「ゴルフクラブの一つのスプーンとはどのような意味で付けられているのだろう?」
「スプーンがいらないという意見があるのは知っているけど、その理由は何なのだろう?」
前回はゴルフのパーの意味やスコアに関連する用語の意味についてまとめてご紹介しました!
→【ゴルフ用語解説】パーの意味とは?スコアの基礎知識を教えます!
ゴルフでスプーンと呼ばれているクラブがあることはご存知ですか?
初心者のうちはキャディバッグの中にこのスプーンを入れていても一度も使わずホールアウトしてしまうこともあります。
今回はこのスプーンに関して、その言葉の意味や語源、なぜいらないと言われてしまうのかの理由についても併せて解説していきます!
ゴルフでのスプーンとはフェアウェイウッドの一種である、3番ウッドのことを指します。
フェアウェイウッドはドライバーの次のセカンドショットで使用されることが多いクラブです。
スプーンには通常、13度から15度のロフト角が付けられていて、飛距離も200-250ヤードと、ある程度の距離を飛ばすことができる「地面から打つ、もっとも長いクラブ」とも呼ばれています。
3番ウッドのヘッドはかつては凹凸の表面をしており、その形がまるでスプーンのようになっていたことからこのあだ名が付けられるようになりました。
先ほども紹介したように、キャディバッグの中に入れていても一度も使わずホールアウトしてしまうことやゴルフ雑誌でもそんな風に紹介されていることから、スプーンがいらないのではと思うプレイヤーも一定数存在します。
なぜ、スプーンはいらないと言われてしまうのか?今回は大きく2つの理由をご紹介していきます!
①方向性が安定しない
まず初めに挙げられる理由が、球の方向性が正確に定められないということです。
スプーンはゴルフクラブの中でもかなりシャフトの長いクラブです。
そのため、スイングのブレが大きくなり、ミスが生まれやすいクラブでもあります。
②番手通りの飛距離を出すことができない
スプーンはゴルフクラブの中でもロフトが立っているクラブであり、番手通りの飛距離を出すには45m/sのヘッドスピードが必要と言われています。
そのため、アマチュアの平均的なプレイヤーではヘッドスピードが足らず、番手通りの飛距離を出すことが難しく、これがいらないと言われる理由の一つです。
ヘッドスピードと飛距離の関係性についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ併せてお読みください!
→ゴルフのヘッドスピードと飛距離の関係性とは?平均はいくつなの?
上記二つの理由からスプーンを使うとスコアが崩れてしまうというプレイヤーが多く、「スプーンが不要だ」という声が上がってしまっているのです。
しかし、スプーンはミドルホールやロングホールのティーショットで使用するという方法を取ればまだまだ使えるクラブであることは事実です。
今回はフェアウェイウッドの一種である、3番ウッドのスプーンに関してその語源や使い方、いらないと言われてしまう理由について詳しく取り上げました!
ゴルフのスコアを表す用語で「シングルプレイヤー」という言葉があることを皆さんは知っていますか?
こちらの記事ではシングルプレイヤーの言葉の意味やハンディキャップについても詳しく取り上げているので、ぜひ併せてお読みください!
→ゴルフのシングルとはどのような意味なの?スコア、割合、詳しく解説!
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