「テニスの試合で審判って何人必要?」
「テニスの試合で審判の役割って、人によって違うの?」
前回はテニス上達のために重点的に練習したいポイントや、練習のコツについて詳しく取り上げました!
テニスが上手くなるには何を練習すれば良い?重点的に練習したい3つのポイント!
テニスの試合では必ず複数の審判がいて、それぞれが試合中にコールをします。
各審判の役割や、コールを把握していないと試合の展開に追いつけないタイミングが出てきてしまいます。
そこで今回は、テニスの審判の種類やそれぞれの役割、試合中の審判のコールについても詳しく取り上げていきます!
審判とは「スポーツの試合をルールに則って厳密かつ円滑に進行・成立させる役割を担い、判定を下す人物」のことを指します。
テニスではいくつかの審判がいるので、各種類の役割を詳しく解説していきます。
①主審(チェアアンパイア)
コートのネット横に設置された審判台に座り、試合中のジャッジの全権を与えられているのが主審です。
試合進行の管理をするのが主審の主な役割。
ポイント間、チェンジコートの時間計測、ポイントをコールしたりすることが主な仕事です。イン・アウトやフットフォルトなどのジャッジにも決定権を持ちます。
②線審(ラインアンパイア)
アマチュアの試合などは主審が全てのボールのイン・アウトを判断する場合もありますが、プロの試合ではそれが難しくなるため、線審が必ず必要になります。
線審の役割は、文字通りボールのイン・アウトを判断することです。
プロテニスツアーの場合は、1試合につき最大8人の線審が判定を行います。
しかし、あくまでもイン・アウトの判定権を持っているのは主審なので、線審の判定が主審によって覆されることもあります。
③補助員
試合の進行をスムーズにするためにボールパーソンがプロの試合では配置されます。
ラリー中、コートの隅にクラウチングスタートの大勢でいる"あの人"です。
ポイント間にボールを回収してサーバー側のボールパーソンにボールを渡します。
その他にも選手にタオルやドリンクを渡したり、コートチェンジには選手のために日傘をさしたりなど、様々な仕事があります。
国籍に関係なく、どんな人がプレーをしても意味がわかるように、審判が行う判定(コール)は言葉が決められています。
それぞれのコールの種類や意味を解説していきます!
・試合開始、試合終了
試合開始の宣言は下記のように行い、マッチ数、どちらのサーブで開始するかをコールします。
「The best of 3 set match. ◯◯◯ service to play」
試合終了の際は下記のコールがされます。今の試合は◯対◯で誰が勝ちましたというのを宣言する意味になります。
「Game set won by ◯◯◯ ◯game to ◯」
・ポイントに関するコール
テニスの得点の数え方に関してはこちらにて詳細を解説しているのでぜひ併せてお読みください!
テニスの得点は「0…ラブ 15…フィフティーン 30…サーティー 40…フォーティー」のように数えます。
得点が入るとそれぞれの選手の得点を順番にコールします。
例えば得点が15対0の場合は「フィフティーン ラブ」のようにコールするのが決まりとなっています。
ただし、両者のポイントが同一だった場合は「◯◯オール」とカウント。(15対15の場合はフィフティーンオール)
また、40対40の場合のみは「デュース」とカウントを行います。
・ジャッジ
ここからは試合中のジャッジでコールされる種類を紹介します。
①イン/アウト
インの場合はコールしません(線審はジェスチャーで示します)。
ただし、アウトになった場合は「アウト」とコールします。
サーブの場合はサービスボックスの外であれば「フォルト」とコールしなければいけません。
②レット
プレーの中断を意味する「レット」はサーブがネットインした場合で、サーブをやり直す場合など、プレーをやり直すために使われます。
プレー中に他のボールが入ってくる、動物が入るなど、例外的なことが発生してプレーをやり直す場合もレットが宣言されることがあります。
今回はテニスの審判の種類とそれぞれの役割。審判のコールについても解説していきました!
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