横浜エクセレンス物語 vol.4|関内・関外エリア再開発という超目玉に飛び込む"余所者"

横浜エクセレンス(B3リーグ) 代表取締役社長:向井 昇

横浜エクセレンス物語 vol.4|関内・関外エリア再開発という超目玉に飛び込む"余所者"

横浜エクセレンス(B3リーグ) 代表取締役社長:向井 昇

プロバスケ『B.LEAGUE』は今、まさに戦国時代。2026年に始まる新リーグでは、これまでのように[B2]→[B1] ないしは [B1]→[B2]といった昇降格がなくなり、NPBのようにトップチームだけで構成されることになる。まさに新B1参入に向けて、B1~B3までの各クラブが群雄割拠の時代を生き残るため、バスケットボールを通じた新たな価値創出に向けて歩みを続けている。

さて、あなたはB3リーグに所属する『横浜エクセレンス』というクラブをご存知だろうか。

2012年~2021年まで『東京エクセレンス』として、東京都板橋区をホームとして活動。2021年から神奈川県横浜市に移転し名称変更したことで『横浜エクセレンス』になったクラブだ。Bリーグ創設前のNBDLで3連覇を成し遂げた注目株が、Bリーグ開幕以降に歩んできたこれまでと、2026年の新B1参入に向けた採用計画について、今回は『横浜エクセレンス』の代表取締役・向井昇氏に話を伺った。スポジョバ初の連載企画として、8週にわたり掲載する。

競技に関係なく、プロチームが本拠地を移転したケースは非常に珍しいと言えるだろう。また、クラブ存続の危機にもあったにも関わらず、全てをクリアにできたクラブの歴史は涙無くして見られないだろう。そして何より、向井氏の想いを知り、同クラブに興味を持たない人はほぼいないだろう。これはきっと、あなたの未来にも繋がる物語だ。


(取材:構成=スポジョバ編集部 小林亘)


>>>前回のvol.3はコチラ




横浜市の皆様と、横浜ビー・コルセアーズの皆様には、感謝してもしきれない。

__どれだけ探しても新B1基準の5,000席以上を確保できるアリーナが見つからない。自分たちで計画した新アリーナ計画も白紙になってしまった。って、もう苦しすぎますが、手を差し伸べてくれるところがあったんですね?





向井:2019年秋頃、新アリーナ計画が白紙になってから、また私たちはゼロからのスタートとなりました。そんなタイミングで、知人から「横浜市に2020年7月横浜武道館という収容人数3000人の会場が出来る。その後、その会場の斜め向かいに収容人数5000名の新アリーナが2024年に完成する」という情報を入手しました。

もう、これしかないなと思って、飛び込みで横浜市さんにアポイントを取って伺いました。今でこそ横浜市スポーツ振興課の方々とは本当に仲良くさせていただいてますけど、最初は「どちら様ですか?」「一体なんなんですか?」というリアクションでした(笑)


__いわゆる”余所者”として見られたでしょうし、いきなり「ホームアリーナにさせてくれ」と言われたら、さぞビックリするでしょう(笑)





向井:仰る通りです(笑)。やっぱり横浜武道館は、本当に物凄く素晴らしいアリーナで、目の前にできる新アリーナも凄いものができると。ただ、横浜市さん側からすると、関内・関外エリアの再開発という、横浜市にとっての一大ビッグプロジェクトであり、目玉だったわけです。

「このアリーナを拠点に、スポーツを通じて関内・関外エリアを盛り上げよう」という考えを持っている中で、当然「ホームアリーナとして使っていただくならこんなチームにこんな形で……」というイメージも持たれていたかと思います。それを、全くの新参者が来て「ホームアリーナとして使用させて欲しい」と言ってきた訳です(笑)。「そんな簡単に認められない」と当然最初は断られました。


__とはいえ、もうエクセレンスさんには武道館しか道はなかったわけですよね?





向井:そうです。私たちにはもう、横浜武道館しか生き残る道はありませんでした。だからこそ、何度も何度も繰り返しお時間頂戴し、お願いをさせて頂きました。奇をてらったことは、本当に何もしていないんです。単純に「私たちを横浜市に迎え入れて頂いたならば……」というお話を実直にさせて頂きました。

実は、加藤オーナーも直々に横浜市まで足を運んでくださり、実際に提案の場にもついてくださったんです。2人で一緒に真剣さや熱量を、2019年の秋からとにかく伝え続けた結果、時間はかかったんですけれど認めていただいて、2021年1月26日に移転の発表をさせていただいて、2021年7月1日から、東京エクセレンス改め『横浜エクセレンス』として、移転・活動を始めたというところです。そこに至るまで足かけ3年掛かりました。


__素敵すぎるストーリーを、本当にありがとうございます。ちなみに、やっぱり横浜に移転となると『横浜ビー・コルセアーズ』さんとの兼ね合いも気にされたのでは?と思うのですが……





向井:はい、自治体の許可を得たとしても、リーグの規約上(同じ自治体を拠点にしている)横浜ビー・コルセアーズさんの許諾を得ることが必要でした。ですので、我々としてはビー・コルセアーズさんがどう判断されるか、というのは非常に大きいところでした。

その交渉中、横浜市の方々が熱意を持ってビー・コルセアーズさんとお話くださった結果「神奈川県や横浜市のバスケットボール振興のために、一緒に盛り上げていきましょう」と、ビー・コルセアーズさんが懐の深い決断をしてくださいました。

それに関しては、本当に感謝しかございません。とにかく必死で駆け抜けてきて、お陰様でようやく、ようやく舞台を整えられ、2021-22シーズンを無事『横浜エクセレンス』という新体制で終えられたことは、私としては感慨深いものがあります。だからこそ、来シーズン以降は本気で新B1に向けて挑戦したい。もっともっと、大きな絵を描きたい。それを実現させるため、今回大々的に人を募ることにしたんです。


>>>次回『横浜から始まる、僕らの第2章に求める仲間』につづく






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プロバスケ『B.LEAGUE』は今、まさに戦国時代。2026年に始まる新リーグでは、これまでのように[B2]→[B1] ないしは [B1]→[B2]といった昇降格がなくなり、NPBのようにトップチームだけで構成されることになる。まさに新B1参入に向けて、B1~B3までの各クラブが群雄割拠の時代を生き残るため、バスケットボールを通じた新たな価値創出に向けて歩みを続けている。

さて、あなたはB3リーグに所属する『横浜エクセレンス』というクラブをご存知だろうか。

2012年~2021年まで『東京エクセレンス』として、東京都板橋区をホームとして活動。2021年から神奈川県横浜市に移転し名称変更したことで『横浜エクセレンス』になったクラブだ。Bリーグ創設前のNBDLで3連覇を成し遂げた注目株が、Bリーグ開幕以降に歩んできたこれまでと、2026年の新B1参入に向けた採用計画について、今回は『横浜エクセレンス』の代表取締役・向井昇氏に話を伺った。スポジョバ初の連載企画として、8週にわたり掲載する。

競技に関係なく、プロチームが本拠地を移転したケースは非常に珍しいと言えるだろう。また、クラブ存続の危機にもあったにも関わらず、全てをクリアにできたクラブの歴史は涙無くして見られないだろう。そして何より、向井氏の想いを知り、同クラブに興味を持たない人はほぼいないだろう。これはきっと、あなたの未来にも繋がる物語だ。


(取材:構成=スポジョバ編集部 小林亘)


>>>前回のvol.3はコチラ




横浜市の皆様と、横浜ビー・コルセアーズの皆様には、感謝してもしきれない。

__どれだけ探しても新B1基準の5,000席以上を確保できるアリーナが見つからない。自分たちで計画した新アリーナ計画も白紙になってしまった。って、もう苦しすぎますが、手を差し伸べてくれるところがあったんですね?





向井:2019年秋頃、新アリーナ計画が白紙になってから、また私たちはゼロからのスタートとなりました。そんなタイミングで、知人から「横浜市に2020年7月横浜武道館という収容人数3000人の会場が出来る。その後、その会場の斜め向かいに収容人数5000名の新アリーナが2024年に完成する」という情報を入手しました。

もう、これしかないなと思って、飛び込みで横浜市さんにアポイントを取って伺いました。今でこそ横浜市スポーツ振興課の方々とは本当に仲良くさせていただいてますけど、最初は「どちら様ですか?」「一体なんなんですか?」というリアクションでした(笑)


__いわゆる”余所者”として見られたでしょうし、いきなり「ホームアリーナにさせてくれ」と言われたら、さぞビックリするでしょう(笑)





向井:仰る通りです(笑)。やっぱり横浜武道館は、本当に物凄く素晴らしいアリーナで、目の前にできる新アリーナも凄いものができると。ただ、横浜市さん側からすると、関内・関外エリアの再開発という、横浜市にとっての一大ビッグプロジェクトであり、目玉だったわけです。

「このアリーナを拠点に、スポーツを通じて関内・関外エリアを盛り上げよう」という考えを持っている中で、当然「ホームアリーナとして使っていただくならこんなチームにこんな形で……」というイメージも持たれていたかと思います。それを、全くの新参者が来て「ホームアリーナとして使用させて欲しい」と言ってきた訳です(笑)。「そんな簡単に認められない」と当然最初は断られました。


__とはいえ、もうエクセレンスさんには武道館しか道はなかったわけですよね?





向井:そうです。私たちにはもう、横浜武道館しか生き残る道はありませんでした。だからこそ、何度も何度も繰り返しお時間頂戴し、お願いをさせて頂きました。奇をてらったことは、本当に何もしていないんです。単純に「私たちを横浜市に迎え入れて頂いたならば……」というお話を実直にさせて頂きました。

実は、加藤オーナーも直々に横浜市まで足を運んでくださり、実際に提案の場にもついてくださったんです。2人で一緒に真剣さや熱量を、2019年の秋からとにかく伝え続けた結果、時間はかかったんですけれど認めていただいて、2021年1月26日に移転の発表をさせていただいて、2021年7月1日から、東京エクセレンス改め『横浜エクセレンス』として、移転・活動を始めたというところです。そこに至るまで足かけ3年掛かりました。


__素敵すぎるストーリーを、本当にありがとうございます。ちなみに、やっぱり横浜に移転となると『横浜ビー・コルセアーズ』さんとの兼ね合いも気にされたのでは?と思うのですが……





向井:はい、自治体の許可を得たとしても、リーグの規約上(同じ自治体を拠点にしている)横浜ビー・コルセアーズさんの許諾を得ることが必要でした。ですので、我々としてはビー・コルセアーズさんがどう判断されるか、というのは非常に大きいところでした。

その交渉中、横浜市の方々が熱意を持ってビー・コルセアーズさんとお話くださった結果「神奈川県や横浜市のバスケットボール振興のために、一緒に盛り上げていきましょう」と、ビー・コルセアーズさんが懐の深い決断をしてくださいました。

それに関しては、本当に感謝しかございません。とにかく必死で駆け抜けてきて、お陰様でようやく、ようやく舞台を整えられ、2021-22シーズンを無事『横浜エクセレンス』という新体制で終えられたことは、私としては感慨深いものがあります。だからこそ、来シーズン以降は本気で新B1に向けて挑戦したい。もっともっと、大きな絵を描きたい。それを実現させるため、今回大々的に人を募ることにしたんです。


>>>次回『横浜から始まる、僕らの第2章に求める仲間』につづく






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設立年月 2016年07月
代表者 向井昇
従業員数
業務内容

バスケットボールクラブの運営
プロスポーツに関する興行の実施
スポーツ関連商品やグッズ、写真、映像、その他製品の企画・販売
スポーツ施設の管理運営
スポーツ選手のマネジメント
知的財産権の管理運営
広告代理店業
労働者派遣業
スポーツ教室・大会・勉強会・イベント等の開催
前各号に附帯又は関連する一切の事業

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