「ロードレースのルールを詳しく知りたい!どうなったら勝ちなの?」
「ロードレースを観始めたけどルールがよく分からない。」
前回は世界的に有名な自転車競技の大会「ツール・ド・フランス」のルールについて詳しく取り上げました!
→【初心者向け】ツールドフランスのルールを詳しく解説!ジャージの種類もご紹介!
少年漫画「弱虫ペダル」をきっかけに日本でも知名度が上がった「ロードレース」。
今回は自転車競技の一つであるロードレースのルールについて詳しく解説していきます!
自転車競技の一つであるロードレース。
ロードレースはトラックを周回する種目と違い、街の中や山など実際の一般道をコースとして走る競技です。
そんなロードレースではルールの違う4種類の競技方法があります。
①ワンデーレース
文字通り、1日のみで勝敗が決まるロードレースです。
1日で勝敗が決まるが故にレース中の緊張感や戦術の濃さが最大の魅力。
各コースそれぞれに特徴があるので、どの選手が活躍するのか、ダークホースになるのは誰かということを予測しながら観戦するのも楽しみの一つです。
②ステージレース
こちらは先ほどのワンデーレースとは違い、数日に渡って何度もレースを行い、それらの総合タイムで優勝を決めるロードレースです。
「ツール・ド・フランス」「ジロ・デ・イタリア」「ブエルタ・ア・エスパーニャ」が世界三大レースと言われています。それぞれ約20ステージのレースが行われます。
ツール・ド・フランスでの走行距離についてはこちらにて詳しく取り上げているので、ぜひ併せてお読みください!
→【初心者向け】ツールドフランスのルールを詳しく解説!ジャージの種類もご紹介!
スプリンターが狙うポイント賞、クライマーが競う山岳賞、総合優勝など様々な賞が準備されており、各賞に向けて選手たちが競い合います。
③個人タイムトライアル
数分間隔で1人ずつ選手たちがスタートし、ゴール地点までのタイムを競い合う種目です。集団で走る際は前の選手に隠れることで空気抵抗を軽減することができますが、タイムトライアルでは他の選手の後ろにつくことは禁止されています。
そのため、純粋な走行力が求められるレースです。
④チームタイムトライアル
同じチームの数名で隊列を組みゴールまでのタイムを競う競技です。
先頭をローテーションで変えながら進んでいくのでチーム全体の総合力、チームワークが重要となる競技です。
ロードレースでは最初にゴールした選手が優勝となります。
そのように考えると個人競技のようにも思えますが、実はロードレースはチームスポーツなのです。
例えばステージレースでは4人〜8人の選手がチームとなって優勝を競います。
勝利を狙う「エース」とそのエースを支える「アシスト」で構成されます。
総合優勝を狙うにはエースの力が必要なのはもちろん、アシストの選手たちの能力も必要になってきます。
例えばエースの前を走って風よけとなりエースの体力を温存させる。
そのほかにも補給をチームに届ける、他のチームのペースを崩すなど、アシストの役割は実はとても重要なのです。
ロードレースでのチーム内の各選手の役割やその名称についてはこちらの記事にて詳しく解説しているので、ぜひ合わせてお読みください!
同じ自転車競技で、オリンピック競技でもあるBMXの種目についてもこちらの記事にて取り上げているので、ご一緒にお読みください!
→BMXレースとはどのような競技なの?おすすめポイントや見所を解説!
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