「サッカーのハーフタイムって何分位なの?時間に指定はあるの?」
「サッカーのハーフタイムの間に選手たちはどのようなことをするの知りたい!」
前回はサッカーの全ポジションに関して、それぞれの役割や求められる能力に関して詳しく取り上げました!
→サッカーのポジション一覧!それぞれの名前や役割を詳しく解説!
前半と後半に分かれているサッカーでは、その間にハーフタイムというものが存在します。
今回はこのハーフタイムに着目して、中学・高校・プロそれぞれ時間は何分くらいなのか?選手たちはハーフタイムの間にどんなことをするのかということに関して取り上げます!
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国際試合やJリーグなどの試合では、ハーフタイムの時間は15分。
中学生や高校生の試合はプロの試合よりも試合時間が短いため、10分と短く設定してあります。
2014年以降のJリーグでははどんな試合でもハーフタイムは15分とルールが定められていますが、以前までは少し異なったは時間設定がされていました。
JFA(公益財団法人日本サッカー協会)ではハーフタイムは「15分を超えないもの」とされており、「後半のキックオフが前半のキックオフの60分後」というルールも存在しました。
前半の試合時間は45分。アディショナルタイムなどで試合時間が伸びた場合は15分のハーフタイムの時間が短くなるというルールでJリーグの試合が行われていました。
確かに試合時間がずれないため運営の都合上、またテレビで放送をする際に枠を確保しやすいという点でメリットはあったものの、「休憩時間をきちんと確保し、選手たちのプレーのクオリティーを保つ」ことの方が優先事項であるという考えから、「ハーフタイムは必ず15分取る」という現在の形に変わっていきました。
サッカーの試合では、観客が飽きないようにハーフタイムショーが行われるなどの工夫がされています。
では私たちがハーフタイムショーを楽しんでいる間に、選手たちはどんなことをしているのでしょうか?
ハーフタイムの基本的な目的は、後半戦に向けて栄養補給を行い、体力を回復させることです。
中にはシャワーを浴びるなど、独特のルーティーンを持つ選手もいます。
それ以外にもハーフタイムはチーム全体でミーティングができる貴重な時間でもあります。
前半の試合展開や相手チームの動き方を踏まえた上で、フォーメーションの変更や選手の交代、意識の共有などを行います。
監督から選手へというコミュニケーションだけでなく選手同士のコミュニケーションも行われるため、ハーフタイムは試合で勝利する上で非常に重要な時間なのです。
今では当たり前にサッカーのハーフタイムが取られていますが、サッカーというスポーツが誕生した直後は実はハーフタイムは存在しませんでした。
1863年にイングランドサッカー協会が作ったルールではハーフタイムに関する記載はなく、1871年にようやくハーフタイムという概念が誕生しました。
しかし、当時のハーフタイムは5分を超えてはいけないというルールが記載されており、選手たちは5分以下しか休むことが許されませんでした。
その後、選手たちの怪我の防止、試合の活性化を図るために少しずつ時間が長くなっていき、現在の15分というハーフタイムの時間に落ち着いていきました。
今回はサッカーのハーフタイムの時間の長さや、ハーフタイム誕生の歴史に関して詳しく取り上げました!
サッカーはルールだけではなく、基本的な戦術を理解しておくことでより楽しく観戦することができます!
こちらの記事ではサッカーの基本的な戦術に関して詳しく取り上げているのでぜひ合わせてお読みください!
→サッカーの基本戦術は大きく分けて4種類?最近のトレンド戦術とは?
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