「サッカーの延長戦って何分間?」
「どんなルールがあるの?」
「ゴールデンゴール、シルバーゴールって何?」
「サドンデスとは違うの?」
サッカーの試合を観る時に、延長戦を見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。
延長戦がどんな方式で何分間行われるのか気になりますよね。
そこで、今回はサッカーの延長戦のルール、時間、方式などを詳しく解説します!
サッカーの試合は前半45分、ハーフタイム15分、後半45分で行われ、計90分(45分ハーフ)の競技時間です。
ただ、90分間で決着がつかない場合は、延長戦が行われることもあります。
基本的に延長戦が行われるのは、トーナメント戦の時です。
つまり、引き分けがない場合です。
そのため、基本的にリーグ戦では延長戦は行われません。
W杯や五輪(オリンピック)などにおいては、同点の場合、グループステージでは引き分けとなり、決勝トーナメントでは延長戦が行われます。
また、延長戦でも決着がつかない場合は、pk戦によって勝敗を決めます。
ただ、大会によっては決勝戦でのみ延長戦が行われ、準決勝や準々決勝では延長戦を行わずすぐにpk戦が行われる場合も。
pk戦のルールは後で説明します!
では、延長戦は何分間行うのでしょうか?
延長戦は基本的に前半15分、後半15分の計30分で行われます。
ですが、前半後半の間の休憩時間はほとんどなく、前半が終わったらインターバルを挟んですぐに後半が始まります。
高校サッカーでは前半後半10分ずつの計20分で行われることが多いようです。
サッカーの試合時間について詳しく知りたい方はこちら
先述の通り、延長戦は基本的に前半15分、後半15分の計30分で行われます。
ただ、他の方式で行われていたこともあるのです。
では、延長戦のいくつかの方式を紹介します!
ゴールデンゴール方式は別名「Vゴール方式」とも呼ばれ、延長戦に突入後どちらかのチームがゴールを決めた時点で試合終了となる方式です。
シルバーゴール方式は、延長前半終了時点でどちらかのチームが勝ち越していた場合試合終了となる方式です。
そのため、延長前半の15分は必ず行われます。
また、延長前半で決着がつかず延長後半にどちらかのチームが勝ち越したとしても、その時点で試合終了にはならずに延長後半の15分は行われます。
フルタイム方式は、先述した前半後半15分ずつの計30分行われる方式です。
得点は関係なく、必ず30分間行われます。
1995年まではフルタイム方式が主流でした。
その後、Jリーグにゴールデンゴール方式が導入されると、国際的にもゴールデンゴール方式が主流となります。
2002年の日韓ワールドカップ後には、反撃の機会を設けることを目的としてシルバーゴール方式が導入されました。
しかし、延長前半だけで試合が終わることの不平等さが懸念され、2004年以降は再びフルタイム方式がとられています。
近年では、延長戦に突入したら交代枠が1枚増えるというルールも誕生しました。
延長戦では、「サドンデス」という用語が使われることもあります。
サドンデスとは、ゴールデンゴール方式(Vゴール方式)と同様で、どちらかのチームが勝ち越した時点で決着がつく方式のことです。
以前は、ゴールデンゴール方式(Vゴール方式)がサドンデスとも呼ばれていましたが、現在ではサドンデスとは呼ばれません。
なぜなら、サドンデスは英語で「sudden death」であり、「突然死」というネガティブな意味を持つからです。
ちなみに、pk戦では現在でもサドンデスという言葉が用いられています。
pk戦のルールは、各チームの選手5人ずつが交互にpkを行い、より多く得点を決めたチームが勝ちとなります。
両チームが5人ともpkを行わずに、どちらかのチームの勝利が確定した場合には、その時点で試合終了です。
ただ、両チームが5人ずつpkを終えたとしても勝敗が決まらない場合には、「サドンデス」によって勝敗を決めます。
つまり、両チームの選手1人ずつpkを行い、どちらかのチームが成功し、どちらかのチームが失敗したら試合終了となります。
pk戦は以上のようなルールで行われ、pk戦においては今も「サドンデス」という言葉が使われているのです。
今回は、サッカーの延長戦について解説しました!
延長戦はトーナメント戦で決着をつける時に用いられるのですね!
また、現在はフルタイム方式がとられているものの、様々な方式があるのです。
それぞれの方式で違った良さがあるのではないでしょうか?
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