「人が輝くしくみをつくる」。ブライズジャパンが掲げるこの理念は、スポーツ選手だけでなく、その裏で汗をかく人たちにも向けられている。かつてグラウンドで輝きたいと願った町田大輔さんは今、クラブやスポンサーを支える立場でスポーツと向き合っている。町田さんに、自分自身が輝ける場所を見つけるまでの道のりと、日々の仕事のなかで感じているやりがいを聞いた。
(取材・執筆:小林 千絵、編集:小西 秀人、中田 初葵)
──町田さんは現在、ブライズジャパンでスポーツに関わる仕事をされていますが、もともとスポーツとの関わりはあったのですか?
小学生から大学生まで野球をやっていました。その頃はプロ野球選手を目指して練習に励んでいましたが、結果的にはプロ野球選手にはなれなかったので、スポーツからは離れて別の仕事をしていました。
ただ、競技を観るのは好きですし、今でも休日には野球やスキーを楽しんでいます。仕事として関わっていなくても、常にスポーツとは触れていましたね。

──本気でスポーツに取り組まれていたのですね!そこからブライズジャパンとはどのように出会ったのでしょうか?
野球を自分がやっていたというのも一つですし、前職と現職の間にカナダへワーキング・ホリデーに行っていました。そこで様々なスポーツを観るうちに、「やっぱりスポーツの仕事がしたいな」と思ったんです。それからスポジョバに登録してブライズジャパンを紹介していただきました。
──おそらくスポーツに関わる仕事はいろいろあるかと思いますが、その中でブライズジャパンに興味を持ったのはどういったところだったのですか?
ざっくりスポーツの仕事という枠組みで考えたときに、クラブの運営や試合会場周りの仕事といったところに目がいくと思うのですが、ブライズジャパンは、クラブや現場から一歩引いたところから支援をしたり、スポンサーのサポートをしたりしています。そういった、スポーツ業界のあまり表には見えないところでの仕事ができそうだなと思って興味を持ちました。現場やクラブ運営というのは、表に出ている分、言ってしまえば誰でも仕事内容の想像がつきます。そうではなくて、見えないところでどういう支援を行っているのかというところに惹かれました。
──今年1月からブライズジャパンで働いていらっしゃる町田さん。現在はどういった業務をされているのでしょうか?
僕はクライアントサクセスという部署にいて、主にクラブやリーグの支援を行っています。1つ目はあるプロ野球球団の営業部と業務を行っております。営業部は主にスポンサー営業を行う部署なので、その球団がスポンサーを獲得しやすいように商品企画からパンフレットなどを作るまで様々な営業の支援をしています。2つ目はイベントの企画・運営です。陸上選手や水泳選手をサポートする企業が開催するスポーツ教室イベントの企画・運営を担当していて、そのためにまさに昨日まで地方に行っていたんですよ。他の仕事としては、あるスポーツのリーグ全体に関わるスポンサーイベントの運営も行っています。

──ご入社して1年足らずで様々な業務に取り組まれているのですね!実際にクライアントをサポートする業務をしてみていかがですか?
すごく勉強になります。球団やクラブ運営をしていくうえで、スポンサーからの収入は大きな柱。だからこそ、簡単なことではないですが、その大変さを近くで見て感じることができていますし、僕自身の知見も広がっていっているのを感じます。
──業務をするうえで、特に心がけていることや大切にしていることを教えてください。
お客さまとのコミュニケーションはとても大事にしています。複数の案件を担当しているので、毎日その方々と密に関わることができるわけではありません。だからこそ関わるタイミングの際は自分がいることをアピールするというか。短い時間だったとしても、雑談も含めていろいろな会話をするようにしています。
リーグのスポンサーイベントの業務は、リーグに所属する全クラブの意見を吸い上げる必要があるので、なおさらコミュニケーションがうまく取れていないと大変です。しかも地方のクラブもあるので、電話でいかに密なコミュニケーションを取るか、細やかに意見を聞き出すかというのは意識していますね。
──いかに効率よく密なコミュニケーションを取るかが鍵なのですね。人とコミュニケーションを取るのはもともとお好きだったのでしょうか?
人と会話をすることは好きですが、ただ会話をすればいいわけではないので、入社してからかなり試行錯誤しています。時間は限られているので、一回の電話で、相手の言いたいことも聞き出しつつ、こちらが伝えたいことも伝える必要があるし、メールのラリーもなるべく必要最低限にしたい。とはいえ、長文のメールを送ればいいかと言えば、そういうわけにもいかないので、その塩梅を日々探っています。

──日々試行錯誤をされているお話もありましたが、スポーツ業界での就業は未経験からスタートされた町田さん。最初は不安もあったのではないでしょうか?
会社が少数精鋭だからというのも関係しているのかもしれませんが、すぐに現場を担当させてもらえるんです。だから責任を持って一生懸命取り組まざるを得ないというか。悪い意味ではなく、早々に責任感が芽生えるんです。社内には知見を持っている先輩たちがたくさんいるので、わからないことがあればすぐに聞けますし、それを実行に移していくことでどんどん自分自身が成長できます。しっかり自覚と責任を持って対応をしていくことで、自然と不安はなくなっていくのかなと思います。まぁまだ8ヶ月なので、ここからですが。
──町田さんがご入社されたブライズジャパン社の理念は「人が輝くしくみをつくる」。この理念を町田さんはどのように捉えていますか? 日々の業務の中で、この理念を実感する瞬間があれば、どのようなときなのかも教えてください。
僕の中では、まだまだ人が輝くしくみをつくるために頑張っていかなきゃいけないなと思っているところですが……弊社のメンバーはみんな「スポーツが好き」という気持ちを軸に一生懸命働いています。今思うと、スポーツをされていたころの皆さんもすごく輝いていたと思うんです。それを仕事に昇華していくなかで、結果的に今の自分もまた輝ける環境にいられているんじゃないかなと思います。弊社のメンバーは本当にみんな、担当しているチームやクラブはもちろん、スポーツ界が良くなることまで考えているんですよ。休みの日でもスポーツをしたり、見たりしちゃう人たちなので。

──様々なご経歴や背景をお持ちの皆さんではありますが、根底にある思いは「スポーツが好き」という気持ちなのですね。
週1回の定例会議でもみんなだいたいスポーツの話をしていて、「今週、何を観てきた」といった話題で盛り上がります。ワールドカップの期間中はその話題で持ちきりでした。年齢的にも20代後半〜30代が多く、コミュニケーションも気軽に取っている印象です。代表の橋村が「プライドではなく、誇りを持って働きなさい」とよく言うんですが、休日にスポーツを観るとか、常にスポーツ界のことを考えているという姿勢が、この言葉と自然につながっているのかなと思います。
──スポーツが好きだからこそ、業界全体のことにまで目を向けられているのですね。そのほかに皆さんが大切にしているものがあれば教えてください。
スピード感はどのメンバーも大切にしています。クラブは現場の業務があるなかで、現場以外のところを僕らに任せてくださっています。だから僕らはクラブ側が時間の余裕を持てるように、僕らができることは素早くやってクラブにゆとりをもっていただくということは意識しています。それから、代表の橋村がよく言うのは「相手から感謝のフィードバックをもらえるように丁寧に仕事をする」ということ。相手方に良かったと思ってもらえたら自分たちが幸せになる。それが結果的に自分たちが輝くことにつながる、ということはよく言っていますし、社員一人ひとりが考えていることでもあります。

──また、ブライズジャパンの特徴として、様々なクラブやリーグ、スポーツと横断的に関わることができます。多様な形でスポーツと関わることができる面白さを、現在の町田さんはどう感じていらっしゃいますか?
僕は今3種類の仕事に関わっているという話をしましたが、他のスタッフはまた違うリーグやクラブと仕事をしています。だからスタッフ間でそれぞれの情報を共有することができるんです。そのなかで「これだったら他のリーグで応用できるよね」とか「他の競技で応用できるよね」という話ができるのはありがたいです。また、自分自身としても俯瞰して見られるので、お客さまにいろいろな提案ができますし、スポーツ界全体を見渡しながら働くことで、現場とはまた違う視点でスポーツ界のためにできることがある。それは良さでもあり、面白さでもあるのかなと感じています。
──皆さんが同じ方向を向いて働かれているブライズジャパンで、町田さんが今一番やりがいを感じていることは何ですか?
まずは自分の好きな“スポーツ”に関われているということ。そのおかげでモチベーションが常に高くいられています。あとはお客さまから僕らにやってほしいことを明確にいただけるので、達成したら感謝の言葉をいただけますし、成果がわかりやすく出るのでやりがいを感じられます。
例えばイベントの企画・運営だったら、イベントはしっかり完結するので、達成感を得やすい。そして次年度にも更新していただけたり、派生した領域を任せていただけたりすると、お客さまにも貢献できたなと感じられます。

──実際にイベントの企画・運営をされたときはいかがだったのでしょうか?
会場を使って毎年3万人ほどを動員する大きなイベントだったので、完結できたのはうれしかったですし、達成感もありました。毎年行っているイベントなので立ち上げ自体は僕が手がけたわけではありませんが、「どういう企業だったらスポンサーになってくれるか」というところから考え、実際にイベントで行う内容や、キャスティング、来場者プレゼントを考えたりしました。僕はお笑いも好きなので、キャスティングでお笑い芸人さんの候補を考えて、実現できたのもうれしかったです。前職がエンタメやレジャーに関する仕事だったので、そのときの経験も活かすことができたのも良かったですね。
──成果ややりがいもたくさん感じられている町田さんですが、最後に今後の展望を教えてください。
会社としても僕個人としても、まずは今の業務を頑張ります。ただ常に新しい事業にも目を向けたいと考えている会社なので、僕としても、新しいスポーツの価値を生み出せるようなことを考えて実行に移していきたいです。
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【PROFILE】
町田 大輔(まちだ だいすけ)
プロ野球選手を目指した野球歴を経て現職へ。「スポーツ好き」の情熱を原動力に、裏方から業界全体を支える。
| 設立年月 | 2015年04月 | |
|---|---|---|
| 代表者 | 橋村 将来 | |
| 従業員数 | ||
| 業務内容 | スポーツビジネスを中心とした
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