「ラグビーの発祥にはどのような歴史があるの?」
「ラグビーの発祥地を知りたい!日本のラグビーはどのように始まったの?」
前回は日本ラグビーのプロリーグである「トップリーグ」に関して詳しく取り上げました!
ワールドカップでの日本の大躍進を筆頭に、今盛り上がりを見せるラグビー。
今回はそんなラグビーの発祥の歴史や、日本でどのようにラグビーが始まったのかについて詳しく解説します!
サッカーと同じく、ラグビーの起源はフットボールから来ていると言われています。
ラグビーの発祥地はイングランド(イギリス)、1823年イングランドの名門私立学校の一つである「ラグビー校」で起きた出来事が発祥の歴史と言われています。
当時のフットボールは統一されたルールがなく、地域や学校によって少しづつルールが異なっていました。その中でもラグビー校ではボールをキャッチするなど、一時的にボールを手で扱うことは許されていたものの、ボールを手で持って移動することは禁じられていました、
しかし、ウィリアム・ウェブ・エリスというひとりの少年が試合中にボールを抱えてフィールドを走り出してしまいました。
その時から時は経ち、1871年にロンドンでラグビー協会が正式に成立。
足でボールを移動するサッカーとは違い、手でボールを抱えてゴールを目指すラグビーというスポーツが誕生しました。
ラグビーワールドカップの優勝チームに贈られる優勝カップ。
その名称は「ウェブ・エリス・カップ」。先ほどご紹介した、ラグビー校で初めてボールを持って移動した少年「ウィリアム・ウェブ・エリス」から名前が取られています。
こちらのカップは第1回大会(1987年)から使われ続けており、ラグビーワールドカップ優勝決定後は、優勝チームがカップに刻まれて贈られます。
そしてこの「ウェブ・エリス・カップ」には実は一つの掟があります。
それは、「ラグビーワールドカップ優勝経験のある人以外は決して触れてはいけない」というものです。
どんなに優秀な選手でも、年間最優秀選手に輝こうとも、優勝をしたことがない選手はこのカップに手を触れてはいけないというルールが実はあるのです。
日本での初めてのラグビーは、1874年イギリスの船員によって横浜で行われました。
その後1920年代になり、ラグビーというスポーツは日本でも発展していきました。
それまでのラグビー発祥の歴史は「1899年に慶應大の英語講師E・Bクラーク氏が、学生たちに教えた」というものでしたが、研究によって上記の新事実が2015年には明らかになりました。
1866年に設立された横浜フットボールクラブ(現在のYC&AC)はアジア最古のラグビーフットボールクラブであると、イギリスの世界ラグビー博物館に認定も受けました。
ラグビー発祥の地・横浜では2019年、アジア初のラグビーワールドカップ開催を記念した記念碑が建てられました。
今回はラグビーの発祥地や発祥の歴史、日本で始まった起源など詳しく取り上げました!
こちらの記事ではラグビー用語である「ノーサイド」に関してその意味や、起源について詳しく取り上げているので、ぜひ合わせてお読みください!
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