「スキージャンプの競技はどのように誕生したの?起源を知りたい!」
「スキージャンプの歴史を知りたい!いつからオリンピックには採用されたの?」
前回はスキージャンプの用語であるK点の意味やヒルサイズとの関係性について詳しく取り上げました!
スキージャンプのK点の意味は現在と過去で異なる?ヒルサイズとの関係も紹介!
ジャンプ台と呼ばれる専用の急傾斜面を滑り降りて、その勢いを使って空中に飛び出し滑空するスキージャンプ。
今では多くの人が観戦する知名度の高い競技となりましたが、スキージャンプの起源とは何だったのでしょうか?また、どのよう歴史を辿ってオリンピック競技としても定着したのでしょうか?
スキージャンプとは飛んでいる間のフォームの美しさや飛距離を争う競技です。
ジャンパーと呼ばれるスキージャンプの選手は加速しながら急斜面を降りて、踏切台から飛び出します。
また、スキージャンプの競技は、ジャンプ台の大きさや形状、助走距離の長さ、ジャンプ台からの基準点である「K点」までの距離などによって種目が分けられています。
種目としてはK点が90mである「ノーマルヒル」、K点が120mである「ラージヒル」などがあります。
K点の説明に関してはこちらの記事にて詳しく掲載しているので、ぜひ併せてお読みください!
スキージャンプのK点の意味は現在と過去で異なる?ヒルサイズとの関係も紹介!
得点に関しては下記の4つが採点対象になります!
①飛型
②飛距離
③ウィンドファクター
④ゲートファクター
それぞれの細かい採点基準やルールに関してはこちらの記事にて詳しく取り上げているので、ぜひ併せてお読みください!
スキージャンプってどんな競技?ルールや採点基準を分かりやすく解説!
スキージャンプはノルウェーのテレマーク地方が発祥となっています。
高得点に結びつく、最も美しい着地の姿勢の事を「テレマーク姿勢」と呼ぶなど、その名残が競技にも残っています。
そんなスキージャンプの起源ですが、罪人を山から突き落とす処刑が起源とされる説もありますが、遊びから発展したという説が有力です。
1840年ごろにノルウェーで自然発生的な遊びの中からスキージャンプは誕生したと言われています。
その後、1877年にはスキージャンプが初めて競技会として開催されました。
1879年にはテレマーク地方にいた靴屋の少年ジョルジャ・ヘンメスウッドが23m飛んだという記録も残っています。
上記のようにスキーを使った遊びから自然発生して競技となったスキージャンプですが、オリンピック競技としてはどのような歴史を歩んでいるのでしょうか?
第一回冬季オリンピックである1924年シャモニー・モンブランオリンピックからオリンピック競技としてのスキージャンプが実施されました。
その後の1956年コルチナ・ダンペッツオオリンピックまでは大会ごとに異なる長さのジャンプ台で競技が行われていましたが、1960年からは80m級(のちのラージヒル)に統一。
1968年には90m級にジャンプ台の長さが統一されました。
その後の2014年ソチオリンピックでは女子・ノーマルヒルが正式種目に採用され、男女どちらも出場できる競技へと変化していきました。
2022年北京オリンピックでは混合団体が正式種目になることも決まっているため、ぜひ観戦してみてください!
今回はスキージャンプの起源と、オリンピック競技としての歴史を詳しく解説しました!
こちらの記事ではスキージャンプを始め、スキー競技の種類を一覧で紹介しているので、ぜひ併せてお読みください!
スキー競技の一覧を紹介!大きく分けて6種類も種目が存在する!?
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