「採用広報とはどんな目的で行うものなの?」
「採用広報で成功した施策、事例にはどんなものがあるの?」
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近年の売り手市場により激化する、採用活動。
中でも注目を集めているのが「採用広報」というものです。
そこで今回は、採用広報とはそもそも何なのか?具体的にどのような施策、手法がうまくいっているのか?事例を交えながらご紹介していきます!
採用広報とは簡単に言えば、「企業が求める人材に対して、自社を就職先、あるいは転職先に検討してもらうための広報活動」のことを指します。
求職者に対してその会社で働くことのイメージを明確に持ってもらうために、現場で働いている社員の声や、職場の雰囲気、会社の理念など企業の魅力を伝えることが採用広報の特徴です。
採用広報を実施するにあたり、企業の多くが「応募数」「採用数」の増加を目的に設定します。しかし、採用広報を行うメリットはそれだけではありません。
先程も述べたように、採用広報を積極的に行うことにより、求職者は企業の理念や会社の雰囲気を知り、そこで働く自分をより鮮明にイメージすることができます。
働くイメージが持てるからこそ入社後のミスマッチが減り、離職率が低下する。
働くイメージが湧くからこそ、内定承諾率が向上する。など様々な成果が出せるのが「採用広報」というものです。
では、実際に採用広報を行うにあたり、企業ではどのような手法が一般的なのでしょうか?
採用広報で一番大切なのが、「採用ターゲット(人物像・採用基準)」を明確にすることです。採用ターゲットによって有効な採用広報の手段は変わっていきます。
採用広報の一般的な方法として、今回は3つ取り上げます。
①オウンドメディアを使った採用広報手法
まず一つ目が、自社ホームページや採用ページなどの自社で保有しているWebメディアを活用する方法です。流入を集めるのは難しいものの、一度作ってしまえば広告費や求人掲載にコストを使わなくなるため、長期的な視点で見ると有効な手段です。
②ペイドメディアを使った採用広報手法
こちらは企業が費用を払って広告をメディアなどに掲載してもらう手法です。
テレビ・雑誌・ラジオ・新聞などの4倍体やWebメディア、Web広告、イベント出店などがここに分類されます。求職者に情報をスピーディーに届けやすいものの、費用が多くかかる、掲載期間が限られているということがデメリットとして挙げられます。
ペイドメディアを使った採用広報の中でも、「求人サイト」に掲載をしてもらうという手法は、転職や就職を視野に入れている多くのユーザーに情報を届けることができるので効果が非常に大きいです。また、最近では業界に特化した転職サイトなども多く存在するため、採用ターゲットに合わせたメディアを選定することが大切になります。
③アーンドメディアを使った採用広報手法
最後にご紹介するのが、消費者やユーザーが情報の起点となる、ブログやSNSなどを利用する手段です。
企業のファンを作ったり、ユーザーとの接点を気軽に作り出せるのがこの手法のメリットです。また、利用するのにコストが掛からないのも大きなメリットです。
社員の情報や会社の雰囲気をリアルタイムで発信するなど、運用次第では大きな効果が期待できます。
今回は採用広報で効果を出している事例として「メルカリ」と「LINE」を取り上げたいと思います。
メルカリでは、採用広報の一環として「メルカン」というメディアを自社で運営しています。
メルカリのニュースや社内で出来事、インタビュー記事などほぼ毎日のペースで更新しています。入社前にメルカリの理念や世界観を知ってもらうことで、入社後のミスマッチを防いでいます。
一方、LINEでは社員のアウトプットの思考が非常に強く、仕事に対する考え方や、業務で培ったノウハウというものを積極的にweb上に公開しています。
またLINEでは、採用に関係するイベントを多数開催しており、そのイベントでの様子も積極的に公開しています。
今回は採用活動の一環とも言える採用広報についての事例や手法について詳しく取り上げました。
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