客も非常に迫力があるレースを楽しめます。
一瞬の判断や力が勝敗に関わってくるとても繊細な競技です。
この機会に、他の短距離レースにも詳しくなってみましょう!
今回は、自転車競技のトラックレースを紹介しました!
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