「バスケットは知らない。けど、〇〇のためなら」。B3リーグ『横浜エクセレンス』に入社した3人の、意外な共通点 ~スポジョバ採用ファイル#20~

横浜エクセレンス(B3リーグ) 草田 浩敬|増田 駿亮|杉山 優

「バスケットは知らない。けど、〇〇のためなら」。B3リーグ『横浜エクセレンス』に入社した3人の、意外な共通点 ~スポジョバ採用ファイル#20~

横浜エクセレンス(B3リーグ) 草田 浩敬|増田 駿亮|杉山 優

「僕ら全員、バスケットボールは今まさに勉強中!」

20回目を迎えたスポジョバ採用ファイル。今回お話を伺ったのは、B3リーグ『横浜エクセレンス』への転職を成功された3名の方。冒頭の言葉通り、この3名の共通点は「バスケットボールを知らない」ということだ。詳細をお伝えしていくと、経理の草田氏はずっとスポーツ業界を夢見ていた野球人。営業の増田氏は大手スポーツメーカー出身のサッカー青年。広報の杉山氏は『Vリーグ機構(バレーボール)』というリーグ出身者。

バスケットを知らない3名、ましてプロチームの経験もない彼らが、なぜ今回プロバスケットボールクラブへの転職を叶えることができたのか。

皆さんに問いたい。もしあなたがプロスポーツチームへの転職を本気で考えるなら、果たしてどんなアクションを起こすのか。3人の行動は、きっとあなたの今後の転職活動に大きな影響を与えるはずだ。

 

(取材:構成=スポジョバ編集部 小林亘)

 

バスケットのプレー経験はない僕たちが、プロバスケチームに魅せられたキッカケ

__皆さんご存知かもしれませんが『横浜エクセレンス』は非常に多くの応募があったんですよ。狭き門を潜り抜けた限られた人な訳ですが、どうやってその門を潜り抜けたかをぜひ伺いたい。ただ、皆様バスケットとは縁がない方とも伺っていたので、まずはご経歴から伺えますか?



 

草田:仰る通り僕はバスケットの経験はなくて、ずっと野球をやっていたんですよ。プロ野球選を目指して、社会人になってからもいろんなクラブチーム等々に所属しながら、アルバイトもしつつ競技を続けていたんです。ただ、20代半ばくらいになり「そろそろ見切りをつけないと……」と思って引退をしたものの、同時にプロスポーツチームへの求人に応募したんですが中々受からなくて。正社員として働いた経験がなかったものですから、就活は結構苦労しました。

とはいえ、野球をしながら色々な会社で働くうち、一度スポーツイベントを手掛ける会社でバスケやラグビーの試合を見た事があるのですが、アリーナ全体での盛り上がりを肌で感じたことで、野球だけに囚われるのがすごく勿体無いと思うようになっていたんですね。かつ、野球や職場でも横浜に長く縁や愛着があって、できれば横浜で働きたいと思ってた矢先、エクセレンスの求人が出てきて、「もう、ここしかない」と思ってエントリーしたんです。

 



 

杉山:僕自身は『Vリーグ機構』というバレーボールのリーグで働いていたのですが、ずっとバレーボールが好きで、バレーボールのことを発信したいと思っていたものの、それこそギャップがあって。事前に分かってはいたんですが、新卒1年目でスポーツ業界に入ってしまったので、ビジネスというものが何もわからない状況、まして一般知識も何もなかったので、入ってから非常に苦労しました。

また、僕自身が「週末にバレーボールの試合があるから頑張れる」のような形で生きてきたので、自分がそれを提供できる力がないことへのギャップが大きかったんです。もっと大きな話、このままでは業界の中で生き残っていけないとも感じてしまって、それであれば広報もそうですがマーケや営業など、さまざまなことを業界の中で学べるコンパクトな組織に入りたい。かつ僕自身、横浜出身ということもあり、これほど(エクセレンスに)親近感が沸いたものはなかったので、応募しました。

 



 

増田:僕は大手スポーツメーカーに新卒入社したんです。スポーツ大好きでオリンピックとかもTVに喰らいつくくらい好きなので、元々スポーツ以外を仕事にする選択肢はありませんでした。ただ、入った会社も結構有名なところだったんですが、比較的上が詰まってるといいますか。どうしても将来的なキャリアステージが不安で、キャリアUPが狙えそうなIT系の会社に転職したんです。

確かにインセンティブとかも高くてお給料も良くキャリアUPも狙えたんですが、スポーツとは関係ない会社でしたから、どうしても前職の雰囲気や働いている人の空気感が恋しくて。スポーツやっていた人しかわからない空気感みたいなのがあると僕自身思っているんですけれど、そういうのが自分には合ってるなって、離れてからすごく感じて、それでスポーツに関わって働きたいと思っていた時に、エクセレンスの求人を見つけて、エントリーしたんです。

 

__となると皆さん『横浜エクセレンス』のことは、もともとご存じではなかった?



 

全員:正直……(笑)

 

 

 

 

__それもまた面白いと思っていて、どんなところに魅力を感じた。また、それをどう自分の言葉にしたかも教えてください。



 

増田:先に2人が話していたように、僕も小学校2年生までは(横浜市)青葉区で育ったんです。その後実家の引っ越しで千葉、高校の時はサッカーのために長崎に行っていたのですが、やはり横浜という馴染みある街に貢献したいという気持ちは昔から持っていました。

あと、小林さんが書かれていた、当社の向井社長のコラムの影響は大きいです。それを毎週読んでいて、楽しくなっちゃって(笑)。それこそ面接を受ける前の段階でvol.4まで出ていたのですが、そこでエクセレンスの歴史を知って、アンダードッグというか。下から這い上がってきたクラブということを知った時、僕の人生もまさにそうだったんですよね。とにかく這い上がってきた人生だったから、自分の人生と照らし合わせて、これからはエクセレンスと一緒に、どんどん這い上がりたいし、多くのことを達成したいとも感じたんです。それは魅力でしたし、かなり熱意を持って社長にも伝えさせていただきました。

 



 

草田:僕もあのコラムは読んでました!

 

 

 



 

杉山:僕も読んでましたし、多分みんな同じだと思うんですけれど、内定いただいてからもシリーズは続いていましたから、ずっと追いかけ続けてました(笑)。

 

 



 

草田・増田:一緒一緒(笑)

 

 



 

 

"勝ち"を確信した一言。3人が面接時に発した言葉とは

__それは嬉しい。まさか志望動機にもつながっているなんて。



 

草田:僕も増田さんと同じようなことを思いましたね。僕の人生も、野球でとにかく積み重ねて這い上がってきたから、というところは、全く同じように「ここなら頑張りたい!頑張れる!」と確信しました。

あとはやはり僕は正直、この2人はもちろん、他のエントリーされた誰よりも取り柄がないと思っていて。じゃあ自分には何があるかと考えた時にスポーツを通して多くの人の笑顔を作りたいという熱い思いしかなかったんです。ですから面接前に提出した書類の段階で、書類審査とは別で問い合わせフォームからチームにメッセージを送ったりして。とにかくアクションを取り続けて、思いを言葉にしましたね。

 



 

杉山:僕自身はやはり横浜出身ということもあって、幼い頃からスポーツを通じて人々に生きがいを提供したいという思いがあったんです。それを、横浜に移転してきたばかりの新しいチームで一緒にできるということは非常に魅力に感じました。

その上で、リーグで経験したことをチームでこのように活用できる、1年しかVリーグでやっていないけれど、どうしてももっと横浜という街や、多くの地域の方々を笑顔にしたりとか、そういったことに挑戦できるタイミングやチャンスは、間違いなく今しかないと感じて、その思いを伝えた結果、内定をいただくことができたんです。

 

__これも参考までに、というお話なんですが、エクセレンスさん以外でどんな企業への転職を検討していたかも教えてください。



 

草田:僕の場合は、やはりスポーツチームって狭き門だと思っていたので、どうやったら入れるかを自己分析したり、業界分析したりしていたんです。その中でも比較的どのクラブも『経理』は募集している印象があって、であれば「経理」を勉強することで入れるんじゃないかと考えて、職業訓練校に行っていた側面もあります。

ただ、経理未経験でまさかプロスポーツチームに入れるとも思っていなかったので、まずは経理の勉強をしようと、大手自動車メーカーを受けて内定もいただいてました。ただ、エクセレンスから内定が出たのが本当に嬉しかったので、そこはお断りして、という流れですね。

 



 

増田:僕はスポーツ業界に絞って転職活動はしていましたが、元々プロスポーツチームを狙っていたわけではなく、探していく中でエクセレンスと出会った、という形でした。ですから他のスポーツメーカー等々受けていましたね。スポーツの量販店のEコマースの部署ですとか、某ブランドの法人営業とか……ですね。

草田さんと同じですけれど、僕も正直「書類通ればラッキー」くらいに思っていたんですよ(笑)。スポーツ業界はいたことありますが、プロスポーツチームで働いた経験はありませんでしたから。だから内定いただいた瞬間に、すぐお返事させていただいて、他の企業様にはお断りの連絡をして転職活動を終了しましたね。

 



 

杉山:僕は正直、そこまで焦って転職活動をしていなかったこともあり、応募したのもエクセレンス含めて2社だけですね。僕自身優柔不断なところもあって、なかなか応募という行動に移せず、応募自体はそのくらいだったんですが、その中でエクセレンスから内定をいただけたので嬉しかったです。ですから迷いなく入社を決めました。

 



 

憧れのプロスポーツチームに入ってみて感じたギャップ

__皆様共通して横浜への思いや、エクセレンスが置かれた状況やこれまでの取り組み等々を知った上で魅力に感じられたと思います。ただ、実際入ってみて、いい意味でも逆の意味でもギャップがあるんじゃないかなと思うのですが、その点いかがでしょう?

※草田さんは職業訓練校に通っていたため、7月からアルバイト。8月から正社員。増田さんは7月中旬入社。杉山さんは8月中旬入社。

 



 

草田:僕は7月から入社で、最初は1日2〜3時間ほどのアルバイトでした。ただその時から部署関係なくコミュニケーションは活発で、経理ではあるものの周りのみんながどんな活躍をしているか見える。本当に風通しの良い環境だと思っていて、そこはすごく良い意味でのギャップです。

もちろん経理という仕事自体は未経験になるので結構大変なことも多いんですが、それでも色々な人に相談できたり、また手を挙げれば経理以外のことにもチャレンジできるので、本当、良い印象しかないですね。

 



 

増田:僕はやっぱりお話した通り、スポーツをやってきた人だからこそ出せる空気感や雰囲気みたいなところを、エクセレンスに入って再認識できて「やっぱこの雰囲気いいな」って感じました。

言葉にすると難しいんですが、やはりB3優勝したい、B2昇格したい、もっと強くなりたいっていう気持ちがベースにある上で、各々が違う業務をしている。方向性が一緒であり、みんなの個性が混じり合ってできる良い雰囲気は、スポーツ企業でしかないものだと思うので、めちゃくちゃ毎日刺激的です。かつ自律を重んじる会社で、干渉されすぎずわからないことがあったら聞いていくスタイルなので、そこも自分にあってて、ここを選んで良かったと思います。逆の意味でのギャップはないですね。

 



 

杉山:正直にお話すると、スポーツ業界の中でもチームといえば、結構上下関係厳しいんだろうなとか、いわゆる体育会系特有のものがあると想像していたんですが、縦も横も繋がりが非常に濃くて、僕が思い込んでいたものは一瞬で消えたので良かったです。

かつ、結局残業時間とか多いんじゃないかな?って思ってたんですよ(笑)。あまり僕自身は気にしないんですが、でも本当に皆さん19時、20時になったら事務所に誰もいない状況ですから、そういう面では働きやすい環境だと思いました。逆にいうと、みんなそれくらいの時間に帰ってしまうから、どれだけコアタイムを集中して働けるかっていう、良い意味でのメリハリをつけて働けるのもポイントだと思います。

 

__まだシーズンインしていない(取材は9/16)からこそ不安もあると思うのですが、現状皆さんがどんな思いでお仕事をされているかもぜひ聞かせてください。



 

増田:僕は法人営業で、営業の経験はこれまで長くしてきたものの、有形ではなく無形の商材なので、また違った面白さを感じています。「会場の雰囲気」「熱気」とか、それをいかに伝えられるか。もちろんシーズン始まれば「観に来てください」「これですよ」って言えるんですけれど、今は中々難しい。かつ、提案の幅は無限で、お金で協賛してくださる企業様もいらっしゃれば、物で協賛してくださる企業様もいらっしゃるので、それぞれ見合った形で提案できるので、そこは非常に面白さを感じています。あとはチケット発送とか、企業PRの簡単な写真撮影等々、提案のパッケージに含まれた庶務も仕事の一部ですね。

かつ、スポンサーさんの幕の発注や、記者会見のときの皆様の名札づくり、司会進行の打合せも全部営業の役割。ですので、アポイントで1日終わるとか、そういった過ごし方は本当になくて、優先順位をつけながら、また注文の期日等々も気にしながら事務作業したりと、仕事が多岐にわたるからこそ、日々成長を実感しています。結構、1日あっと言う間に終わるので、どう中身を濃くできるかが、今の課題です。

 



 

杉山:僕は広報として、主にチームの活動の様子をTwitterやYouTubeに投稿して発信するような仕事です。チーム付きの専任の先輩広報がいるので、サポート的な関わりですが、一緒に情報発信を行っています。あとは今シーズン用のマッチデープログラム。そこに載せる内容を検討したり、HP内で発信するリリースの内容やチーム、クラブに関する情報の管理等々が役割。今はまだ選手と密にコミュニケーションを取るような仕事は少ないので、今後はもっと信頼関係を築いていきたいです。

あとはやはり関内駅でビラ配りをしていても、まだまだエクセレンスを知らない方が多いんです。「どんなチームなの?」という質問をいただくことも多いですから、もっと横浜に根差せるよう、広報としてさまざまな情報発信をして、横浜の方々の日常の中で「昨日のエクセレンスの試合観た?」という会話が生まれるようにしていきたいですね。

 



 

草田:僕は一応経理という役割で、2人と違ってバックオフィスでかつ未経験ですので、毎月の月末月初のお金の流れをしっかり把握したり、毎月の数字を見て「来年の決算数字がこれくらいになるだろう」といった予測ができるように、コツコツ学んでいっている段階です。また小さい組織で、自分としても色んなチャレンジをしたいので、総務や人事、かつイベント開催のタイミングでも、自分から積極的に手を上げてお手伝いしたりもしています。

たとえば先日、YouTube Liveで記者会見を行ったんですが「閲覧者数をもっと上げるためにどうすればいいか」「どんなアクションが必要か」という会議にも入らせていただいて、その中で発言させていただいたり。また留学経験があるので、記者会見で簡単な通訳をさせていただいたり。チャンスがあれば色んなことにチャレンジして、みんなに負けないようにスキルを付けていこうと頑張っているところですね。



 

情熱の伝え方。これから転職活動を頑張る方へ

__改めて、晴れてスポーツチームへの転職を成功された皆さん。夢を叶えた今、これからの目標についても聞かせてください。



 

増田:今シーズンに関しては絶対B2昇格。それもB3優勝で昇格できるように、営業として全面的にバックアップしていきたいと考えています。お伝えした通り、アンダードッグの精神をもって、1つ1つに情熱を持って取り組みたい。

また、今後の目標で言えば、もちろん最終的にはB1で戦うエクセレンスを見たいですし、B1で優勝、千葉ジェッツや宇都宮ブレックス等々の強豪クラブを倒す。そのためにチームに貢献したいという想いもありますが、やっぱり僕は横浜にいる以上、横浜ビー・コルセアーズとの横浜ダービーが見たい。そこで勝つエクセレンスが見たいですし、そのようにバスケで横浜をもっと盛り上げていきたいですね。

 



 

草田:増田さんと被るんですが、やはりB3優勝は今シーズン、全員が持ってる目標です。個人としては今、経営管理本部にいるんですが、やはりお金の流れからどれだけクラブを良い方向に導いていけるか等々は取り組んでいきたいです。2026年に新リーグに構成が変わることで、その時にエクセレンスがB1に居る姿を創造しながら、みんなと一緒に頑張りたい。

あとはスポーツ業界って、どうしてもブラックなイメージをお持ちの方も多いと思うんです。各クラブがスポーツを通して人々を笑顔にするというMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を持ちながらも、フロントスタッフが笑顔になれてない、苦しい想いをしている人は少なからずいる。だからこそ、Bリーグの中でも一番のバックオフィスを持つチームになりたい。ココで働く人はみんな笑顔で働いているという状況を創り出すことも、大きな目標です。

 



 

杉山:本当に成績とか結果に関する目標はお二方と一緒です。ただ、広報部という立場を考えると、チームを支えながらも皆様に認知いただけるようにコツコツ努力はしたい。やはり板橋から移転してきた2年目のチームですし、もっと横浜に根差せるように活動していきたい。先ほどの話に通ずるところがありますが、さまざまなスポーツチームが横浜にはありますが、その中でも「エクセレンスの試合観た?」とか、日常的にチームの名前が出るようにしたいです。

あとは僕自身もそうでしたが、スポーツチームをはじめスポーツ業界を目指す人はたっくさんいると思うんです。そもそもスポーツ業界が人気で、中でもチームはさらに人気だと思うので、就職したい、転職したい人に対しても「ぜひエクセレンスに入りたい!」と、もっともっと思ってもらえるようなチームにしていきたいと思っています。

 

__力強いお言葉、ありがとうございます!杉山さんのコメントにもありましたが、これからスポーツ業界を目指す方に、皆様から1つ、アドバイスではないですがメッセージを最後いただけますか?



 

増田:やっぱりスポーツって勝ち負けがあるじゃないですか。その中で、社員として働くことは、プレイヤーではないにしても、同じように「勝ちたい」とか「上を目指したい」というマインドは必要不可欠だと思います。

その年、優勝したから「はいOK!」ってクラブはなくて、次のシーズンも優勝を目指すじゃないですか。だからこそ裏方で選手たちをどうサポートして、社員(自分)にとっての「優勝」はどんな形かを考えて行動していける方であれば「じゃあ一緒に上を目指そう」って採用する側は必ずなるので、そういう想いは持っていていただきたいですし、ぜひ伝えてほしいと思います!

 



 

草田:僕が思うに「スポーツ業界に入りたい」という人は、スポーツ業界に入りたいという根本的な原体験がちゃんとあると思うんですね。ですから「なぜ入りたいか」と必ず聞かれる質問に対して、しっかり思いを言語化して挑戦することが凄く大事だと思うんです。

また、僕が珍しく何も取り得がない状態で採用いただいたんですが、やはり何か武器になるものを1つでも持っておいたほうが良いと思います。それを言葉にして、その武器を使うことで会社やクラブにどう活用できるかを、具体的に伝えられた方がいいかなと。……最後は熱量です(笑)。実際、これが一番だと思うので。

 



 

杉山:個人的には、よく募集要項に「〇〇業界の〇〇職の経験〇年以上」といった記載があると思うのですが、もちろんあるに越したことはないにせよ、実際僕がそういう経験がなくても転職できたので、100%当てはまらないから応募しない、というのは勿体ないと考えています。

「こう書いてあるけど、自分のこの経験は貴社が求めているところに該当すると思う」など、見せ方次第なところもきっとあると思いますので、興味があったら、まずは応募してみることが一番の近道かなと思います。もちろんそこには『WILL』『CAN』『MUST』って就活でもよく教わる3点を、自分の想いと共に伝えることが大事ですし、必ずその想いは面接官の方やチームに届くと思いますので!



 

【PROFILE】



 

草田 浩敬|経営管理本部

1991年生まれ・福岡県出身。プロ野球選手を目指し、慶應義塾大学進学を志すも中々上手くいかず「最短でプロになるために」と考えた結果、アメリカへ短期留学をする。留学先でマイナーリーグの試合を観た際、小さな球場でありながら多くのお客さんが笑顔になっていることを目の辺りにしたことで「たとえ選手として上手くいかなくても、スポーツ業界で自分も多くの人を笑顔にしたい」と考え、帰国後もプロ野球選手を目指し、いわゆるデュアルキャリアとして活躍を続けた。

アミューズメント企業でエンタメを学び、鉄道会社で地域密着事業について学ぶなど、最終的にスポーツ業界で働くために必要な要素を吸収。現役引退後「野球だけに縛られるのは勿体ない」と考え、さまざまなスポーツに触れていた中で、エクセレンスの求人に出会い「ココしかない」と考え、2022年7月に職業訓練校で経理を学びながらアルバイトとして働き、8月から正式に正社員となった。

九州の実家までの帰路で途中下車し、各観光地を回ることが好き。ちなみに福岡出身ということもあるが、横浜に長く居たこともあり、セ・ベイスターズ、パ・ソフトバンクが好きだそう。

 



 

増田 駿亮|営業本部:法人営業部

1993年生まれ・千葉県出身。小学校2年まで横浜・青葉区で過ごし、その後ご実家の引っ越しと共に千葉県へ。またサッカーを高いレベルでやりたいと考え、高校は長崎へ。大学卒業後は大手スポーツメーカーに入社。「雰囲気やメンバー、そして商材も大好きだった」と語る一方「どうしてもキャリアステージが不安だった」と当時を振り返ってくれた。転職したIT系の会社でも営業として数々の実績を築き上げたものの「やっぱり好きな商材、スポーツに関わる仕事がしたい」と、一度離れたからこそ痛感し、さまざまな企業を見た末にエクセレンスの求人に出会った。

「全国大会出場とか、キャプテン勤めさせていただいたとか華々しく見えますが、実際そんなことはなく、とにかく下から這い上がるサッカー人生だった」とこれまでを振り返り「エクセレンスと自分の人生が凄く似ていた」と共感したことで、思いを熱烈にPRし2022年7月中旬からジョインした。

趣味は少しずつ始めたゴルフ。また、クラフトビールが好きで、中でもIPAが好物。ちなみにJリーグだとマリノス、海外だとバルセロナファン。

 



 

杉山 優|事業本部:広報事業部

1998年生まれ、横浜市出身。幼い頃から家族でスポーツ観戦をすることが日課であり、中でもバレーボールが大好きで、自身も高校までプレイヤーとして活躍した。とかく「週末のバレーボールの試合があるから頑張れる」と、まさにスポーツを生きがいとして過ごしてきたからこそ「同じような気持ちを持っている人に、もっと魅力を伝えたい」と考え、卒業後は新卒でVリーグ機構(バレーボールリーグ)に入社。

理想を叶えた一方で、新卒1年目で入社したことによる自分の力不足や、よりお客様に近い位置でスポーツの魅力を伝えたいと考え始めていた矢先、エクセレンスの求人に出会い転職を決意。「スポーツを生きがいとしている人にも、今スポーツの魅力を知らない人にも、もっとスポーツの魅力を伝えたい」と考えたこと。また「地元である横浜に貢献したい」とアツい気持ちを伝えた結果、2022年8月から入社した。

とにかく日焼けが好き。「バスケットは室内スポーツだから白い人が多いけど、僕だけ黒いんです(笑)」と、笑いを交えて話してくれた。ちなみに東レアローズファン。

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第1位

第2位

第3位

第4位

第5位

設立年月 2016年07月
代表者 向井昇
従業員数 25
業務内容

バスケットボールクラブの運営
プロスポーツに関する興行の実施
スポーツ関連商品やグッズ、写真、映像、その他製品の企画・販売
スポーツ施設の管理運営
スポーツ選手のマネジメント
知的財産権の管理運営
広告代理店業
労働者派遣業
スポーツ教室・大会・勉強会・イベント等の開催
前各号に附帯又は関連する一切の事業

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