「BMXのレースとは具体的にどのような競技なの?」
「BMXレースではどのような点に注目して試合を観れば良い?どんな技術が必要とされるの?」
前回はBMX競技の一つであるフリースタイルの競技の種類やルールについて詳しく取り上げました!
→BMXのフリースタイルとはどのような競技?ルールや魅力を併せて紹介!
2008年北京オリンピックより正式種目として採用されているBMXレース。
今回はBMXレースのおすすめポイントや見所、必要になる技術について詳しく取り上げていきます!
BMXの競技はコースを走りタイムを競う「BMXレース」と、技の難易度や完成度、トリックの組み合わせや構成、ジャンプの高さなど総合的に採点が行われる「BMXフリースタイル」という2種類があります。
BMXレースではジャンプセクションやコーナーが設置されている約400mの未舗装コースを走り、順位を競う競技です。
一斉にレースを行う選手は4人から8人。
2008年に開催された北京オリンピックより正式種目として加えられました。
そして5歳の子供からレースが行われているという競技年齢の幅が広いスポーツでもあります。
そしてこのBMXレース、実は「自転車の格闘技」とも例えられるほどの激しい自転車レースなのです。
レース中は接触や転倒がつきもので、それ故に最後まで何が起こるかわからないハラハラドキドキ感が味わえます。
とはいえBMXレースは先行逃げ切りが有利とされているため、ランダムスタートゲートというルールが設定されています。
ランダムスタートゲートでは、ゲートのシグナルが点灯するまでの時間が0.1秒〜2.7秒の中からランダムになっており、選手たちのスタートのタイミングを取りにくくすることによって、スタートの公平性を保っています。
このBMXレース、なんといってもレースの派手さが一番のおすすめポイントとなっています。
スタート地点は「スタートヒル」という地上8mの高さに設定されており、スタートと同時に選手たちは一斉に坂を下り、時速60kmまで加速します。
このスピード感に加えて途中ではジャンプやカーブなどのセクションが設定されており、派手な動き、そして派手なレース展開を楽しむことができます。
ではこのBMXレースではどのような能力が求められる競技なのでしょうか?
自転車レースであるので漕ぐ力を求められるのはもちろんですが、BMXレースでは「プッシュ」という技術が大切になってきます。
プッシュとはコースの起伏に合わせて身体を上下させることで自転車を加速させる技術です。このプッシュの精度が勝敗を分ける大切な要素となります。
その他にもジャンプセクションやコーナーでの駆け引きなど、BMXレースは見所いっぱいの競技なのです。
今回はBMXレースの競技についての見所や求められる能力について詳しく取り上げました!
東京2020オリンピックでは有明アーバンスポーツパークにてBMXレースが行われる予定なので、気になる人はぜひレースを生で観戦してみてください!
弊社サイト「スポジョバ」ではBMXに限らず様々なスポーツに関するコラムを掲載しているので、ぜひ併せて読んでいってくださいね!
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