【水泳】飛び込みについて解説!ルールや技を紹介!0点はありえる?

編集部 スポジョバ

【水泳】飛び込みについて解説!ルールや技を紹介!0点はありえる?

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飛込競技は、入水までのわずか2秒の間に難易度の高い演技を繰り広げる競技です。

今回は、世界水泳種目・飛込競技のルールや技を紹介します!

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飛び込み種目とは?ルールは?

「飛び込み種目」とは、3mあるいは10mの高さからダイビングする種目です。跳躍から着水までわずか2秒の間にさまざまな演技を披露します。

3mはバスケットゴールの高さ、10mは3階建てのマンションと同じくらいの高さなので、とてもスリリングです。

どんな種目?

①飛び板飛び込み

 弾力性のある高さ3mの板から飛び込む種目

 助走・ハードルステップ、もしくは飛び板の先端に立って弾力を利用して跳ね上がり、空中で回転やひねりを加えて着水します。

②高飛込

 弾力性のない10mの飛込台から跳躍する種目

 助走後or飛び板の先端に立つor逆立ち姿勢から、回転やひねりを加えて着水します。

なお2020東京五輪では、3m飛板飛込、10m高飛込、シンクロダイビング3m飛板飛込、シンクロダイビング10m高飛込の競技が行われました。プールの水深は選手の安全を考慮して、5mと定められています。

採点方法

・10点満点からの減点法
・7人の審査員による0.5ポイント刻みの10点満点

【採点基準】
・踏切の方法
・回転の方向
・回転のひねりや身体の形
・入水時の水しぶき(小さい方が高評価)
*演技者2人の同調(シンクロナイズド種目)

つまり、
 ・ダイナミックかつ美しい演技
 ・いかに静かに入水するか
 ・2人のシンクロ(同調)
が評価基準になります。

では、飛び込みにはどんな技があるのでしょうか?

飛び込みの技の種類

飛び込み競技は
飛び込み時の始まり方(6群)と飛び込み時の姿勢(4型)という方法にて行われます。

6群(始まり方)

飛び込みの開始方法は6つの方法があります。

前or後ろのどちらから飛ぶかに分けられます。

宙返りやひねりの回数が多いほど得点が上がります。

【第1群:前飛び込み】(飛び板から前方に向かって踏み切り、そのまま前方に回転)

【第2群:後飛び込み】(後ろを向いて後方に回転)
前が見えないため、飛び込む際の勇気が必要な飛び込み方です。

【第3群:前逆飛び込み】(前を向いて後方に回転)

【第4群:後踏切前飛び込み】(後ろを向いて前方に回転)
後ろ向きで踏み切るため、飛び込む際の恐怖心はあります。
ですが克服さえできれば、高い点数を獲得することができます。

【第5群:捻り飛び込み】(ひねりを加える回転)
ひねりの回数が多いほど難易度が高くなるため、得点も上がっていきます。

【第6群:逆立飛び込み】(飛び板の先端で逆立ちした後に飛び込む)
腕の力だけで、踏み切らなければならないため、難易度が非常に高い飛び込み方です。
 ※高飛び込み種目のみ採用

4型(基本姿勢)

飛び込み時の基本姿勢の型は4種類あります。

【1型:伸び型】(両足を揃えて入水)

【2型:えび型】(体を腰で折り両足は伸ばしたまま)

【3型:抱え型】(宙返りに最も適した型で体を小さく丸める)

【4型:自由型】(上記の3つを組み合わせても良い)


飛び込みで0点を記録してしまうのはどんな時!?

2015年の東南アジア競技大会でフィリピン代表選手が0点の演技をして大きな話題になりました。

では、どのような演技が0点を記録するのでしょうか?

それは、完全に失敗した場合(大きく水しぶきを上げて着水)や事前に申告した演技と異なる演技を行った場合です。

競技者は競技開始の24時間前までに「競技種目申込用紙」を大会記録本部に提出しなければなりません。競技種目申込用紙には演技のプログラムが書かれており、提出後の演技の変更はできません。そのため、その日の調子に合わせて申告通りの技を行わなければ0点になることもあります。

完全に失敗したもの(Completely failed)で、五輪大会では滅多につけられることはありません。


今回は、水泳・飛び込み競技について解説しました!
2022年夏の世界水泳の正式種目なので、ぜひ注目してみてください!

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