錦織圭選手や大坂なおみ選手・・・
世界のトップで活躍する日本人選手たち。
リアルタイムで試合が見たい!
テレビのニュース「大坂選手の試合は今日の3試合目に予定されています。」
「????待って待って!一体、前の2試合は何時頃終わるの?」
テニスは非常に時間が読めないスポーツです。
天候や実力差によって試合時間は大きく異なります。
この記事では、試合時間の目安、更にギネス記録にもなっている歴代最長試合もご紹介します。
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海外のツアーも含め、プロテニスのほとんどの大会で採用されているのが3セットマッチ方式です。
どちらかが2セットとった時点で試合終了となり、最大で3セット行われます。
この方式だと、試合時間は平均1~2時間が多いです。
ただ実力差が大きいと40分ほどで終わってしまったり、接戦になった場合など長い時は3時間を超えてくる事もあります。
四大大会、グランドスラムでも女子の試合は3セットマッチです。
現在テニスの四大大会、グランドスラムの男子の試合のみで採用されている5セットマッチ方式。
どちらかが3セットとった時点で試合終了で、最大で5セット行われます。
5セットマッチ方式では、試合時間は平均で2~4時間ほどかかります。
しかし、こちらも実力差がある場合など早いと1時間半ほどで試合終了。
そして接戦だと長いと5時間を超えてくることも・・・!
世界のトップ選手のみが出場する四大大会ならではの醍醐味です。
非常に見応えがありますが、見ている側にも体力が必要になってきますね。
グランドスラムについては詳しくはこちらの記事をご覧下さい→テニスの四大大会って何?コートが違う?各大会の特徴を解説!
テニスは、1ゲームとるためには4ポイント先取です。
しかし、ともに3ポイントずつで並んでしまった場合は、どちらかが更にそこから2ポイント連取しないと、そのゲームは終わりません。
交互に1ポイントずつとる状況が続くと1つのゲームで10分以上かかることもあります。
また、セットをとるには6ゲーム先取ですが、こちらも5ゲームずつで並んだ場合そこから更に2ゲーム以上の差をつけないと、そのセットはとれません。
その為、選手同士の実力が拮抗していればいるほど、試合時間は長くなる傾向にあります。
ただ試合時間があまりにも長いと、選手の体力や気力を奪い、ひいては選手生命の短縮にも繋がります。
テニス界で苦言を呈す選手も多く、現在では多くの大会でタイブレーク制度が採用されています。
テニスは天候に左右されやすいスポーツです。
屋根のないコートでは、少量の雨でも審判の判断で試合が中断することがあります。
また屋外で照明設備のない会場などでは、日が暮れて暗くなってくるとボールが見えづらくなります。
この場合、試合を一旦中断し続きを翌日以降に延期したりします。(これを日没サスペンデットといいます)
その為、日をまたいで行われる試合も多くあります。
記録に残っている最長試合時間は、なんと11時間5分です!
この試合はなんと3日間に渡って行われ、試合時間はギネス記録にもなっています。
2010年のウィンブルドン1回戦で行われたアメリカのジョン・イズナー選手とフランスの二コラ・マウ選手の試合です。
この最長試合の最終セットのゲームカウントは70-68という、とんでもない数字になっています。
実に最終セットだけで138ゲームも行われた事になります。
この最長試合を記念して、試合が行われたコートにはプレートが飾られています。
またウィンブルドンは2019年からルールを変更。最終セットにタイブレークを導入していますので、今後これより長い試合が生まれることはなかなかないかもしれません。
今回はテニスの平均試合時間と最長試合をご紹介しました。
とにかくテニスは試合時間の読めないスポーツです。
観戦の際は、お目当ての試合を見逃さないように、時間に余裕を持って最新の状況を、こまめにチェックしまししょう!
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